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11月


 23日【皿ヶ嶺】
 20日の内科クリニックの診察の時、少し体重が減っていたのに気を良くして、やっぱり少しでも山歩きをしないとと出掛ける。


 おっちゃんが台風21号の後、上林峠までのコースを歩いてないと言うので水の元から天狗の庭経由で上る事になる。10時50分、出発。水の元には水汲みの人と、あと二台が停まっていた。トイレに冬期の注意書きが掲示されているが、まだ使用できた。水の元のモミジは色も褪せ、落葉している。天狗の庭は、殆どの葉が落ちている。去年、根が剥がれて倒れた岩を抱いていた木の上部は、半分根が地面にあるので今年も葉がついていたのだ。


 周囲の木も次々に倒れて来ている。さすがに、こちらの登山道の倒木は、風穴コースのようには整備されていない。


 ミツバツツジの紅葉がまだ残っている。11時30分、上林トンネルの横に上ると、工事現場の機材が片付けられていて峠への道の向こう側にフォークリフトが残っている。工事期間は、来年の2月までと思っていたのだが・・。私はなるべくならこの道は歩きたくないのだが、おっちゃんがどうしても台風21号の影響を確認したいと言うので来たのだ。


 ボランティアの方か、営林署か、通りやすく整備されていた。それでもこの道は好きではないんだけどね。上林峠が近づいてくると、ゴーと風が吹いてきて相当寒い。11時54分、上林トンネル付近、階段状の上部のブナが音を立てて揺れている。おっちゃんが、今日は止めるかといつになく弱気だ。「トンネルを歩いても風が寒いしな〜」と言いながらドコモの点検道路に下りる頃には風もなくなり、「畑の川登山口まで上林林道を歩いて上ろう」と、おっちゃんは元気が出て来て予定を変更した。トンネル12時5分、登山口12時18分。こちらの木々も葉が落ちてしまい冬枯れの様相だ。このピンクのテープ、植林の木を所々囲んでいるのだが、何かの調査だろうか。


 13時、竜神平に到着。二ヶ所のベンチで食事をしている。この寒いのに愛大小屋に入らないという事は満員なのか・・・と思ったが入ってみる。食卓は4人が座っているだけなので相席させて貰う事にして座ってビックリ!、ロフトに10人くらい若者が休んでいた。ロフト下にも女性が2人いる。職場の仲間と言う事だが、山は初心者のような女性がほとんどのグループだ。賑やかで楽しそうだ。食卓にいる男性(1人は子供連れ)2人がリーダーのようだ。日曜日に下から見えた霧氷の話をしたら、若い女性2人は見たことがないので見たいな〜と言っていた。その15名ほどの団体が下山した後で、ロフト下で休んでいた女性2人と少々話す。ブナの木を見たいというので一緒に来たとの事。おやつのパンを頂いた。食事を終え13時35分に竜神平を後にする。尾根筋は相変わらず風が吹いて寒い。


 いつものようにベンチの所の枯木を写して淡々と下りる。この辺りのスズタケは、枯れ色なので余計に哀れな景色に見える。14時10分、風穴に着く。風穴の前にある休憩所で休んでいる人の声がする。駐車場には、まだ5、6台車が停まっていた。14時25分、水の元に下山したが、waiwai隊の車だけが待っている。いつものコーヒーは寒いので止めた。祝日だからか、上林林道をこの時間からでも次々に上ってくる車と離合した。



 18日【秋の紅葉巡り】
 山の紅葉は終わったので、そろそろ里の紅葉かと大洲方面の紅葉の撮影に行った。

稲荷山


 まず、稲荷山へ。初めてなので、どんな所かとか分からない。駐車場までに見えるモミジが紅葉しているように見えないので、駐車場料金回収員(おじ様が3人)に、「紅葉していますか?」と聞くと、「いろいろだが、3000本あるのでね、今までに文句はない」との事だ。駐車料金300円を払って公園へ。土曜日なのに車が少ない。雨上がりなのだが暗く靄が出ている。7、8人の団体が来ていた。時々、観光客も来るが2、3人連れが5組くらいか。私もせっかくカメラを持って来たので、少しは写した。


如法寺

    
 ニュースで、如法寺の紅葉の落葉が綺麗と放送していたので行ってみる気持ちになった。まだ紅葉には早いのか、境内の一本が紅くなっているだけだ。写していると、ビデオを回している女性が1人来て、「ここは、一般の人のお墓はないのですか?」と尋ねられた。「大洲藩主のお墓はあるようですが」とおっちゃんが答えている。参道の階段に落ち葉が積もった写真を放送していたのだが、まだのようだ。


白滝

   
 愛媛に来て40年にもなるのに白滝に来た事はなかった。県道24号線で近くは通り、標識などで知ってはいても立ち寄る事はなかった。今回は、帰り道なので寄ってみた。大洲方面から入る標識を見落として少し通り過ぎてから右折すれば行ける筈と信号を右折する。商店街のカラー舗装を走るがなかなか入口がないので、店の前に人がいたので尋ねる。すぐ先を左折と教えて貰い左折する。

 奥に駐車場があったので駐車。錦橋を渡り、見返り橋を渡ると水車小屋がある。今日は動いてないようだ。そのまま進むと豪快な滝が見えてきた。雌滝のようだ。上に人が見える。あんな所まで遊歩道があるのか、驚き。ずっと遊歩道は続き、野口雨情の句碑まで上がる。滝壺へ下りる階段を下りて滝壺を覗く。夢わらべが至る所においてあり癒される。


 白山権現はやめて、まだ上に行く遊歩道は続いていたが、今回はここまでとした。下りは、もみぢ庵にも回り下りた。登る時は気付かない絶景もある。おっちゃんが写しているのをタブレットで撮影。その横がおっちゃんが撮った画像。いや〜、それにしても、よくもこんな遊歩道付けたな〜。又、新緑の時にでも来たいものだ。


 16日【皿ヶ嶺】
 明日以降天気が崩れるとの事で、その前に皿ヶ嶺に行く事になった。


 上林林道へ入ったすぐ先のカーブの所の、イチョウが色づいていて見頃だ。10時26分、風穴の駐車場に着く。ドウダンツツジに太陽が当たり真っ赤に見える。準備をして紅葉の木や紫陽花が植わっている方から歩き、10時41分に登山道に入る。


 登山道の木々はすっかり葉を落としている。下りて来た方によると、竜神平の愛大小屋前の温度計は1度だったそうだ。10時57分直登コースに入る。直ぐに単独の男性に追いつかれた。11時13分、のっこしに到着すると、またまた単独の男性が着いた。この前の台風の被害などの雑談に花が咲く。クマガイソウの自生地に倒れ込んだ木、来年も咲いてくれるかな〜。


 引地山コースの方へ少し上がり、尾根道を十字峠方面へ。先程の男性は引地山方面へ行かれたようだ。途中のススキと赤い実を写す。11時50分、分岐を十字峠へ。倒れてしまったヒノキはそのままだった。単独の男性が1人、また一人と行った。頂上から、「六部堂から上がってきました、大変だった」と6人くらいの登山者が下りてきた。と言う事は、六部堂越えコースを来たのだろうか。

  
 3枚の画像をパノラマ写真に繋げてみた。


 12時21分、頂上に到着。単独男性が3人それぞれに食事中だ。おっちゃんが、「今日は単独のじいさんばっかりやな〜」と言う。私は?と思っていると、女性3人が上ってきた。
 頂上にいた男性が、「石鎚山が見えるようにブナを切ってくれたんですかねぇ、よかった!」というので、台風21号で倒れた話をしたのだが、そんな風に考えるなんて。そして、頂上にやぐらを組んだらいいのにとも言っていた。いろんな考えを持っている人がいるものだ。竜神平に下りる途中の倒木はまだ登山道を塞いだままだが、くぐり易いので大丈夫だ。


 13時14分、竜神平に下りたが誰もいない。愛大小屋の温度計は本当に1度だった。


 森のフラダンサー、その横のブナの先に日が当たり残った葉にはまだ色が残っている。いつもの枯木を写して淡々と下りる。


 このコースで、ボランティアの方が通れるように切って下さっていたのだが、唯一残っていた倒木が整理されて登山道を通れるようになっていた。(左の画像が今回、真ん中の画像が6日にはまだ登山道を塞いでいた倒木と根)


 雪が降れば白蛇に見える倒木の上の木に絡まったカラスウリを写す。葉が落ちたのでよく見えるようになった。


 14時5分に風穴の井戸に下山。ヘリコプター広場に寄る。ボタンヅルの綿毛が逆光に映えて綺麗だった。


 9日【皿ヶ嶺】
 6日におっちゃんの靴底がベロっと剥げたので、昨日アウトドアショップで買って来た。履き心地を試してみないとと決めた。


 上林林道南口から上林峠経由で登ろうと10時40分にトンネル口の少し先の広場に車を停める。登山口を10時54分に通過。ふと見上げると、カエデが真っ赤だ。


 上林峠のベンチで休んでいる男性二人が「こんにちは!」と挨拶してくれる。仕事服に地下足袋だ。「お仕事ですか?」と聞くと、松山営林署の方で登山道を調査に来たとの事。先日の台風被害の調査のようだ。まだ倒木の根が登山道を塞いでいるのを謝っていた。11時4分、上林峠を出発、20分くらいで尾根道に上る。笹の種類が違うのか、笹の丈が谷側が高い所をおっちゃんが写している。分岐を竜神平へ向かい、紅葉が散っているかどうか行ってみるが、大したことないので引き返す。11時42分、分岐に戻り風穴方面へ。


 途中でブナの黄葉は何時が最盛期かと男女二人の登山者に聞かれたが、6日に来た時には良い所もあったと答え、時期は年によっても違うし上手く答えられなかった。それでも、時々日が射してくると、綺麗に残っている木もある。カメラを持ってきたので、2ヶ所で撮影した。12時25分、愛大小屋を覗くと先客がいて、話をしながら弁当を食べる。12時56分、竜神平を後に頂上へ向かう。


 途中で、ブナが倒れて登山道を塞いでいる所に来た。あれ〜??10月25日に通った時に、こんなに倒れていたかな〜? くぐり抜けて頂上へ向かう。帰って画像を見比べてみると、やっぱり25日の(一枚目)左画像と、今日の(二枚目)真ん中画像と明らかに違う。昨日の雨で更に崩れて来たのだろう。


 頂上直下の大ブナが倒れた所で、ブナの根元を見るとメリメリッと折れた後が痛々しい。私もカメラを出して写した。その間、頂上で休んでいた初心者の単独男性と、おっちゃんは話していた。若い女性二人も休んでいた。14時、畑の川へ下りる。ここまでの登山道の折れ枝や風で飛んだ葉は、落ち葉のように枯れて登山道に馴染んでいたが、杉の落ちた葉は枯れもせず青々としていて、油断していると登山道を外してしまう。


 自然林になると、落ち葉で登山道の岩が見えず歩きにくい。15時、畑の川登山口に下山。15時13分、上林林道を歩き車に戻った。台風21号の風で倒れたカーブミラーはまだそのままだ。水の元でコーヒーを飲んで帰路に着いた。



 6日【皿ヶ嶺】
 連休中は良い天気だったが、人混みが嫌いなwaiwai隊は家に居た。今日も朝から青空の良い天気なので皿ヶ嶺のブナの黄葉を見に出掛けた。


 ノンビリと楽しむつもりなのでゆっくり家を出て(いつもの事だけど)11時30分に風穴の駐車場に着く。4、5台しか車は停まっていない。台風21号の影響で倒れた木の根が登山道を塞いでいる所は、まだ片付けてなくて根にロープを付けてくれてあるが、斜面は滑りやすい。


 12時12分、ベンチに到着。枯れ木に着いているニシキギ(?)が紅葉している。ブナの黄葉に日が当たり黄金色だ。


 私はカメラを持って来てないのでタブレットで写す。丁度、この辺りのブナの黄葉が綺麗だ。


 竜神平までに、下山中の方7人くらいとすれ違う。12時38分、竜神平に到着。ポカポカと暖かいのでベンチで昼食をとる。単独の男性が頂上から下りてきた。Iさんが来て、おっちゃんが「久し振りですね」と声をかけ挨拶を交わす。頂上の方へ向かわれた。13時、竜神平周回路を反時計回りに風穴へ戻る事にする。竜神さんの所のマユミは少しは実がなっているが、まばらだ。去年は、どの木にも実が付いていなかったので、少しずつ回復するのだろう。大自然は、園芸種のハウス栽培とは違うんだなあ〜。竜神平の木橋の手前のマユミの実が弾けている。ピンクの四角い果実と思っていたのだが、中から赤い実が4個くらい出て来ている。こんなになっているのは初めて見た。


 尾根道までの登山道から新たに倒れた木が見える。たいていは、ツルアジサイが巻き付いている木が多いのは弱っている木だからなのかな〜。ウリハカエデの紅葉はまだ見える。

     
 尾根のブナ林の黄葉は、終わっているのもあり、真っ盛りのもあり。写真集22頁のブナの黄葉を撮ろうと来てもいつも空振りだったのだが、今年は真っ盛りだ。あ〜あ、こんな時に限ってカメラを持ってきてないのだ・・・。ブナが折れているのと、スズタケが枯れたのと、向うのブナに日が当たって金色なのが象徴的だと撮ってみた。


 同じ場所でも、往きと帰りで日の当たり具合が変わり、綺麗だったな〜。おっちゃんの靴底がペロッと剥げてしまった。おっちゃんは靴が長持ちする、私と同じ時に買ったのに私は既に2足買い換えているのだ。歩き方なのか、体重が軽いからなのか・・・。靴ひもなどで応急処置をして下りる。ベンチを13時50分に通過。


 冬、雪が降れば現れる白蛇の枯木も大分朽ちてきたな〜。手前の木にカラスウリ(?)がぶら下がっているのが見えた。風穴の駐車場に14時25分に戻り、ベンチでコーヒーを飲んでいると風穴見物に来た人が現れた。夏場と違って、今の時期では珍しい。この時間になれば登山者はもう来ない。帰路、何台かすれ違ったが、この時間にどこまで行くのだろうか。


 2日【皿ヶ嶺】
 おっちゃんの市の健康診断の結果は、中性脂肪と、LDLコレステロールが高いだけで、他は良好だった。主治医からは、肉を食べて太れと言われているので最近はお腹も出てきているのでそんな事だろうと思っていた。私と同じなので運動をしないとと、天狗の庭に行く事になった。


 水の元には車二台、バイク一台が停まっている。コンビニで買った弁当を、水の元で食べて、12時35分に出発。カメラにフイルムが残っているので、重いカメラと三脚を持ってきた。少し行くと、カメラを持った男性が下りてきた。登山道は他と同じく、台風21号の影響で杉の枝や葉で覆われている。高度が低いので木は倒れてないと思っていたのだが、自然林に入る手前まで来て、植林の木が倒れ込んでいるのが目に入った。


 天狗の庭の紅葉はまだ始まったばかりのようだ。花と言えば、トリカブトが少し残っているだけだ。私が定点で写している木を写している間に、おっちゃんが先に行って戻ってきた。大木が倒れているとの事だ。


 あ〜! 何てことなの! 根元が黒くなっている大木が折れて登山道を塞いでいるじゃ〜ないの!


 そこら辺の左手の木々もあっちもこっちも倒れているのが見える。登山道に転がってきているこの岩は、どこから落ちて来たんだろうか、大風が吹いたので岩が転げて来ることなんてあるのだろうか。14時11分、上林トンネル横の林道に上る。工事の音がして、林道の奥でフォークリフトが動いていた。滝はどうなっているのかと歩を進めると、大きなブナが落ちてきているのが見えた。そして、滝の手前を塞いでいる。


 あ〜あ、これこそ自然と言ってしまえば、それまでだけど・・・。ここでもカメラを出したので、思いがけず時間を潰してしまった。上林トンネル横の林道を通り、上林林道を歩き水の元に下りる予定だったが、ピストンで帰る事にした。何枚か残っていたフイルムを使い切って、15時21分に水の元に戻った。