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 14日【皿ヶ嶺】
 11日に下山した時に風穴の駐車場でおっちゃんが車の中を探して「帽子がないな〜」と言っている。よ〜く聞いてみると、帽子がないな〜と登り始めて気が付いたとの事。家にあるかと帰って探すもない。ふと、4日に竜神平に行った時に急な雨で愛大小屋でお昼を食べた時に帽子を置き忘れたんじゃないかなと思いつく。近いうちに行ってみようと思っていたので、今回は小屋を覗いてみることに決めた。

  
 月曜日なのだが、お盆で帰省中の観光客が多い。10時15分、風穴の駐車場着。風穴のフシグロセンノウは無事だ。

  
 イワタバコを写してっと、ヤマボウシの実も写してねとおっちゃんに言う。笹が枯れて見通しが良い。


 11時、ベンチで休憩。ここまでは風もなく蒸し暑い。 11時16分、竜神平着。早速、愛大小屋へ入り、無事に帽子を見つける。よかったな〜。(^_^) 昼食には早いのでゼリーを食べる。

 
 コオニユリはまだ蕾だ。男性がヒオウギを写している。夏は、ここで昼食を食べて竜神平を周回して帰る事が多いのだが、今日は先におやつにしたので頂上に行く事にした。11時30分、頂上に向かう。

  
 小さなキノコや、ナギナタタケが出かけている。おっちゃんは笹の植生が気になるようだ。上林側の背の高い笹は軒並み枯れているのだが、背の低い笹は青々と葉を出している。

  
 12時2分、頂上到着。おっちゃんはベンチの虫の撮影に忙しい。木の陰は涼しいのだが、スズメバチが偵察に来たので早々に立ち去る。十字峠経由でもう一度竜神平に行く事にした。明るくなった道にヤマジノホトトギスがたくさん咲いていた。

 12時42分、竜神平に再度到着。ここもスズメバチが来るので愛大小屋をお借りした。今の時期、ハチがウロチョロしているので、休む場所に注意が必要だ。

   
 食事後は、早く下りても人が多いので、外で暫く過ごす。反時計回りに周回路を行って上林峠経由でトンネル北口から上林林道を歩き風穴に下りることにして、13時11分出発。周回路にはカワラナデシコやツリガネニンジン、サワヒヨドリ、コバノギボウシ等が咲いている。


 13時17分、竜神平に別れをつげ、春先に枯れて梅雨の時期に新芽が出た青々と茂って来た笹原を歩く。縦走路の分岐を上林峠方面へ、13時52分峠に到着。

  
 トンネル横の林道方面に下りて行くと、ここの背の高い笹も枯れている。お地蔵さんに手を合わせ進む。ロープの張られた所は水が流れているが、岩はしっかりしているので大丈夫。登山道から岩に足を延ばすのが土がざらざらしていて少し気持ち悪いけどね。

  
 また工事が始まっていてワイヤーが張られている。先の工事の際は登山道の下から張られていたワイヤーも、今回は登山道を横切って作られていた。一応、通るのには邪魔にならないように設置されていた。間伐の作業のようだが、搬出が始まるとトラックが出入りし始めるので、林道を走る際には注意が必要だろう。


 トンネル横の林道にはソバナが咲いている。小さなキノコがびっしりと出来ている横にラッキョウのようなものが出来ているが何かな〜。14時23分、上林トンネル北口を通過。林道歩き20分で風穴の駐車場に戻る。最近のwaiwai隊にしては大分歩いた。


 11日【皿ヶ嶺】
 今日は山の日だ。最近はアルプスはおろか、石鎚山に登るのにも気力がいる。皿ヶ嶺も夏場の水の元のそうめん流しの為に、帰りの上林林道の離合・混雑を考えると億劫になる。そうだ! 早めに皿ヶ嶺に登り、下山後に畑の川方面に下りて、案内が来ていた 道の駅さんさんパネル展示「久万高原発掘2017」を見て、国道33号線経由で帰るという案はどうだろうとおっちゃんに提案する。

  
 早めに家を出たのに、上林林道を3台続けて走るようになる。9時55分風穴に到着。駐車場にはたくさんの車が停まっていて、点呼しているグループもある。風穴の草刈り前にフシグロセンノウに木の枝を立てて紐を結んでくれていたので刈られずに済んだのだが、なぜか木の枝が抜かれてフシグロセンノウが地面に広がったようになっている。くいを立てる人もいれば、抜く人もいて、なかなか色々な考えの人がいて大変だ。去年はずっとそのままだったのでこの株も残っているのだが・・・。登山道脇のニシノヤマタイニンガサの花が咲いている。


 先行していたおば様二人連れが「お先にどうぞ」と言われるので行こうとした場所にイワタバコが咲いていたので、「イワタバコは見られましたか?」と尋ねると「どれ? 帰りに見えるか・・」と言っている。おしゃべりしながらなので見えなかったのか。すぐ先には、クサアジサイが咲き出してきている。

  
 先ごろもTV局が取材に来ていた、60年ぶりに花が咲いた笹が枯れている。新しく花芽らしきものが出ているので咲くかどうか今度観察することにしよう。このコースは風が吹かないので暑いが、ベンチまで来ると少しは涼しい風が吹いてくる。


 竜神平から袋を持った団体が十字峠方面へ行くのとすれ違う。ゴミを拾って下さっているようだ。「ありがとうございます、ご苦労様」と声をかける。ほんとうに有難い事だ。11時に竜神平に到着。やっぱり、ここは涼しい〜。ベンチで少し休んでお昼を食べる。皿ヶ嶺のマドンナのNさんと久し振りにお話しする。


 このベンチの場所は時々ハチが纏わりついて来る。近くに巣があるのだろう。少し早い昼食で、11時50分過ぎに反時計回りに周回路を歩いて下山する事にした。

  
 登山道に白い花びらが落ちているので上を見上げるとリョウブの花が咲いていた。ベンチで少し休んで13時過ぎに風穴に着く。井戸のベンチで少し涼んでゼリーを食べる。やはり夏休み中なので家族連れが多い。、小さい子供達は岩の間を上へ上へと上るが、下りる時になって下りられず親を呼んでいる。


 青いケシも少ししか咲かなくなった。誰が置いたか、冷気の吹き出し口の温度・湿度計が9.6℃・86%となっている。帰り支度をして予定通りに 道の駅さんさんパネル展示「久万高原発掘2017」に寄り、道の駅で野菜などを買って帰った。


 4日【皿ヶ嶺】
 夏の皿ヶ嶺には登山口までの上林林道でそうめん流しに来る観光客の車が多い(林道を走るのに慣れてない)ので、敬遠したいのだが、かと言って他に適当な山を思いつかない・・・、それで又皿ヶ嶺になった。

   
 いつもより早めに家を出たのだが、それでも早めに皿ヶ嶺から下りてきた車とすれ違う。水の元には既にたくさん車が停まっていて、そうめん流しが始まるのを待っている。今日は暑いので、久々に畑の川からの沢コースに決める。10時に登山口を出発。途中、心なしか笹が薄くなっている感じなのは気のせいか、下の沢が良く見える場所もある。


 沢を横切る場所、この沢の水流は普通の流れだ。風穴コースより、やはり涼しいようだ。10時32分、分岐を頂上に向かう。沢のオタカラコウはまだ花芽も立ち上がっていない。

  
 植林帯から自然林になり、11時11分に頂上に着く。誰もいないのは珍しい。今年は梨の実がたくさんなっている。頂上脇の木陰になっているベンチで少し休んで、十字峠経由で竜神平に下りる事にする。


 登山道にハンカイソウが一株咲いている。すぐ先で、おっちゃんが今年初めて咲いているのを見たとヤマジノホトトギスを写している。霧のような雨が身体に当たり気持ちが良い。


 11時30分、間伐ですっかり明るくなった十字峠を通過。 11時40分、竜神平が近づいて来ると登山者の声が聞こえる。雨がパラパラと降ってきたので愛大小屋を借りる事にする。風が入らないので暑く感じ、私は外で食べる事にした。雨はもう上がっていた。祖母と孫の二人連れが夏休みの自由研究のネタはないかと探しているのだが、なかなか見つからないようだ。そのうちにスズメバチが周りをブンブン飛んで気持ちが悪いので下山する事にした。


 分岐を12時18分に通過。12時41分、登山口に戻る。水場で靴を洗って、トンネルを抜けると見覚えのある青いマーカーがある。去年の8月1日(2013年は8月5日直登コース)に風穴コースで見た。今年は、林道なんだ・・・、既に薬入りのインサートカップはなかった。駐車場の端の広っぱにアサギマダラが来ているかと見に行ったが、例年より少ないようだ。