このページは新着が上に来ます。古い日付は順次下段となります。
7月
24日【皿ヶ嶺】
暑い! 皿ヶ嶺のギンバイソウはもう咲いているかな〜、久しぶりに撮影もしようと出掛ける。その前に、ロケハンの模様をちょこっと。
23日 ロケハン
水曜日は生協の宅配が来るので、山や撮影には行けない。昼から、東温アルプスの高い山の辺りは霧がかかっている。唐岬の滝周辺の杉林の中のギンバイソウが丁度良い頃だとロケハンに行く事にする。
唐岬の滝への林道広場に、伐採の車がきている。チェンソーの音も聞こえる。以前に見つけておいた撮影ポイントのギンバイソウは咲くには咲いていたが、間伐から年月が経て時がたつほど灌木や雑草が生えて、期待していたのには程遠かった。車に戻り、黒森峠まで行ってみる。以前は、整備されていた広場も草ぼうぼうだ。記憶に残っていた紫陽花は咲いていたが、草の中だった。
さて、皿ヶ嶺。水の元のそうめん流しが始まっているので、waiwai隊としては早めに家を出発。ギンバイソウのロケハンにトンネル北口まで行くと、トンネル横の道は林道工事作業中、立入禁止の看板が立てられていた。引き返して、8時22分に風穴を出発。上林森林公園の下草は、ウバユリとギンバイソウを残して綺麗に刈られている。
おっちゃんに三脚を持って貰う訳にいかないので自分で持つが重いな〜。ミズナラの大木の所と、ギンバイソウの小道を撮影する。蚊取り線香は腰に付けているのだが、手をブヨに刺された。おっちゃんは、耳の後ろ辺り、メガネの上辺りとたくさん刺されている。殺虫スプレーは身体に悪いかもと、使用を控えているのだが、こんなに刺されて大丈夫か? すぐに薬は付けたんだけどね。
ハガクレツリフネが咲いている。ベンチの所のバルタン星人も老いてきたな〜。
ガクアジサイかな? そして、林の中にまだオンツツジが咲いている。靄に浮かんで綺麗だった。
竜神平の小道にオトギリソウが咲いている。おっちゃんがユーモラスなマメコガネムシを写している。夏の花も咲いてきている。
私もカメラを出して靄とハンカイソウを写す。涼しい風が吹いているので、ベンチで昼食とする。いつもの木と違う森のフラダンサーが霧で際立って綺麗だ。木株の芽は一株になっている。これから定点観測するのだ。
登山道にギンバイソウ等が咲くと、木のベンチも可愛く見える。立ち止まるとブヨが寄ってくるので、淡々と下りて風穴に12時30分には戻り、少し涼んで家路に着く。
27日 瓶が森林道
天気予報では降水確率が30パーセント、皿ヶ嶺も霧が出ている。暑いので高度が高い所へ行こうとドライブする事になる。
高速を小松で下りて、寒風山トンネル経由で瓶が森林道を走る。旧寒風山トンネルの寒風茶屋の駐車場はほとんど満杯だ。瓶が森林道から伊予富士登山口、自念子の頭登山口には≪熊の目撃情報あり 注意!≫の看板が設置されている。大型バスも停まっているので、雨が降りそうだが登山者が多そうだ。
瓶が森の駐車場辺りには、夏の花が咲いていた。車を降りて少し 瓶が森を歩いても良かったのだが、雨が降り出しそうなので止めた。
シラサ山荘で昼食の予定が、駐車場にチェーンがかかっていたので休みかと思ったが、11時から開店となっていたので、よさこい峠まで行って戻る。霧に浮かぶ白い花が幻想的だ。伊吹山の登山口にも≪熊の目撃情報あり 注意!≫の看板が設置されていた。
11時を過ぎ、シラサ山荘の駐車場で車から降りると同時に雨が降り出した。きじうどんセットを食べている間中、大雨が降っていた。レストランの下に見える窓から、ブナが霧の中で雨風に揺れて夢幻の世界だった。シラサ山荘の奥さんに熊注意の看板の事を聞いてみると、『稲叢山で小熊らしき動物を見た』と役場に電話があったらしくて設置したらしい。山域が違うのにえらい過剰反応だな〜。 昼食後、土小屋〜石鎚スカイライン経由で帰った。
21日【白糸の滝】
12日(土)に石鎚山に登った後、15日(火)はおっちゃんの4回目(入院中の2回を含めて)のリツキサンの点滴だった。どこか涼しい所へ行きたいと思うがなかなか思いつかない。天狗高原・大川嶺と、風穴にドライブに行ったのだが、少しは歩きたいものと「何処に行く?」と相談するも思いつかず、15時30分になって滝に足をつけたら涼しいかもと出かける。その前に、ドライブの模様をちょこっと。
17日 天狗高原・大川嶺
撮影になかなか出かける気分にならなかったのだが、今の時期なら面河川のねむの木とか、天狗高原のササユリ・ハンカイソウとかなら写せるかもと出かける。ねむの木は、前に写したポイントを通るたびに気にかけていたのだが、前に写した時のように咲いている年がない、やっぱり一期一会だわ。
天狗高原までは、夏休み前の静けさか道路も対向車がなく、姫鶴荘の前の駐車場にも一台も駐車してなかった。ハンカイソウが咲く場所の駐車場には数台停まっていて、カメラマンが遊歩道を歩いていた。笹の中のササユリはそこかしこに咲いてはいるが、作品にするにはいまいちだ。ハンカイソウも靄なしでは・・・。天狗荘の駐車場には大型バスが4台停まっていて、福山の写真クラブの団体さんが撮影前の説明を聞いていた。私も大阪にいた時は、よくバスで撮影旅行に行ったのでその様子が懐かしかった。昼食をとって帰路にハンカイソウの場所を通りかかると、有刺鉄線の中に、牛ならぬ人間(男性一人、女性二人)が入っているのが見えた。入っちゃいけないと思うけどね。
このまま帰るのは惜しいので、大川嶺に寄ってみる。西谷から県道328号に入ると、路肩の草刈をしてないので走りにくい。大川嶺にはイブキトラノオと、シコクフウロが咲き始めていた。大川嶺から美川への県道328号は、丁度草刈りの真っ最中だった。
20日 風穴
おっちゃんの母(88歳)と妹が来たので、今の時期一番涼しい風穴に行く事になった。水の元のそうめん流しは混んでいるだろうと、うどん屋で昼食を済ませて出かける。水の元までの林道は次々に下りてくる車との離合が大変だ。慣れてない人が多いからね。14時前だというのにそうめん流しはまだ列を作って待っている。
風穴の紫陽花はまだ見頃だ。足の悪い母も、一歩一歩風穴の井戸まで上がってきた。ヒマラヤのケシがまだ咲いていたので良かった。風穴周辺はやっぱり涼しくて良いな〜。林道を下りていて、猿の親子を見つけ、おっちゃんが撮影した。
さて、本題の白糸の滝。明日のリツキサン注射の前(リッキサン注射の後は少しの間自粛と思っている)だし、今日は どこか山へ行きたいと思っていたのだが、皿ヶ嶺へ行きたいけど、林道の離合(慣れている車ばかりならいいけど)を思うと無理に行かなくてもと思うし・・・、と言っているうちに15時を過ぎてしまい、なんとか白糸の滝に決まった。
15時59分に滝の駐車場に到着。丁度、一台が帰るところだった。やっぱり、渓流沿いの道は涼しい。滝への道を作るために石垣を積んであるのかと思っていたら、昔の炭焼の跡(3ヶ所)だった。
途中の小滝を写しながら20分で奥の滝に到着。滝壺に足を浸けようと思って来たのだが、滝の前に来ただけで涼しかったので浸けるのはやめた。
16時36分には駐車場に下りたので37分間の滞在時間だった。道路脇にはキツリフネが咲いていた。つづら折れを田まで下りると、この間まで土色だった植林の伐採地に、下草が生えてグリーンになっていた。
12日【石鎚山】
おっちゃんの治療が、8月12日(火)まで毎週火曜日にリツキサンを点滴する事となった。今までの抗がん剤治療や、放射線治療で傷んだ身体を今のうちに元に戻さないと・・・。その為には、食生活改善、ストレスを溜めない、適度な運動をする、この三点を念頭に生活していかないと!
台風一過の天気予報では、今日だけが晴れマークなので石鎚山に登ってみるかという事になった。去年の8月9日以来の石鎚山なのだ、大丈夫かな〜。石鎚スカイラインから見える石鎚山は刻々と姿を変えている。土小屋の駐車場に8時に到着。
瓶が森も綺麗に見えている。ペースをゆっくりとったので第二ベンチには8時53分に到着し休憩。
花の名前が思い出せない。なつかしい登山道、岩黒山・筒上山方面が見える。
東陵分岐で一休み。山ガールが出発だ。ミヤママンネングサか?ネットの情報に依ると、今年は遅くまで沢筋に残雪が残っていたようだが、さすがにもう見えない。
10時11分に、工事現場のような二の鎖元に到着。以前はここの軒下で休んでいたのだが、日を遮るものがないので登山道の日蔭で休む。ひたすら巻道を進む。お山開きの喧騒も今はない。先ほど私達を追い越して行った“安田大サーカスのHIRO”かと思うような体型の若者が鎖を降りて来た。「あれっ、早くも降りて来たん」と声を掛けると、「いや〜鎖を登ろうとしたんですが、止めて降りて来たんです」との事だった。
10時37分三の鎖元、ここで先ほどの若者が休んでいた。この頃から鉄階段の岩の間にベニドウダンツツジや、なんとかショウマ (^^ゞ 、ミヤマダイコンソウが咲いているのを傍目に登る。
雪割草を一輪見つけた。通りかかった方が「まだ残っていましたか」と言われて、そうか・・・、春の花を全然見てないので花の季節感がないのだと気がついた。10時48分、やっと弥山に立つことができた。まずは神社に参拝(チャリン・・・の後、二礼二拍手一礼)、食堂の私の写真を見てからビールを一缶買う。面河側から吹き上げてくる風が気持ちいいので、南壁を背に腰掛けて休む。広島から来たという職場の仲間の男性二人と、連れの初めて登山をしたという女性一人のグループと少し話をする。初めてなのに鎖を登り、食事後は天狗岳にも行くと言う。若いという事はよいな〜。
11時51分に下山開始。西陵方面には立入禁止のロープがかけられている。なぜなのかな? 後は、淡々と、かつ慎重に、今までのようにさっさと足が運べない。仕方ないな〜本格的な山歩きは、昨年の10月以来なのだから。信者さんのグループは、挨拶も気持ちが良い。登山道脇でササユリを見ることが出来た。14時7分に下山し、白石小屋でソフトクリームを食べて家路についた。
5日【皿ヶ嶺】
【waiwai記】
先週に続いての山行は、皿ヶ嶺だ。今回は畑の川登山口からの谷コースで、山頂〜三角点〜十字峠〜竜神平〜上林峠の周遊とした。11時過ぎに水の元を通過する。もう、流しソーメンに若い親子連れなどが集まっている。土・日の運転は気を付けなければ・・・。
風穴駐車場へは寄らず、上林トンネルを抜けると陣ヶ森への林道の鎖の前に車が2台置かれていた。「ひょっとして、林道の除草に来ているのか」と相棒に呟く。昨年だったか、林道脇のササユリがすっかり刈られていたのだが、それも仕方無い。『ササユリだけ刈らずに残しておいて』とも言えないし・・・。多分、管理しているのはNTTだろうが、発注時に業者にその事を入れた契約にしないとね。そのササユリは、畑の川までの林道脇でも見える。畑の川の登山口には一台の車が駐車していた。
登山道を少しで、珍しい花(希少?)が咲いているのだが、このサイトでは花の名を書きません。やがて、植林の中でギンリョウソウが浮かんでいる。登るに連れてガスが巻いて来た。谷沿いの路を上がって、竜神平と東尾根(畑の川)コースの別れで夫婦連れが降りて来た。降りるといっても、この分岐までは沢を横切って路に上がるような場所なのだ。その分岐の側にも珍しい花が咲くという。私達はさほど興味はないのだが、どんなものか見に行った。
東尾根へは、沢を三本ほど横切る。沢と言っても水がチョロチョロと流れているだけで、しかも、幅も1m程の規模である。東尾根に入ると鬱蒼とした植林に路が続いている。急坂を喘ぎ喘ぎ登ると、やがて雑木などの自然林となり、やがてブナの大木が現れたら頂上広場に着く。頂上に咲くオンツツジは、木に拠っては盛りを過ぎているのもある。また、梨の実も大きくなっているようだ。
頂上広場で昼食休憩とした。蚊取り線香を点けても、ブンブン(実際は音は聞こえない)と飛んでいるので、虫が寄らないスプレーも吹きかけながらの休憩でした。まもなく、先ほどの分岐でお会いした夫婦連れが上がって来たが、十字峠方面へ降りて行った。暫らくすると、オジサン二人連れが上がってきたが、一人の人にそれぞれの登山道の案内をしていた。その二人連れが十字峠方面へ降りる後を、私達も後を追った。
十字峠分岐辺りは、濃い霧が覆っていた。そのガスは竜神平まで覆っていたのだった。先日も写したオンツツジの場所へ来ると、中年の男女がそのオンツツジを撮影していた。竜神平を回って来た(この場合は反時計回りになる)というご夫婦と二言・三言と世間話しが終わり、別れようとすると「ひょっとして、XXさんじゃないと主人が言うもんですから」と、思わぬ方向へと話が及んでしまった。
登山道に咲くオンツツジが靄の中に浮かぶ様は圧巻だ。上林峠へと続く尾根の路は今回の写真展へ向けて何回も通った路だ。そして、先日は蕾だったササユリの花も誇らしげに開いていた。
道端には流れて来た腐葉土に埋もれてしまうのでは無いか・・・と思われるほど、足が短くなったベンチが佇んでいる。ササユリはここかしこに咲いていた。残念な事に、頂上に咲いていたササユリは今はもう絶えたのだが、ササユリ自体が絶える事はないだろう。上林峠上の木製の階段まで来ると草刈り機の音が聞こえて来た。私達は、峠でコーヒータイムとして林道(陣ヶ森の取り付け道路)に降り立った。そこには、草刈り機を軽トラの荷台に載せ、男性二人組が後始末をしていた。