乞はんに従う・・・・

平安時代末期に書かれた日本最古の庭園書『作庭記』にある言葉。簡単にいえば「庭造りの極意は、石の望んでいる通りに石を立てること」という意味であり、日本庭園のさまざまな要素 池・島・橋・前栽・石などについてのノウハウが記されており、日本の〈庭〉のもつ芸術性や精神性を語るうえでも古の時代より庭造りの基本である。

 

作庭記(さくていき)(SakuteiKi) 

寝殿造の庭園に関する意匠と施工法が記されている。
絵図は全くなく、すべて文章で書かれている。

江戸時代以前の4つの作庭書の一つ
(「作庭記」「秘本庭造伝」「山水並野形図」「嵯峨流古法秘伝書」)


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