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8月の2
27日【皿ヶ嶺】
一週間なんて、あっという間だ。先週奥善神山へ登って一週間経ってしまった。毎日10000歩なんて無理だわ〜。26日に内科クリニックで体重が減りませんねぇと首をかしげられた・・・。胃カメラ検査をしたからとか、一日に何かをするとそれで終わりだからな〜。
^^) _旦~~
風穴に着くと平日なのに意外にも駐車場に車が多い。午後に影になる所に駐車し準備を始めようとしていると、Sさんが歩いているのを見かける。愛大小屋の周りの整備の事を話したり、お互いの病気の話をしていると、腰の曲がったご婦人から『皿ヶ嶺には何処から登ったら良いのか』と聞かれる。そこの階段を登って遊歩道を行けば行けますよと答える。娘さんお孫さん2人の4人パーティだ。
今日もゆっくりと、10時42分に風穴を出発。アカショウマの実がなっている。先程のご婦人と娘さんに追いついたが、子供達は先に行っているようで姿は見えない。11時15分、べンチには先行した3人グループが休んでいた。いつもの枯木を写す。
枯れたブナの大木にキノコが着いている。愛大小屋への分岐で子供達2人が待っていた。思わず「賢いね〜」と言う。子供達とご婦人とのスピードが違うので、頂上で下山の道を間違えたら迷ってしまうと心配したが、これなら大丈夫だ。子供たちのお母さんが云うには「夏休みの登山学校で石鎚へ行ったら何処か山へ行きたいというので一緒に来た」との事だった。11時29分に愛大小屋に到着。
空いているベンチでお弁当を食べていると、ご婦人も到着して4人で昼食をとっている。ご婦人は頂上へはどうしょうかと迷っていたが、昔取った杵柄だから頑張って行ってくると登って行った。3〜4人のグループが次々と到着し頂上へ向かって行ったので、waiwai隊は頂上は止めて竜神平〜上林峠〜天狗の庭〜水の元〜風穴と歩く事にして、11時55分風穴を出発。
竜神平の所々の草が刈られ、大穴があいている。ススキを根から除いた跡だろうか。反時計回りの周回路の花もほとんど咲き終わっている。森の中の木がこの間の台風15号の影響か根こそぎ折れて倒れていたり、数年前に折れて引っかかっていた木の幹が落ちていたりして先ごろの台風の影響が垣間見れた。
倒木についているこのキノコはナメコだな〜。分岐に12時14分、途中で引き返すとしてベンチの所まで偵察に行き、見つけたキノコはイタチタケ。上林峠方面に12時20分に引き返す。
上林峠まで階段を下りて12時45分ベンチでおやつ休憩だ。ノダケや白いゲンノショウコが咲いている。今日は、ここからは水の元へ降りるのだ。
峠のお地蔵さん、オタカラコウの群落、レイジンソウが咲いている。
林道までの峠道にロープがあり、下の木にもロープが渡されているが、何に使うのだろう。登山道側には≪この先工事車両通行あり、注意してください≫、林道側には≪一旦停止、歩行者に注意≫と書かれた工事業者の看板が設置されている。
天狗の庭に13時15分、久し振りだな〜。登山道に草が覆いかぶさっている。
赤いゲンノショウコが生えている。水の元にはそうめん流しに来た車が10台程停まっている。小屋でコーヒータイムにしようと思ったが、敷物がないと座る気持ちにならなかったので風穴に出発。
直登せず遊歩道の方を歩いたが、かえって遠回りでしんどいような気がする。14時風穴に戻ると、丁度、例の子供達が戻ってきていてご婦人も無事頂上まで行ったそうだ。お腰は曲がっているが、本人も言われていたとおり「昔取った杵柄」、良くお仕事もされ鍛えられた足腰なのだろうな。ベンチでコーヒーを飲んで帰路についた。
20日【奥善神山】
7日に登ろうと出掛けたのだが、全面通行止めの看板が立てられていたので止めた。無理して行ける所まで行っても良かったのだが、大雨の後なので林道に落石があってもいけないし・・・。
今回は行けるかなと井内を走る。今回も全面通行止の看板があるが向う側の看板に【久万高原町へ向かう方へ 井内峠を越えて2、1キロ付近で、路肩の崩落により通り抜けできません。】と書かれているので井内トンネルまでは大丈夫のようだ。おいわさんのHPに、ドライブスルー滝は滝壺工事をしていると書いてあったが、本当に滝壺が出来ている。梅ヶ谷林道を走り11時に井内トンネルを越えた所の広場に車を停める。
支度をして井内側の登山口を11時16分に出発。いきなりの急登だ。帰ってwaiwai隊の記録を見てみると14年前の2001年2月25日にも登っていたのだが、今回と同じように記述している。そして井内峠には11時28分、ここからは快適な縦走路だ。
井内側は自然林、久万高原町側は植林帯だ。11時50分、お地蔵さんが祀られている所に着いた。昔の記述では“首無し地蔵”だったようで、この場所が『うなめ越』という場所らしい。私もカメラを出した。
ツクバネソウの実が落ちたあとなのだろうか、ネットでみると≪秋に径1cmほどの羽根突きの羽子(はご)に似た実が黒紫色に熟す。≫と出ているが、実はない。木々の間から井内の集落が見える。尾根道が急登になって、まだ急登が続くみたいだし12時15分になっているのでお昼を食べる事にする。12時38分食事を終え登り始める。
お昼を食べて元気に“元気坂”を登る。(^^ゞ 大きなブナの木、靄が出たり引いたりする。かなりの急登だ。
12時52分に奥善神山への分岐に上がる。いつものように、奥善神山へはおっちゃんだけ「行っといで」と、私は待つことにする。苔むした倒木の所に黒いものが動いたそうだが、私は倒木に腰掛けて待っていた。おっちゃんは<うなめご>に12時57分到着しすぐ帰ってきた。
今日の私の目的は1253mピークまでのブナ林なのだが、天気が回復し靄はなくなっている。まあ行ってみるかと足を進めようとして、黒い長いものが横ぎるのが見えた。よ〜くみると、マムシではないか〜 \(◎o◎)/! ひょっとして、私が腰かけた倒木の黒いものもマムシだったの〜!? やばい、縦走路に笹も伸びているし〜、ここで下山する事が決まり!
この時期、咲いているのは終わりかけのヤマジノホトトギス、ササユリの実。そして咲き始めているのはツルリンドウだ。13時45分、下りるのにも疲れたので、風が吹いている所でコーヒータイムとした。
井内峠には14時6分、下山は車を置いてあるトンネルの久万高原町側にした。道は方向がトンネルより離れて行くようなので少し心配したが、そのうち折り返し14時16分に車に戻った。バイクがトンネルから久万高原町方面に走って行ったので、崩壊場所もバイクなら通れるのだろうか。
帰路、ご来光の滝を見る。そして井内集落の民家の石垣に咲いているカノコユリに黒い蝶が舞っているのをおっちゃんが一生懸命に写している。
18日【皿ヶ嶺】
14日に10000歩を歩くべく、重信川へ向け歩いた。同じ道を歩くのは厭きるので違う道を選んで歩くのだが、行き着く先は同じだ。テニスコートには誰もいないのだが、横の公園では若者がバーベキューをしている。龍沢泉では家族連れが泳いだり、バーベキューをしたりしていて夏休みだな〜と思う。毎日続けて10000歩歩きも出来ないのがwaiwai隊らしい。そんな事もあって、1週間ぶりに皿ヶ嶺に行く事にした。
10時5分、風穴から登り始める。今の時期、登山道に咲いているのは地味なヒカゲミツバ、モミジガサだ。姿は見えないものの、直ぐ先を登る子供たちの声がする。
10時45分、いつもの枯木の所のベンチで一休み。再出発後、竜神平への分岐が10時59分だ。愛大小屋の近くの沢のオタカラコウが咲いている。
11時2分、咲きだしたコオニユリを写す。愛大小屋の横では、切られた木の片付けをボランティアでしているようだ。病み上がりのNさんも一生懸命に片付けをしている。オジサン達が頂上へ出発した後、おっちゃんも少し手伝っている。小屋の後ろにはまだまだ伐採された木が片付いていないようで、少しの手間が必要のようだ。
頂上までの登山道にヤマジノホトトギスが咲いている。ロープのかかった根の所にも一輪のヤマジノホトトギスが咲いていて可愛い。頂上直下で小学生ぐらいの男の子二人が降りて来た。「君たち誰と来たの?」には「おばあちゃんと・・、先に降りるように言った」と言う。続いて、高そうなデジカメを二つ提げた女性と高齢の女性が降りて行った。子供達とおばあちゃんの言い分が真逆だ。
11時50分、頂上に到着。小梨の実や、ススキが秋近しを感じさせる。頂上広場は暑いので、木陰のベンチで昼食をとっていると、今治のご家族Oさんが十字峠から登ってきた。皿が嶺で会うのは一年ぶりだ。おっちゃんの顔を見て「顔色が良いねぇ」と言って下さる。12時16分に畑の川コースを下りる。分岐から竜神平へ回るつもりだ。
沢を横切る所のオタカラコウも咲き出している。私もカメラをだして一枚撮る。12時51分、分岐を通過し、13時2分に竜神平へ戻る。今治のOさん家族と、単独女性が休んでいた。waiwai隊もコーヒーを飲み、しばし歓談。小屋の裏は昔はスキーをしていたそうですね。と話しかけると、“昔は六部堂からしか道は無かったし、ここが頂上だと思っていた”と言うではありませんか?“そう、国体があったあたりから道が出来たんかなぁ〜”などなど、私の知らない話には、興味津々。
話は尽きないが、13時35分、雨がポツリと来たので一緒に竜神平を反時計回りで降りることとした。ヒオウギ、ツリガネニンジン、ソバナも一輪見つけた。カワラナデシコは見頃だ。
途中、雨脚が強くなって来たので、カッパを羽織った。単独女性はお花の名前や鳥の名前を良く知っておられるのでいろいろ教えてもらいながら降りた。ヤブレガサだと思っていた花がモミジガサだと分かって良かった。
14時50分、風穴に下山。waiwai隊はおやつのジェルを休憩所で食べる為にここで別れる。上はヤマジノホトトギスばかりだったが、ヤマホトトギスが咲いていた。
【waiwai記】
一緒に下山した女性と話していると「ワラビを採っていると40歳ぐらいの二人連れに“採ったらダメと書いていたでしょ”と、言われたのヨ」その後、「いい歳をして」と言われて・・・気分が悪かった。との話をされていた。我々もワラビの採取には“目が無い”し・・。しかし、何を勘違いしての“取ったらダメ”と言うのだろうか?“味噌も糞も・・”と言うのはこのことだろう。私達が山へ行く場合登山道を利用するのだが、その際どんな公園であろうが、たとえそこが私有地であろうが入ることが許されている事(尤も、所有者がそれを認めて無い場合は除かれる)。そして、誰かが栽培している・・“例えば、ワラビ畑・ワサビ田・タケノコやマツタケなどなど・・人様が大事に育てた物を採っているんじゃ無いし、希少な動植物を持ち帰る訳でも無い・・。
ここで話は逸れるが、産業革命以降の人類による地球の破壊を目の当たりにすると、人類の存在自体が地球を破滅に追い込んでいる様が窺えてならない。また、8月を前にしてのTV等での“戦争特集番組”などを見ていると、人間の愚かさが垣間見える。前の大戦の後この70年で、人間は賢くなったのだろうか。未だに、戦争で勝った・負けたを言い合う民族さえ存在している。オリンピックや世界選手権じゃあるまいし、殺し合いを、勝ち負けで競って一体何になるのだろか、全く愚かだ・・・人類は動物以下なのか。どこかのお偉い人が云う“正義の戦争”など、この世には無い・・と小生は考える。
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