2015年                      

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 29日【石鎚山】

【waiwai記】
 紅葉の石鎚へは2012年以来、三年振りだ。8月の石鎚行の際に体力の減退を自覚したのだが、それから二か月近くを経て、どれほど回復しているか楽しみでもある。
  
 さて、6時10分、自宅を出て直ぐの橋から見えたのは朝焼けだ。今朝、石鎚へ撮影で登っている人が羨ましい。我々は今から登山口を目指すのだ。今回は久万のコンビニで買い物だ。平日のこの時間に行き来する車は通勤の車だろう。スカイラインに入ると目に飛び込んで来るのは“お山の雄姿”だ。何時見てもホレボレする姿である・・・石鎚は。土小屋の駐車場へは8時過ぎに着いた。やはり平日はジジババの自家用車だけの筈だ。

  
 出発は8時15分である。暫くで鶴の子頭が垣間見えるが、このピークには未だ訪れていない。登山道は、季節がらキノコや秋の草花を愛でながら歩く。マイペースで行く我々と違って、急ぎ足の単独の男性には道を譲りながら歩く。

   
 8時45分、第一ベンチを通過。登山道脇にロープが新しく設置されていた。

  
 登山道脇にはリンドウが所狭しと咲いているが、朝早いので未だ開き切ってはいないようだ。勿論、陽が当たる場所の花はもう蜜蜂を招き入れていた。

  
 8時57分、第二ベンチで休憩していると、見知った顔のカメラマンが降りてきた。“ランスケ・ダイアリー”の管理人のランスケさんだった。昨日から山へ入っているとの事だった。今年の紅葉の状況など、デジカメを覗かせてもらいながら、夕景から朝景まで見せてもらった。勿論、例のスーパームーンも綺麗に写っていた。暫くの立ち話の後、我々は登り、ランスケさんは下山である。再出発して、9時35分、第三ベンチで相棒の「ちょっと休憩」である。ここからのトラバースの道はお花畑を見ながら歩くことになるが、今の時期、そんなに多くの種類の花は無い。そんな中、ヒキオコシがひっそりと咲いていたり、咲き残りのイヨフウロなどを愛でながら・・・。

  
 北壁をトラバースするルンゼから見上げる秋空に映える紅葉の北壁は見事だ。紅葉は陽が当たっているのと日陰のシチュエーションの違いだけで大違いである。また、順光と逆光でも違うし、小生のような素人デジカメのカシャッでは、雰囲気は伝わらないものだ。しかし、このページに載せれる写真は小生のデジカメ写真が主である。

  
 北壁が見渡せる場所で相棒が「ちょっとここで一枚」と撮影タイムである。カメラを担いで登る時はここに記された通過の時間など何の参考にもならない。10時24分、二の鎖元に着いた。

  
 二の鎖元で建築中の石鎚神社の建設中の小屋では、四・五名の大工さんが忙しく働いている。建物はさて、どういう用途の建物なのだろうか?取り壊す前には“冬季避難小屋”としても使用可能だったのだが・・・。先日はここからの鉄階段を喘ぎ喘ぎ登ったのだが、今日はそれほどでも無い。小生の体力も50〜60%は回復したんだろうか。

  
 蟻の如くの歩みでも、10時56分、弥山に着いた。当然、ここで暫し撮影タイムである。相棒の撮影タイムだ。ノートを持った若者と、もう一人別の若者がデジカメで撮影していたが、相棒が撮影している場所はどんなか気になるらしくウロウロしている。「こちらへ降りますか」というと、降りてきてカシャカシャと何枚も撮っていた。相棒の一応の撮影が終わり、頂上社に参拝をすませ、相棒が頂上小屋へビールを買いに行く。食事を終える頃、皿ヶ嶺のマドンナ・Nさんが現れた。

  
 12時過ぎに相棒を残して天狗尾根へと寄る。辺りは紅葉の真っただ中だ。昼食を終えて次々と天狗に向かう人たちが現れる。勿論、老若男女、様々な人々だ。

  
 若者四人組が天狗の手前の岩場でビビッているのも可笑しい。オバサンの方が案外すーっと歩いて来たりしている。しかし小生、天狗の手前にとっとと上がった後、心臓がパクパクし始めたのだ。いつぞやの“剣沢小屋事件”の二の舞か?それでも5分ほど腰を落ち着かせるとその内に収まってきたので一安心。南尖蜂に寄り、引き返した。白装束の人が天狗からの帰路に腰が引けて難儀していた。「下の方にトラバース道もある」と進言したら降りて行ったがまた戻ってきた。岩場の中段(上の最初の写真)をトラバースしようと試みるが危なっかしい。仕方がないので小生が下から手を差し伸べざるを得ない。

  
 弥山の突先でカメラを構えていた相棒に手を振って、無事に帰り着く。下山は13時だった。

  
 第一ルンゼまで降りて来ると女性の二人連れが休んでいた。その内の一人に見覚えがあった。広島のYさんだった。相棒が大きな声で話し掛けていた。女性写真家のYさんは、相棒の写真展にわざわざ広島から駆けつけてくれていた。(我々も彼女の写真展に広島に行ったのだ)

 さて、下山路では、路脇のリンドウは昼の日差しを受けて満開だった。相棒が「アサマリンドウが咲いているから撮って・・」との求めだ。

  
 暫く降りると、瓶ヶ森から土小屋方面に雲が覆い始めた。帰路も我々はマイペースである。

  
 いつもの事だが、この時間でも登ってくる人がいるものだ。そんな中には、明らかにカメラマンと思しき人もいる。相棒も泊まりでの撮影が望みなのだが、明日の所要が入っているため、それは適わない。土小屋へと下山してきたのは、もう14時56分だった。


【雑記帳】
 石鎚界隈へ行く場合、事前に“のんびりさん”のサイトで情報を収集していたが、このところ更新が無かったので不思議に思っていたのだった。ところが帰宅後、改めて彼のサイトを覗いてみてビックリ。

・・・・以下を転載します。

≪HP中断のお知らせ≫
いつも皆様にはHPへのご訪問感謝しております。
10数年なんとか更新を続けてまいりましたが、この度石鎚山で人生最大のピンチを迎えてこれまでの様に
登山を継続することが不可能となりました。
  
 
平成27年8月23日の夜、石鎚山頂直下で「急性心筋梗塞」を発症し、ヘリで救出される事態になり西条市内の
病院で緊急手術を行い、なんとか一命は取り留めました。
しかしながら、これまでのような運動機能の回復は望めそうもなく登山はあきらめざるを得ないことになりました。
よって、山歩の記録更新はできませんのでHPは一旦中断することにしました。

  (8月23日の詳細については、こちら をご覧ください。)
  
今後、半年〜1年(期間は分かりませんが)運動機能回復のリハビリを行い、ある程度の運動が可能になれば再び
野山の散策程度は行い、四季の石鎚山を眺めに行きたいと思っております。(これもダメかもしれませんが。)
老後人生の登山計画は目標達成もできずに大きく挫折してしまいました。大変悔しいですが。これも運命、仕方あり
ません。
  
 山々を少しでも歩けるようになれば、HPも復活したいとは思いますが、山関係の更新はしばらく中断いたします。
(HPはこのままWebサイトには残しておきます。) 
本当に皆様のご訪問有難う御座いました。
  
 皆様方も、ご自分のお身体にはくれぐれも気をつけて山を楽しんでください。 過信は絶対禁物です。!!
今後は皆様の山情報をネット上で楽しませて頂きます。
長い間本当に有難うございました。               
   「のんびり山歩」管理人  平成27年9月上旬

 小生も“リハビリ真っ最中”の身ではありますが、のんびりさんの一日も早い回復を願っています。

≪余談≫
                瓶が森林道は、現在工事中



 26日【皿ヶ嶺〜六部堂越えを降りる】

 
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