このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。
6月の2
29日【陳ケ森】
午後、百合のロケハンに出掛ける。上林林道は濃い霧に包まれている。もう少しで咲きそうな百合があるが、明日から2日まで奈良の写真クラブの写真展に出掛けるので見れないな〜。他は、まだ蕾が小さい、今年は春の花から開花が大体が遅れているな〜。
26日【皿ヶ嶺】
そろそろ百合が咲いているかな〜と、重いカメラを担いで皿ヶ嶺に登る事にした。
下の駐車場に10時到着、梅雨の月曜日だからか一台も停まっていない。上の駐車場に停める。10時20分、登山口を出発する。
雨上がりと言う事でアカハライモリがあちこちに出て来ている。ハシリドコロの葉は黄色くなって間もなく消えるのだろう。おっちゃんも、今日は風がないので、モミジウリノキの花が写せている。
のっこしに11時13分に着き休憩。百合は、一つは散り、もう一つの花は風雨で折れたのかつっかい棒で止めてある。もう一つは蕾だ。これでは写せないな〜。アカショウマが咲いている。
春にイワカガミの咲く所の岩で休憩。11時32分十字峠を頂上に向かう。つい先日まではこの辺りは薄暗かったが、随分と様変わりしてしまった。そんな中、ギンリョウソウが咲いている。
頂上が近づいて来ると、ヤマツツジが咲いて明るい感じだ。今年は花芽がたくさん付いているようだ。12時10分、頂上に着く。ここにあるヤマツツジは満開だった。
ウメモドキ?の蕾がびっしりついている。コナスビもベンチ横に咲いていた。誰もいない頂上は珍しい、弁当を食べている間にも誰も来ない。
13時20分、竜神平に着く。ご家族3人がベンチで昼食中だった。すれ違いに登山口に車で来た方たちだ。高齢のご婦人が飴を下さる。waiwai隊は、いつものように反時計回りに周回路を歩く。ツルアジサイを写そうと霧が来るのを待っていたのだが、来ないので撮るのを止めたら不思議にくるのよねぇ〜。
霧が流れてきて撮ろうとするが、カメラを出しているうちに消えてしまうし・・・。こういう時は、デジカメの手持ちはいいなぁ〜。分岐の手前のヤマツツジは今年も満開で楽しませてくれた。
帰路、登山道脇のヤマアジサイも咲きだしている。ニワトコの実が赤くなっている。15時40分に車に戻る。
23日【石墨山】
明日からは雨が降り続く予報だ。皿ヶ嶺ばかりも何なので久し振りに石墨山に登る事に決める。石墨山は、おっちゃんの闘病が始まってから登ってないので4年は登ってない筈だ。
国道11号線から440号線へと入ると、工事の立て看板が賑やかに建っているが、今日は『解除中』となっていた。唐岬の滝駐車場の登山口を10時45分に出発。植林の作業道脇にヤマアジサイが咲いて綺麗だ。アカショウマもあちこちで咲いている。
サワギクが咲き、ハシリドコロも大株だ。つづら折れの作業道は石がゴロゴロしていて、足が結構疲れる。東温小屋に11時23分到着し、少し休憩。
笹かと思ったらユリが登山道にもたれ掛かっていたので、登山道へ出ないように直しておいた。暫く来ないのでいつの間にか、作業道が伸びて来ている。
尾根の手前の階段状の急登になると、おっちゃんが休み休みになる。私の方は、過去2回程、バテてしまい頂上まで行かずに途中で待っていたが、今日はおっちゃんのペースのおかげで久し振りに頂上まで行けそうだ。縦走路の石墨の別れに12時33分到着。少し先の木陰でお昼にする。
ハナニガナ、シロバナニガナ(?)がセットで咲いている。ブナ林で何やら動物がダーっと向う側に走って行った。
岩場には13時15分、私はいつものように巻道だ。石鎚山方面が良く見える。頂上に13時30分到着。暫く石鎚山を眺める。初めて見る標識も建てられていた。
それからは淡々と下りる。ブナ林の間に木がなく広い笹原があるのは何故だろう。おっちゃんは下りは早いのだ。急坂の所に付けられたロープに頼ると余計に危ない気がする。途中の伐採地でゼリーを食べる。東温小屋を15時3分に通過。下の方から工事の音がする。15時32分、車に戻る。
おっちゃんが、今日は登山二十周年じゃな〜と言う。ほんとだ!一番初めが1997年8月3日の石墨山だったのだ。\(^o^)/
こんなに長く続けられるとは思わなかったな〜。
20日【皿ヶ嶺】
17日(土)は、高知市にある《高知県埋蔵文化財センター》へ行った。縄文の埋蔵物の展示はないとの事でガックリ。その後、佐川町の《不動が岩屋洞窟》へ寄った。洞窟だけじゃなく、中腹にある岩屋から続く遊歩道をぐるっと歩いた。
18日(日)は、町内会の大清掃で汗を流し、昼から《西条市考古歴史館》を見学、八堂山の頂上にある遺跡も見に行く。
19日(月)は、鬼北町の《岩屋遺跡》、《興野々寺山遺跡》に行き、愛南町の平城交流センターで《平城貝塚》の出土品を見た。前回は展示物が他に貸し出されていたり、閉館だったりと空振りだったが、今回はすべて見る事が出来た。
11日(日)皿ヶ嶺、14日(水)東温アルプスの奥善神山へ行ってからは、縄文遺跡巡りだったので、そろそろ皿ヶ嶺に行かないとと決める。風穴を11時30分と遅く出発だ。井戸の周りの青いケシを写している人がいる。おっちゃんが写したいのだが、咲いている青いケシを上手く写せるポイントは一ヶ所なのでなかなか順番が来ない。帰りに写す事にする。私は別に目的があり、そのロケハンなのだが一応、三脚とカメラも持って来たので重くてきつい。途中から急登コースに入り、のっこしで休憩する。
頂上には向かわず、竜神平に13時到着。ご夫婦らしい二人が食事中だった。遅い昼食を食べ、いつものように反時計回りに周回路を歩く。
去年は丁度今頃ツツジがたくさん咲いていたのだが、今年はまだあまり咲いていない。13時49分竜神平との分岐を風穴に進む。
ベンチの所のドウダンツツジが咲いている。ここには、色違いの二種類がある。
そう言えば、waiwai隊とすれ違った方が、テレビ愛媛のクルーが笹の花が咲いているのを取材に来ていると言っていたが、この辺りかな〜。
ヤマアジサイは咲き始めたばかりだ。サワルリソウも咲いている。14時50分、風穴に戻り青いケシを写す。結局、私はカメラを出さずじまいだった。
帰路、最終の民家のところのツキミソウを撮る。一時期、殆ど刈られていた事があったが、今年は刈られずに残っていた。
以下は、ブログより転載
風穴の井戸まで下りてきた時、二人連れの女性が何やら植物を抜いているのに出あいました。2、3日前に風穴の井戸に植えられているヒマラヤの青いケシ(メコノプシス・ベトニキフォリア)が咲いていると新聞に載ったので、土・日以外でも見物人がたくさん訪れています。出合い頭だったので思わず、「採ったらいけませんよ〜」と言ってしまいました。「権限はないんだけど、ここへの入口の看板に書いてあるでしょ」と言うと、「花でなく草なのでいいかなと思って・・」と言います。「それ、ニシヤマノタイミンガサと言ってこの辺りしか生えてないんですよ、家に植えても多分そのうち枯れてしまいますよ」と言うと、「えっ、名前があるんですか?」と言います。「草と言っても、珍しいな〜と思って採っていたんでしょ」と言うとうなづいて、「沢山生えているし少しなら・・と思って」と言います。「でも、ここに来た人がみんな一株づつ採って帰ったらどうなります? 今、来た若い人達が見て採っても良いんだと思ったら」と言うと「ほんとですね」と分かって貰えました。登山口の看板の所で「ほら書いてるでしょ」と言うと、「読んだんだけど、花でなく草なら良いかと思ったので、もう抜いたので持って帰って植えてみます」と帰って行きました。
こんな感じで、ササユリも切花みたいに切って帰ったり、後で人のいない時に盗掘したりしてだんだん少なくなったんでしょうね。
許せないのは、業者が根こそぎ採って売る事です。
|