2023年  

 

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8月


 26日【皿ヶ嶺】



 去年の今日、上林トンネル横の上林重信林道の法面に咲くソバナを見に行ったのを思い出して行く事にした。いつものように、上林林道の広い所に車を停める。ガードレールの向こうに可愛い花が咲いていたが名前は分からない。(後日、おいわさんのサイトでホドイモと分かった)10時10分、上林重信林道の鎖を越えて林道に入る。朝ドラで「ノジギク」の花が出ていた。この菊はシロヨメナ? 去年は薄紫のソバナは終わりかけていたが、今年はまだ咲いていた。


 ずっと奥の方まで伸びた林道の路肩が見える。小滝の前にオトコエシが咲いていたので撮影していると、おじさまが来て「アケボノソウ」はどれですか?と聞かれたが、ここでは見てないと答える。撮影を終えて引き返していると、オトコエシに似ているが、少し違う花(まだ蕾)があった。この事だったのかなぁ~、聞かれた時は見てなかったので仕方がない。


 ヤマジノホトトギスが咲いていた。戻る途中で、白いソバナを撮影して11時36分に車に戻った。それから畑野川登山口まで行き、車の中で弁当を食べた。
  登山口を12時2分出発。ゲンノショウコが咲いている。


 ジャガー道は雨で道の土が流れたり、草がボウボウに生えていたりして歩き難い。7月13日に見つけた目的のツチアケビは、実がウインナーのように赤くなっていた。又、横の枯れ木にはサルノコシカケが生えている。このコースは沢沿いなので、日によってサワガニを見かけられる。


 分岐を越えると、ナギナタダケがあちこちに生えはじめている。おっちゃんは、分岐辺りで下山する予定だったみたいだが、竜神平まで行く事になった。13時25分、竜神平が近づいて来ると人の声がし、見覚えのある3人組が帰り支度をしていた。愛大小屋や登山道の整備をして下さっているOさん、町内会のOさんともうひとかただった。


 今日はベンチや食台の修理をして下さったようだ。<(_ _)> 竜神平のコオニユリは大分咲いてきていた。写していると森の方から霧が流れて来て、あっと言う間に霧にまかれてしまった。14時に下山開始。


 この青いキノコは数年前にもこの辺りで見た事がある。行きには見えなかった。「このキノコは食べれるのだろうか?」には、「一度だけなら、どれも大丈夫ですよ」の名言が聞こえて来そう。


 14時40分、下山した。


 定点観測  実になり始めたアオフタバラン。


 21日【皿ヶ嶺】



 一週間に一回は歩かないとと、皿ヶ嶺に来た。10時30分、風穴の駐車場に着く。まずはトイレ裏の園地の花の観察だ。夏エビネが咲き残っている。キレンゲショウマは、先が痛んでいるが咲いていた。登山口までの道にヤマホトトギスが咲いている。ヤマジノホトトギスは、綺麗に咲いているのを見つけられなかった。



 上林森林公園の路肩や、登山道の横1メートルが刈られている。そして!! とうとう、フシグロセンノウがなくなっている。寂しい~(*_*;

 登山道にはモミジガサが咲いている。半直登コースをゆっくりと上っていると、おっちゃんが「こんな所にイワタバコが咲いている」と見つけた。さすが夏休み、降りてきた親子連れの二人とすれ違う。


 やっとのことで乗越に着き休んでいると、男性一人、女性三人が上ってきた。直ぐ後に、女性二人も上ってきた。別グループのようだ。ヘロヘロのwaiwai隊と違ってお元気だ。ここで腰かける倒木(座れるようにしてくれている)に毎年生えるキノコを写し、ミヤマウズラを見に行く。咲くのはあと少しというところか。


  単独の男性が二組、引地山の急坂コースからやってきた。引地山への分岐迂回路の少し先、木の下のベンチで弁当を食べる予定だったが、日が当たり暑そうなので、分岐の所のベンチまで戻り昼食とした。2年前までは、Nさんが草刈りをして下さっていたのだが、去年一度見かけただけで、今年は見かけないのだが、どうされているのだろうか。

 今日は、ここまでとすると言っていたのだが、弁当を食べると竜神平へ行く元気が出た。大きな面白い形のキノコを見つけた。ツルリンドウもそろそろ咲き始めている。


 このキノコは美味しいのか、かじられている。竜神平へ向かう登山道で挨拶を交わした方から、「風穴のトイレ裏で二人も蜂に刺されたので気をつけて下さい」と教えて貰った。13時30分、竜神平に到着。例年より小振りのコオニユリが咲いていた。男女の2人組と、乗越で会った女性二人組が休んでいた。周回路から、行きに会った男性と女性三人のグループが戻って来た。

 おやつのゼリーを食べると、又元気がでてきたので、周回路を廻って下山する事にした。森のほうから靄が少し流れてくる。周回路は草に覆われているが、次々に違う花の蕾があるので刈るわけにはいかない。カワラナデシコは盛りを過ぎている。


 コバノギボウシ・ヨツバヒヨドリが咲いている。13時51分、竜神平から森に入る。頂上付近から雲が降りてきている。尾根道から、風穴コースを下りていると、下の方から雷がゴロゴロと鳴っているのが聞こえる。男女二人組と前後して下りる。


 途中で見つけた、不思議な水滴、小さな花のようなキノコ。こんなのを見つけると楽しい。レイジンソウが咲き始めていた。


 15時20分、風穴の井戸には子供連れの家族が総勢8人くらいと、親子らしい女性2人が居た。風穴の井戸に来ている観光客は、たいていの人が、「皿ヶ嶺に登ったのですか?」と聞き、「はい」と言うと、感心される。誰でも登れると思うけどね。

 登山道から下の方に聞こえた雷鳴、水の元あたりから雨が降ってきて、見奈良あたりからは土砂降りとなった。


 14日【笠取山】



 沖縄を通過して遠ざかるかと思えた台風6号がUターンし、九州の南で直角に曲がり進路が日本列島に戻ってきつつあったが、九州の東を北上して朝鮮半島へと遠ざかった。次の台風7号が来るまでの中一日を大川嶺へドライブと決めた。元美川スキー場の手前の大川集落の石垣にカノコユリが咲いていた。(^^♪ スキー場の手前に、「大川嶺から奥は通行止め」の看板がある。看板が建ってからもう何年経ったのだろうか?早く通行出来るようにして貰いたいものだ。4WDの大型車が来たので追い抜いてもらう。看板の所にはXトレイルが停まっていて、道路の確認をしているようだ。どちらの車も県外ナンバーだ。

 5月19日にミツバツツジの撮影に来た時に、笠取山の登山口がある駐車場へ行こうとしたが、道路脇の雑木や草が生い茂り、車にバシバシ当たるので行くのを止めたのだった。いつまで経っても整理をしてくれないのなら、少々車に傷がついても仕方がないと道路に入る。

 2015年8月5日に【朝方のオジサンに挨拶すると『町からの依頼で・・』除草作業ををしている云々・・・、その後、10分近く話しは終わらなかった。】と書いている。この時は町が雇っているおじさんが居たのだが、今はもういないのか・・・。ここは、ミツバツツジの群落があり観光地にもなっているのに、道に被さる灌木や草の整理はしないのかな~。

 11時27分、駐車場に到着。車から降りると、外は強い風が吹いていた。追い越して行った大型の4WD車から男女4人が降りてどうしたものかと相談しているようだ。その隣のXトレイルの男性は登山の準備をしているようだ。もう一台、端に停めている車の男性は、アンテナを組み立てている。アマチュア無線でもしているのだろうか?


 waiwai隊は予定通りに笠取山へ行き、少し先のブナ林まで歩く予定だ。11時37分、10分で笠取山へ到着。風が吹き渡り、暑さを忘れさせてくれる。珍しく、おっちゃんと互いに写真を撮り合った。笠取山からは、ずんずん降りる。←水無林道登山口・→笠取山頂上の標識が新しく立っていた。


 途中で尾根への道とブナ林の間の道に分かれるがブナ林の間の道を歩く。枝が登山道に被さっている所は屈むのだが、こういう所では大体思ったより屈み方が少なくて頭を打ってしまう。(>_<) 11時51分にブナ林に着き弁当を食べる。


 ブナの写真を写していると、駐車場で登山の支度をしていた男性がやってきた。おっちゃんがいろいろ案内している。後でおっちゃんから話を聞くと、その男性は<水無山>へと行くと言って居たそうだ。尾根からは、かいなぎ山方面がよく見えている。帰路は、尾根づたいにと歩き始めるが、笹に覆われて道がなくなっている。雨がぼつぼつと降ってきたがたいしたことはない。


 久しぶりの藪漕ぎになってしまったな~。13時35分、笠取山に着いた。駐車場には、我が車と、水無山に行った男性の車だけになっていた。


 道端にシコクフウロがたくさん咲いている。花びらが5弁のや、ギザギザになっているのや、白いの等、いろいろ変わったのがある。 コオニユリもたくさん咲いていた。国道まで降りると、台風の影響でお盆の帰省客の車が減ったとは言え、普段より多かった。


 4日【皿ヶ嶺】



 酷暑で、不要不急の外出は控えるようにとの事だ。それ程の暑さなので、先月の19日に皿ヶ嶺に行ったっきりなのだ。ゴミ出しに行ったおっちゃんが、町内のOさんから皿ヶ嶺の情報を聞いたので久しぶりに行く事になった。朝は遅いwaiwai隊なので、帰りが夕方になっても良い。某移動スーパー『おまかせくん』が来て、弁当を買い出掛ける。12時、風穴の駐車場に着き車の中で弁当を食べる。あまり車は停まっていない。トイレ裏の園地にオミナエシ・キレンゲショウマが咲いていた。オオキツネノカミソリが咲いていると言う事なので、駐車場の端から遊歩道を歩く。ギンバイソウやクサアジサイの間に赤い実を付けたトチバニンジンがある。向こうから1人の高齢の女性が来て、「ピンクの花が咲いているとの事で来たのですが、ありましたか?」と聞かれたので、「ピンクと言えば、クサアジサイが咲いていますよ」と答えると、それじゃないとの事。何か咲いた花の下辺り?に珍しいピンクの花が・・・と言うので、トチバニンジンの実が落ちた後の茎?が赤いのならありましたよと案内した。訳が分からない話しだけどね。


 遊歩道を上がって、風穴コースに合流する。先を行く子供の声がする。トチバニンジン・ウバユリ・ハガクレツリフネ・クサアジサイ等が咲いている。


 ウバユリは、【花が咲く頃、茎の一番下側につく葉が枯れている。これを歯[葉]の少ない❝姥❞に見立てて、ウバユリ】と、山渓名前図鑑(野草の名前)に載っている。ふと見えたウバユリの花だが、花の間から奥に見えたおしべが姥の歯に見えた。

 登山道には、イワタバコ・アオホオズキ・ノギランが咲いていた。ヨッツベンチの所で、女の子、男の子連れの女性が休んでいた。


 14時17分、竜神平に到着。それにしてもここまでは暑かったな~! ベンチで座っていると、風が吹き渡り涼しかった。さっきの子供連れが休んでいた。周回路に行ってみると、ツリガネニンジン・カワラナデシコが咲いていた。



 湿原には、コバノギボウシ・ヌマトラノオが咲いていた。子供達に、いろいろ花が咲いているよと連れて行ってあげた。 
 15時38分、ヨッツベンチで休む。このヨッツベンチ、土が流れて高下駄のようになってきていて、このままだと足が届かなくなるんじゃないかと思っていたのだが、木で土止めがされていて新たに土を入れてある。良く整備して下さる方がいるもんだな~有難い。


 16時10分、風穴に到着。涼しい風が嬉しい。フシグロセンノウは、少なくなってしまっている。これから少しは持ち直すかな。

 定点観測  オオキツネノカミソリ・咲き始めたアオフタバラン。