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7月
9日【皿ヶ嶺】
【waiwai記】
明日から相棒が奈良の写真クラブの例会へ出席の為に留守にする。午後からの降水確率は低いので皿ヶ嶺へ出掛けた。降水確率はさほど高くなかったが、山には雲がかかっていて上林集落へ着くとガスっていた。今日も“ソウメン流し”は休業の立て札が付けられていた。何時ものように集落の外れを通過したのは11時過ぎだった。
林道を上がって行くと、雨脚が強くなった。こんな状況だと、登山者は少ないのだろう。数台が停まっている風穴の駐車場へ停め、トイレへ行こうとすると駐車場から大きな荷物を抱えて小屋へ向かっていた人が挨拶をしてきた。小生は誰だか判らなかったのだが、相棒の知り合いの方だった。斜面へ花の咲き具合を見に行ったのだが、ササユリは咲き終わっていたのか、昨年同様惨憺たる状態だった。そんなこんなで、結局、登山口を出発したのは12時だった。
いつものトラバース道を上がり、12時24分、何本目かの沢に着く。タマガワホトギスも今は見ごろだ。
道沿いのギンバイソウも、日当たりの良い場所では咲き始めていた。また、ヤマアジサイは満開だ。大雨の後しか見ることが出来ない『森のフラダンサー』が水溜りに映っていた。
昼食は遅くなりついでなので、分岐を時計回りに辿る事とした。龍神平への分岐は、13時10分だ。このところの降雨で、ヒキガエルだろうか蛙も穴から出てきている。今日は三匹目だ。龍神平に近づくと草刈り機の音が聞こえて来た。雨の日でも作業をしているようだ。13時50分、龍神平らについた。
愛大小屋は床の工事も綺麗に終わっていて、昼食をとっていると単独の男性が入って来た。その方と世間話をしていると、草刈りの作業を終えたのか作業の方が入って来た。「雨の日に来る人は少ない。明日、明後日あたりは晴れるようだから多いだろう」との事だった。昼食を終えて、14時半小屋を出たが「ウメモドキとアリドオシの花が咲いている」と教えてくれたので少し寄り道を。
雨も上がって来たので、ベンチのところでカッパを脱ぎ、降りて行く。朝方のガスも引き始め、時々、ガスの切れ間から道後平野が綺麗に見える。暫く降りると、見知った方が上がって来た。今治のOさん一家だ。「お久し振り」とあいさつすると奥さんが「駐車場で、○さんが『昼前にwaiwaiさんが見えましたヨ』と云ってたが、もう降りたのかと思った」などなど、暫くの立ち話だった。風穴へ降り着くと、TVクルーが来ていた。そこへ、ちょうど光芒が差し込んだが、イマイチのシチュエーションなのだ。プロのTVクルーは上手く撮ったのだろうか。
駐車場に着いたのは15時半だった。また先ほどのTVクルーはNHKだった。帰路、何台もの車とすれ違ったが、遅いお出かけだ。林道を流れる沢の水は水量を増していた。
7日【猪伏・五段高原】
今日は七夕、実父の命日でもある。大体、梅雨の真っ最中で雨の日が多いのだが、今日は良い天気だ。水の元でそうめん流しが始まっている皿ヶ嶺には晴れの日はあまり行きたくないな〜と、思いついたのが久し振りの猪伏だ。おっちゃんも、五段高原のササユリが咲いているかもと大乗り気だ。
9時過ぎに家を出て10時55分に入口に到着。姫鶴荘前には、観光客もぼつぼついたのだが、大トチの入口には一台も車は停まっていない。以前あった案内看板は写真はめくれ文字が見えないくらい色が薄くなっていたのだが、新しいのに付け替えられている。何年ぶりに訪れたのだろうか?駐車場で、遅めの10時のおやつにサンドイッチを食べ、11時15分に出発。遊歩道にも標識が整備されている。
ずんずん下りていると、白い花が目に付いた。葉は、ニシノヤマタイミンガサに似ているのだが、花の名が分からない。また、大木には新しく木で作った名前が書かれた杭が立てられている。苔むした岩も、この天気では写しても様にならないな〜。
11時41分、白亜の湧き水を通過、水量が多く差し込まれている管がブラブラしている。 ヤマトウバナの群落がある。私の写真集「精霊の森 森遍路」の45頁(再生)の倒木を写していると、単独男性が通り過ぎた。道端にセミの抜け殻がある。
ブナの倒木に付いたキノコが乾燥している。アップダウンを繰り返し、12時30分に大トチのある場所への案内板の所を通過。13時2分、森の巨人たち100選の大トチに着く。先着の単独男性は帰って行った。いつものことだが、このおっちゃんの大トチの写真では大きさが分からない。手前の倒木に腰かけて弁当を食べていると男女がやって来て、木の向う側で休んでいた。久しぶり(帰って調べると2012年9月6日が最後なので4年ぶり)に来たので、新たに木々が倒れたり景色の変わりようが目につく。
行く時には見えなかったものも、帰りには見える事がある。白亜の湧き水の向う側の山の斜面の木は3本が一緒に倒れて来ている。行きには水没していた白亜の湧き水の管が、手ですくえるように石に差し掛けてくれてある。どうも先ほどの単独の人が直してくれたようだった。暑かったので、ここで私は水を飲んだ。男女のペアはバードウォッチングで歩いてるようで、帰路、waiwai隊とは抜きつ抜かれつで歩くのだった。14時6分、駐車場に戻ると、先程とは別の単独男性が花の周りを飛んでいるミツバチを写していた。
次の目的地、五段高原へ着くと観光客がたくさん来て歩いている。県外からの人も多く、平日にも関わらず若いカップルも見かける。14時23分、駐車場所で、出発前に車の中でコーヒーを飲んでから散策する。ハンカイソウも咲いてきている。ヒメユリ、ササユリも咲いている。去年は3日に来たが、ハンカイソウも蕾だしササユリも咲いてなかった。
今年は遠くからでも咲いているのが分かる程よく咲いている。15時11分、天狗高原を後にし、姫鶴荘でソフトクリームを食べて帰路に着いた。
4日【井内峠】
おっちゃんが歯医者から帰ってきた。“少しでも歩きたい”と、井内峠から≪首なし地蔵さん・・現在は復活している≫の所まで行く事にする。
井内から林道梅ヶ谷永子線を井内トンネルまで走る。昨年は集落の外れに『井内峠の先で工事中の為、通行止め』の看板があったが、除けられていた。しかし、直ぐに大型トラックが降りて来た。何の工事をやっているのだろうか? 途中にある“ドライブスルー滝&御来迎の滝”を確認して、井内トンネルを越した所にある空き地に車を停める。準備をしてトンネル南口を14時58分に出発。
トンネル北口の方から井内峠までは急登だが、こちらは緩やかな植林の作業道を16分で井内峠に着く。縦走路に着くと、後は快適な尾根道を少々のアップダウンで歩くだけだ。尾根道は風が吹き渡り気持ちがよい。
先日、風穴で偶然同じ職場だった先輩のご夫婦と会った際、井内峠を上がった≪うなめ越≫のお地蔵さんの事に話が及んで、確認に来たかったのだ。15時40分、お地蔵さんのある鞍部に着いた。おっちゃんは、お地蔵さんの台座の消えかかった年号などをメモしている。ここでコーヒーを飲もうと思っていたが、急にブヨが纏わりついてきたので、風があたる場所に移動する。ホウチャクソウに実がなっている。
お地蔵さんの台座には
≪表(西)・・直瀬村と村人の名前など≫
≪裏(東)・・井内村と村人の名前など≫
≪北側・・・天保七申年、三界など≫ が刻まれていた。
コーヒーを飲み終えて引き返す。16時29分、井内峠を通過、10分間くらいで登山口に帰る。長い間、林道梅ヶ谷永子線はここからは通行止めだったのだが、通行止めの看板がないので開通したのかもと直瀬方面に走る事にする。昔からおっちゃんは走った事のない道を走るのが好きなのだ。
井内から井内トンネルまでの林道は草刈りもしてないし荒れていたが、直瀬までは草も刈られ道路も綺麗に掃かれている。「ここが崩落していたので通行止めだったんだね」と話した場所の先にある『平成27年度 林道災害復旧事業(台風11号災害) 林道梅ヶ谷永子線災害復旧工事』の看板で6月30日に工事が終わった事が分かり、「工事が終わったばかりだから綺麗だったんだね」と話す。ここから、以前よく行っていた《やはた温泉》を通ってすぐに帰れる予定が・・・おっちゃんが、選んだ道は山の中を行く道だった。おっちゃんは以前、通ったことがあるようだったが、古岩屋への道へ行った方が良かったのにネ。
1日【皿ヶ嶺】
梅雨の中休み?で良い天気だ。カメラに入っているフイルムがあるので重いカメラを背負って皿ヶ嶺に行く事にした。
水の元までの上林林道の草刈りも済んで、道路工事も終わっている。ソーメン流しも準備万端のようだ。11時10分、畑の川コースの登山口を出発。今の時期のこの花も最後の一、二輪が咲き残っているだけだ。キノコやカニをおっちゃんが写している。おっちゃんは写した後、立ち上がる時に立ちくらみしている。
先日から続いた豪雨の後なので、登山道の上を水が流れている。分岐で頂上へ行くか竜神平方面にするかを相談。お昼が近いので竜神平で弁当を食べる事にする。
11時55分、竜神平に到着。草刈りの人と、愛大小屋の修理をしている方が二人だけだ。昼時だが、平日なので登山者が少ないのだろう。昼食の前にまず、ササユリを見に行く。花が二輪咲いていて、蕾が二つある。今日は珍しく
おにぎりを握ってきた。おかずに焼きめざしを入れてきたのだが、この焼きめざしが固い・・・、おっちゃんが今、歯医者に行っている原因が先日この焼きめざしを食べた時に歯が折れた為なのだが、なんと! 今回も別の歯が折れた。(>_<) なんて弱い歯なの〜、原因は〇〇線治療のせい〜??
犬を連れたご夫婦がやって来た。世間話をしていると、ここのササユリをあまり知らないようで、「直ぐソコにあります」と云うと、犬を置いて見に行った。waiwai隊は12時30分、愛大小屋の床の進捗具合を確認して竜神平周回路を反時計回りで上林峠まで下りる。森の中はツツジが満開なのだが、撮影には日差しが強すぎる。
分岐を過ぎ、尾根道に黒っぽいキノコが生えている。また、道にヤマボウシの枝が垂れてきている。
眼についたキノコを写す。道端にはササユリがぼつぼつ咲いている。私は、重いカメラと三脚を担いで歩いているのでしんどい。写すものがあると元気になるんだけどね。
上林トンネル南口に14時12分到着。畑の川の登山口までの林道で車の中の女性から挨拶された。14時28分、登山口にその車が停まっていて、皿ヶ嶺界隈では、しばしば会う知り合いの女性のグループだった。花の開花状況などの立ち話をする。
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