現在位置:ホーム > はじめてのキャンプ > 雨なのにキャンプ

雨なのにキャンプ?

せっかく予約したキャンプの日なのに天気予報は「雨(・_・、)」

そんなときのことをあれこれ書いてみました。

予約した日が雨の天気予報o(>_<)o ☆

予約を入れた日や「行こう!」と計画していた日が雨の天気予報、なんてこと結構ありますよね。 降水確率が50%以下なら決行して行っちゃいましょう。予報はずれて雨に当たらなかったり、当たってもごく少量小時間の場合が結構あります。降水確率が80%以上で注意報や警報が出そうなら、キャンセル料を払っても仕方がありません。 当日の朝の様子を見て中止しちゃったほうがいいかもしれません。そんな日にキャンプに行ってもほとんど遊ぶことも出来ないですし、最悪、危険な目に遇うかもしれません。 特に河原や湖畔のキャンプ場は注意が必要です。

日常生活では、たとえ外で仕事をされている方でも半日以上はお家や会社などの屋根の下にいます。 ですが、キャンプの場合24時間、『外』に居ることになります。当然雨に敏感になり、「雨に当たる」確率が増えるわけです。 キャンプに行く時は1日のうち数十分は雨に当たると思って雨の準備をして行きましょう。

雨の日用の装備

雨の降る確率0%でも次の装備は必ず持っていきます。

レインウエア

雨が降っていたら、これがないとタープやテントから外に出ることが出来ません。価格は概ね素材によって設定されているようです。一般的なビニール素材のものは耐水圧が低く蒸れやすいのですが、なんといってもお手ごろ価格なのが特徴です。ほかに防水透湿性素材(ゴアテックスなど)のものもあります。 こちらは「耐水圧」、「透湿性」は十分なのですが、価格はかなり跳ね上がります。洗濯を何回しても機能の劣化が少なく耐久性に優れています。蒸れないのでウインドブレーカーとしても利用できますので、お財布が許すなら防水透湿性素材(ゴアテックスなど)の製品を購入した方がいいと思います。

レインウエア

長靴

雨が降っていなくても、朝露などで芝生が濡れている時があります。長靴を履いていれば走り回っても大丈夫です。良質で高価な長靴もありますが、ごく普通の”長靴”で十分だと思います。

帽子

キャンプに行く時は持っていくと思いますが、ちょっとした雨なら帽子をかぶっているだけでぐっと不快感が少なくなります。レインウエアのフードの下に被ると視界の確保に役立ちますし、フードだけより格好いいんじゃないかな。

雨天時のサイト設営

クルマから荷物を運搬する前にタープだけ運んで立ててしまいます。テントの設置箇所が一段高くなっているところがベスト、出来るだけ雨が流れ込まないところにします。立てたタープの中に荷物をセットしていきます。テントは雨の降り具合をみて、上がった時や小雨になった時に、タープに少しかぶせて速やかに立てます。そうするとテント、タープ間の移動で濡れずに済みます。

ヘキサタープはサイドロープを出来るだけ短くして雨の進入を防ぎます。フルクローズになるスクリーンタープは隅にまで荷物を濡らさず置けるので、とても快適なのですが、生地が重く乾きづらいので、翌日天候が回復して乾かすことができなければ後がたいへんです。

雨の日のサイトの様子

雨天時のサイト撤収

荷物をタープの中にまとめて置いておいて、クルマをタープにできるだけ近づけて濡れないように積み込みます。荷物のなくなったタープの中にテントを持ってきて畳みます。(テントやタープの大きさによっては出来ない場合もあります。)最後にタープは仕方がないので、ゴミ袋か空いたクーラーボックスに入れて持ち帰ります。(家に帰ってから乾かします。)サイトの設営・撤収で活躍するのはやっぱりレインウエアです。

雨の日の過ごし方

風のない雨降りならレインウエアを着て普段と同じように過ごします。雨のトレッキングなんてちょっと違った昆虫や動物が見られるかもしれません。風を伴った強い雨なら仕方がありません。テントやタープでカードゲームでもするしかないですね。観光地や温泉が近くにあるならクルマで廻るのもひとつの手です。