2016年                      

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月の2


 31日【古岩屋】
 28日(土)は、山岳写真の仲間が姫路で個展を開催していたので日帰り(高速バス・JR)で行ってきた。4月23日に古岩屋の国民宿舎でお昼にしようとドライブに出掛けた際に、古岩屋の岩に着いている葉がイワタバコではないな〜と見ていたので、そろそろ咲いているかと行ってみた。

   
 古岩屋の遊歩道を歩いていると、カメラマンが既にイワギリソウを写している。その方が写し終えたのを待って写す。私はマミヤ7Uなので、こういうのは苦手だ。ペンタックスのマクロレンズを持ってくれば良かったが、最近のやる気のなさが物語っている。沢を越えた所をおっちゃんは行くのだが、私はパスを決め込んでいたのだが、変わった蘭があると言うので行ってみた。その蘭はサイハイランだった。

  
 先行のカメラマンのご夫婦と話しているうちに「ひょっとして〇〇さん?」と聞かれる。写真展に何度もご来場頂いたそうだ。剣山・一の森の事などを少し話す。最近は何を撮られていますか?写真展の予定は?などとよく聞かれるが・・・、やる気が戻らないので返事に窮する・・・。

 すぐ先の林道に上る所でご夫婦と別れて、昼食を予定していた古岩屋荘に行く。悪い予感どうりに、団体の予約が入っているので『時間がかかるし麺類しか出来ません』と言われるが仕方がない。滋賀県のお遍路バスツアーの団体さんだった。美味しそうな定食を横目に、キジうどんを食べる。昼食後に岩屋寺へ行こうかと言っていて、おっちゃんが『四国のみち』の未踏部分を歩こうと提案してきた。そうそう、パンフレットにあった『トチの樹林』も見たいしね。

四国のみち【続・root10(山里のへんろみち)】未踏部分を歩く へ。
  
 この欄は、おっちゃんのページに詳しく書いているので、花の写真のみ。咲いていたサイハイラン、ウリの木、イナモリソウ。

 
 『四国のみち』を歩いた後で古岩屋に戻り、フルーツゼリーを食べる。帰路は上林林道を戻って、水の元でコーヒータイムとした。下りて来た車から、町内会のOさんが声をかけて来た。waiwai隊は『今日は古岩屋へ行ったので、皿ヶ嶺には寄ってない』と返事したのだった。今の時期、この花の場所にはひっきりなしに登山者が訪れている。


 27日【瓶が森】
 22日(日)、最近はまっている縄文時代、おっちゃんが「愛媛県歴史博物館へ行こう、ついでに穴神洞穴に先日行った時に寄れなかった中津川洞窟にも行けるし」という事で行った。西予市の愛媛県歴史博物館は、立派な施設で展示物も充実していた。途中で中断して昼食を取ったりして、思ったよりも見物の時間を要した。次は、中津川洞窟へ。《中津川トゥファ》の案内標識が目についたので道を進むと、細い細い道になり、引き返す事に。道路脇にいた人に「洞窟はありますか?」と尋ね、やっと行ってみると、トゥファとは天然記念物の「小さな穴がたくさんあいている白っぽい石」の事だった。尋ねたのは、穴は穴でも洞窟の事だったんだけどね。あきらめて引き返す途中で、わいわいさんが唯一覚えていた「集会所の裏にある」というヒントで中津川洞窟を見つける事が出来た。

 24日(火)は、おっちゃんの四国がんセンター診察日だった。CT検査、血液検査ともに良好で、退院後もず〜っと服薬していた薬も全然飲まなくて良くなり、三ヶ月後まで病院から解放された。

  
 今年は大川嶺のミツバツツジが良く咲いていたようなので瓶が森はどうかな〜と・・・行く事になる。お気軽登山なので昼食はシラサ山荘でとる事にする。丁度昼過ぎの休憩時間だったので、工事個所は無事通過。12時30分、シラサ山荘に到着。先客が『イベントがあって、リハーサルがあるので15時には西条に帰らないといけない』と他のルート(寒風山トンネル〜瓶が森林道を来たらしい)の所用時間を聞いている。山荘の女将さんが、名刺などを貰っていたようだが、何処の誰だかは判らなかったようで、帰り際に『本当に失礼しました』とお辞儀していた。愛媛では有名なシンガーソングライターなのだが、高知では有名でないらしい。西条市から『石鎚山』の歌を作って欲しいと言われていると話している。最近、『北岳』の歌を有名演歌歌手が歌っていたが、石鎚山の事を全然知らない人が作っても・・・と思う。その有名人が去ったあと、その山荘の人達とはユックリとお喋りをしたのだった。

 13時20分、瓶が森の駐車場に着く。車は一台しか停まっていない。平日とは言え、瓶ヶ森にミツバツツジが咲いていれば一台って事はないよね。

  
 13時30分、先に女山に行く事にして氷見二千石方面に向かう。15分程でヒュッテ前にきた。ほとんど朽ちかけてきたな〜。登山道脇にマイヅルソウが咲いていた。

  
 ユックリしか登らないのに、高度が高いせいか、おっちゃんの足が遅くなって息もあがってきた。一休みしていると、若い男女二人が下りてきた。トラバースの途中から見えた男山直下の側と違って、こちら側のミツバツツジには蕾が少ない。石鎚山は見えてはいるが、霞んでいてスッキリとはしない。単独の女性が下りてきた。「どちらからきましたか」と尋ねられ、「土小屋方面は通れたのですね」と言われたので、「各時50分から10分間だけ通行できますよ」とおっちゃんが答えている。おっちゃんの対応は親切だ。

  
 14時35分、女山に到着。尾根道のミツバツツジはまだ蕾だが、良く蕾がついている木もある。14時57分、男山に到着した。こちらでも、女山と同様お賽銭を奉じて『二礼二拍手一礼』。

  
 男山からの下山路のミツバツツジは咲いているが、例年とどうかは分からない。15時35分、駐車場に戻る。おっちゃんがコーヒーの準備をしながら隣の車の男女と会話していた。さっき女山直下で会った男女だ。大きなザックを背負って、二人はこれから『第一キャンプ場へテン泊して、明日、石鎚山へ登る』と云っていた。岩場も大丈夫との事なので、おっちゃんが、東稜コースを薦めていたが、どうなったのだろうか。遠く愛知からのペアで、見えている石鎚山も分からなかったそうだ。

 徳島からバイクでツーリングしてきた男性三人がきて、「ユーホーラインはどこですか?」と聞かれる。どこかの看板に書いていたそうだ。瓶が森林道の事だろうと教え、吉野川源流碑もありますよと言うと、その事は知っていた。彼らも石鎚山がどれか分からなかったそうだ、せっかく石鎚スカイラインを走ってきても、刻々と変わる石鎚山の姿を見ても分からないんだろうな〜。

 土小屋までの道路の通行止めが解除される16時50分まで車の中で昼寝をして待ち、帰路についた。



 20日【皿ヶ嶺】
 このところ良い天気が続いているので、そろそろ冬物をしまって夏物に入れ替えないとと、セーター等を手洗いした。ほとんど済んだので昨日は近所の葉佐池古墳に行った時(5月3日)に、近くに駄馬古墳・姥が懐窯跡がありグルッと回れるとの事だったので行ってみる事にした。約4キロ、1時間20分の散歩だった。

 今日は今の時期1週間に一度は行かないとと、皿ヶ嶺に決めた。
   
 下の駐車場には意外にも車が少ないので、上の駐車場も空いているかもと上ると結構停まっていて、皿ヶ嶺で良く見かける方はもう下りてこられたのかいろいろ情報交換をされていた。フタリシズカを写し、10時に風穴の登山口を出発。分岐を直登コースに入る。

  
 良くお会いする女性4人グループが先を登っていた。のっこしに10時27分、waiwai隊は引地山コースに入る。

   
 10時34分、引地山へのう回路との分岐で小休止。先程の4人組みだろうか、賑やかな声が聞こえたが、今日は久し振りに急坂コースへ行く事にした。尾根道は右側が絶壁の所があるので気持ちの良いものではない。11時7分、最低鞍部に下り立ったが、今日は引地山へ行く予定ではなかったので、う回路を周回し分岐に戻る事にする。

   
 分岐の手前、ナベワリの大株が生えている。11時28分分岐に戻り、おやつのミックスゼリーを食べて竜神平に向かう。

   
 水の元、風穴で熱心に植物を観察していた女性2人が前を登っていた。12時10分、waiwai隊は分岐を竜神平に向かう。チゴユリが花盛りで、早くもギンリョウソウがちょこっと顔を出している。

   
 ショウジョウバカマは、花が咲いていた頃の姿じゃなくてヒョロっと伸びている。12時25分、愛大小屋前に到着。シャクナゲは既に咲き終わっている。ベンチで3人が食事中だ。waiwai隊も昼食とした。3人が下りて行った後で、入れ替わりに単独男性が2組み来た。20分程の休憩で、時計反対周りで周回し風穴におりる。13時10分、上林峠との三叉路で出会った3人は、一人は上林峠へ、一人は竜神平へそれぞれに分かれて、waiwai隊は風穴へとまさに三叉路とはこういう事だな〜。


 ベンチに13時30分、それぞれ定点の枯木を写す。コミヤマスミレは良く咲いているが、他の花はほとんど終わっている。

  
 急登コースで先を登っていた4人グループが下りているのが見えた。今日はそれぞれのグループがゆっくりと花や木を観察して皿ヶ嶺を満喫しているのを見て、いろいろな楽しみ方がある山だな〜との思いを強くした。14時、風穴に下山する。

 下の駐車場のベンチでコーヒーを飲んでいると、元職場の先輩ご夫婦が歩いてこられた。こんな所で出会うとは、何という偶然なのか、山の話等、話は元職場のAさんBさんの事などと弾み、小一時間も話し込んでしまった。(笑)