2002年3月23〜24日:鹿児島、指宿

指宿編:3月24日」

鹿児島市内を朝9時に出発し、R225R226を通って指宿へ向かう。所要時間約1時間半。 目的は「砂風呂」である。

砂楽 指宿の駅を少々過ぎたところで左折し、海沿いの道へ出ると程なくして「砂むし会館 砂楽(左写真)」が見えてくる。建物の向こうはもう海岸になっている。駐車場は少しだけ離れたところにあり無料だった。砂風呂料金は900円。タオルは持参した方がいい。
砂風呂 いよいよ砂風呂に入る。脱衣場で浴衣一枚に着替え(もちろん下着も脱ぐ)、タオルを持って海岸の方へ向かうと、砂浜に屋根を張ったところがあり、そこには同じ浴衣を着た人たちと砂をかけるおばちゃんたちがいる(右写真)。空いたところからどんどん呼ばれていって、頭の後ろにタオルをかけた状態で砂の上に仰向けになると、おばちゃんがスコップで砂をかけていく。砂の重みがずっしり来て身動きがなかなか取れないのと砂そのものがかなり熱い。すぐに血管を通る血の脈動をはっきり感じ取れるようになる。入っている時間は約10〜15分くらいで長湯(?)はやはり良くないらしい。時計が掛けてあるので入った時間を覚えておいた方がいい(時間が来てもおばちゃんが声をかけてくれるわけではないので要注意)。上がった時にタオルを忘れて、入ってたところに行ったが見当たらなくて、「タオルを忘れちゃったんですけど...」っていうと、「肩にかかってるよ。みんなおんなじこというんだよね」って慣れた風に言われて、ちょっと恥ずかしかった(*^^*)。建物の方へ戻ると、着ていた浴衣を脱いで今度は「お湯」の温泉で砂を洗い流してすっきりする。

なんか「生き埋め」を半分経験したような複雑な気分もしないでもないけど非日常の経験ということで....


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