2014年     


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 20日【高森山】
’14 藪日記へ

 16日【衣掛城址・吉山城址】
 闘病中のおっちゃんは治療の合間だが、里山なら歩く事が出来る。そろそろ皿ヶ嶺に行こうと言ってくるのだが、今季冬山へ行く事は出来ないだろうと思っていたし、あまり無理をしてもと思うので、なかなか腰が上がらない。1月26日に行った“岩伽羅山”への山歩きで、近くに衣掛城址、吉山城址がある事が分かった。吉山城址は12日に上り口がわかったので、もう一ヶ所の衣掛城址へ行こうと朝から出掛けた。

衣掛城址
樋口林道改修記念碑 林道 日吉谷線 
 10時前に家を出発。コンビニでおにぎりを買い、ザックにはカップラーメンとコーヒーとお湯を用意してある。こんな山行は9月以来の事で久し振りだ。

 樋口林道改修記念碑がある池から、林道日吉谷線を奥へ走ると、7分程で北吉井小学校の岩伽羅山登山道の標識のあるゴロゴロ石の道が左手へと別れている。今回は衣掛山に行くのでやりすごす。

10時10分 左手に行くと、岩伽羅山登山道 北吉井小学校 岩伽羅山 登山道の標識 10時14分 衣掛山登山口
 日吉谷線をあと3分で四国電力の鉄塔巡回路の標識とともに、衣掛山・衣掛山城址への標識がある。車を回して停め、10時14分に出発。

小谷を渡る 植林帯の道 四電の巡視路 危ない所は整備されている
 道はすぐに小谷を渡り、植林帯を少し登ると整備された鉄塔巡回路なので快適に歩ける。

植林帯に入る 10時30分 自然林 10時32分 日当たりの良い所
 又、植林帯になり、細かい九十九折れを登ると開けた展望の良い所に出る。

吉山城址方面か? 尾根道になる 
 前に見える尾根が吉山城址だろうかなどと周囲を眺める。そこからは気持ちの良い尾根道になり9分で鉄塔の下に出る。

10時44分 鉄塔   鉄塔と城址の分岐 10時48分
 尚も巡回路を辿り、見晴らしのいい所で写真を撮る。巡回路が続いているが、左手に衣掛城址へ登る道があり、標識もある。

10時49分 到着  10時55分 下山 気持ちの良い尾根道
 少しの登りで衣掛城址に着く。登山口の標識に書いてある通りの25分で10時49分だった。衣掛城跡由緒の看板と地図が設置されている。ゆっくりしようと思ったが、意外と風が吹いて寒いので5分程で下りる事にした。

休憩 鉄塔で場所を確認 11時12分 ヤマモモか?
 途中の見晴らしのいい所で、おやつ休憩とした。風もなく気持ちが良かった。四国電力の鉄塔などで現在場所を確認する。

   
 11時30分に登山口に戻る。林道日吉谷線を少し先まで行ってみようと歩く。はじめのうちは路側帯が引かれた立派な道だが、途中からセメントの道になり、左右の谷に堰堤がある荒れた道になる。なおも進んでいると向こうから車が降りて来たので、呼びとめて後どれぐらいか聞いてみる。もう少しとの事なので先へ進んで見る。11時58分に林道の終点に到着。そこから植林帯の道はまだ続いているようだった。

 少し戻って堰堤の上で久し振りにお湯を沸かして、カップラーメンとおにぎりでお昼とした12時14分だった。ゆっくりと昼休憩をとり、車に戻ったのは12時56分だった。


吉山城址
13時22分 市営墓地発  鉄塔への道 13時31分 13時39分 吉井城址への登り口
 12日に教えてもらった“吉山城址”にも行く事にして、市営の墓地の上部に車を停める。13時22分に出発する。10分弱で鉄塔への道があったので寄り道をする。13時39分に林道下の登り口に着く。
13時41分  
 2分で城址下部の広い場所に着く。広場は落ち葉に埋もれている。

吉山城址 13時45分   急斜面
 そこから4分程で13時45分に吉山城址に到着。祠と、昭和55年に建てられた吉山城址の立派な石碑がある。12日に下まで案内して下さった方によると、「こちらは急登だ」と言われた北側に下りようと思い覗いて見ると、足掛かりもなくざらざらとした土の崖だったので、来た道を下りることにした。

 14時13分 下山 14時19分 林道に下り立つ
 風もなく暖かかったので、コーヒーを入れてのんびりと過ごした。木の枝越しに東温市のツインドームも見える。衣掛山の休憩所から見えた尾根が、こちらからも見えたので吉山城址の尾根でなかったのが確認できた。林道に下り、車に戻っていると、12日に案内して下さった“いわがら自然の会”メンバーの方に、今回も出会った。今日の顛末を話して別れた。それにしても、この界隈に来た3回とも会うとは!

 里山、低山歩きだが、歩いていて見つけた新たな道や、分岐の先に行ってみると言う、waiwai隊の山歩きの原点に戻ったような山行(?)だった。


 12日【吉山城址】
 冬期オリンピックが開催されている。今朝はスノボ男子ハーフパイプで平野歩夢君が銀メダル、平岡卓君が銅メダルをとった。青野令君は残念でした。奈良の平岡君は、かつてわが市にあったアクロス重信に練習に来ていたという事だったので、午後4時前になって石鎚山を見がてら、アクロス重信辺りに行く事になった。

我が家の梅 2月8日 2月12日 車を置いて16時出発
 我が家の梅も8日の雨で膨らみ、今日は青空に映えている。15時45分に家を出発。私は、アクロス重信に車を停めて梅林まで歩くつもりだったのだが、おっちゃんは横の林道をなおも車を走らせる。東温市総合公園の上部へ続く道との三叉路の広い所に車を停めて歩く。ここで16時だった。

 白梅 
 10分程で梅林に到着。まだちらほらしか咲いてなかった。この前通りかかった時(1月24日)に少しお話した“いわがら自然の会”メンバーの方が下りてこられた。

16時25分 犬と帰って行く  
 小屋の主が飼っている猪狩りの犬が来てじゃれついてきて可愛い。畑の主が軽トラで帰った後、おっちゃんが“自然の会”のオジサンに城跡へ行く道はあるのかと尋ねている。そしたら、帰り道だから一緒に行こうという事になる。鉄塔の点検路を通って、もう一ヶ所の梅林を横目に下りて行く。

皿ヶ嶺 振り返って写す 16時44分 ミツバチの巣箱
 しっかりした道だ。竹やぶを越えるとトラバース道になる。真ん中の写真はおっちゃんが振り返って写した写真なので、実際は降りる方向の左手が山際だ。やがて、蜂の巣箱がたくさん置いてある所に出て林道に出る。

下からの林道はここで行きどまり 16時47分 吉山城址への道 あとは一本道を下りるのみ
 林道はここで行き止まりのようだ。林道を下りて行くと、吉山城址への道があるが、こちらは急登だそうだ。もう少し下りると分岐があり吉山城址へ行けるそうだが、今回は下り口まで案内して貰わないといけないので確認出来なかった。おっちゃんが聞きたかった城址はここではなくて、衣掛城址だったのだが、ここに案内して貰って良かった。

帰って調べてみると、『お山へ行こう』さんのサイトの
≪高森山へ行こう≫に、以下の記述がありました。


『高森山の南に延びる尾根には中世城郭の城跡が点在しています。山頂から東南へ延びる尾根にあるのが岩伽羅城址、衣掛城址で、市境尾根から東へ派生した尾根には吉山城址です。衣掛城と吉山城は岩伽羅城の属城だったとみられています。』


16時56分 17時4分 お墓を横切り横道に入る 池が二つ
 そのまま下りると、市営墓地に着く。墓地の2本目くらいの広い道を西へと横切り、突き当たると細い道がある。そこを下りて行くと池があり皿ヶ嶺が見渡せる。、上池と下池の間のコンクリートの堰堤を過ぎると、アクロス重信の横の林道に出る。

17時8分 17時12分 アクロス重信横 17時17分 車に戻る
 すぐ先の道路脇には、まだアクロス重信が営業していた時に、遠くから来たスノーボーダー用に宿泊を案内する案内板がガードレールに取り付けてある。おっちゃんが、行にアクロス重信に車を停めていれば良かったのに、登り返さないといけない。出掛けて来た時には雲に隠れていた石鎚山方面の雲が切れてきていた。17時17分に車に戻る。

石鎚山方面
瀬戸内海方面
 ここで、真っ直ぐに家に帰らず、東温市総合公園の第一駐車場に車を停めて、ハロウィンの森の横を通り高台に行く。17時30分、石鎚山に夕陽があたり少しピンクになっていた。おっちゃんが、寒いので帰ろうというので駐車場へ帰っている途中で、太陽が沈むのが見えた。雲がなければ、ここでもダルマ夕陽が撮れるかも。(*^。^*)


 5日【淡路ヶ峠】
 【waiwai記】
 1日に行った淡路ヶ峠へ再度の訪問であるが、その際、鉄塔巡視路を降りる道を間違って降りてしまったので、その確認に出掛けた。

登山口 14:14 とよかたの森 14:18
 今日予定している路の鉄塔巡視路入り口の道は、老人福祉施設と松山変電所の間にあった。適当な駐車場所を探すが見当たらないので、ちょっと広くなった道路脇に愛車を停め、出発は14時14分だった。四国電力によって整備されている標識は、鉄塔のNoと道の方向を示しているので、見落とさないよう歩くと間違う事は無いが、見落としたら迷ってしまうのが山道である。5分も歩かない内に、“とよかたの森”という標識に出合った。

 巡視路分岐 14:21 分岐
 この森は『松山子供劇場』が、管理&利用しているようだ。その直ぐ上に左右方向へと鉄塔の表示がある。私達は鉄塔めぐりをしている訳では無いので、道を左に採る。

鉄塔 14:25 先日間違った尾根 14:36
 直ぐに鉄塔に出合ったが、道はまもなく右手の谷をトラバースするように付けられており、先日間違って降りた鉄塔の尾根へと続いていた。その鉄塔に着いたのは、14時36分だった。

 作業小屋 尾根分岐 14:50
 そして、どうして間違って降りてしまったのか辺りを散策した。その鉄塔からは、すぐ下に次の鉄塔が見えていた。そして、巡視路の道は先日降りて来た道からUターンするように付いていたので、見落としてしまったのだった。勿論、登りに使った場合に間違う事は無い。さてここからは、先日降りて来た道ではあるが今日は登りである。見える景色が違っているのである。暫らくで、右手下方に小屋が見えたので、一寸偵察に・・・。その後、尾根路へと登っていると、小屋からモノレールが“ゴオー”と音を立てながら降りていったのだった。「やっぱり、あのモノレールは現役だったんだ」と、相棒と顔を見合わせたのだった。

  
 繁多寺ルートと合わさる尾根分岐には、14時50分に着いた。そこからは直ぐに頂上だが、頂上にある展望台にも誰もいなかった。

 帰路 15:06 巡視路分岐 15:15
 小休止を終え、頂上を後にしたのは、15時6分だった。降りていくと直ぐに登山姿の男性が登って来た。すれ違った後、相棒が「本格的な登山の恰好だったね、どこかへ寄った帰りなんかなぁ〜」と不思議そうに言う。次に登って来たオジサンは、“ちょっとお散歩”のついでに・・・、というような風貌だった。鉄塔巡視路分岐を15時15分に通過。勿論、分岐を左折して下りるのである。

 果樹園に出る 15:25 
 落ち葉の敷かれた急坂の道は、相棒の苦手としている道である。間もなく下方に人工物が見えて来たが、道に通せんぼの障害物が現れた。どうも、山深い場所にある鹿除けの柵じゃなくて、民家裏によくある“猪除けの柵”らしい。柵の向こうにはミカン畑がある。そして、今が収穫期のようで、オバサンが作業中だった。相棒が一声かけると、その女性は収穫中の“デコポン”を三個プレゼントである。

 松山変電所 No.1 鉄塔 15:38
 上の看板“私有地につき 立入禁止”の道を松山変電所を回り込む道へと降りて行くと、何か作業しているおっさんに出合った。挨拶をし、通り過ぎようとすると「淡路ヶ峠へ行ってきたか」と話しかけてきた。私が「モノレールが上の方まで付いているけど、昔はミカンを植えていたんですか?」と尋ねたら「そんなに前じゃないけど、ミカンは切ってしまった」そうで、木を切った後は数年で雑木が繁ったそうだ。ただ、私らが言っていたモノレールの場所と、オッサンが言っている場所が食い違っているようだったが、細かい事は頓着しないでおこう。

 また『「私有地につき 立入禁止」となっていますが、断らないで通ったらダメですかねぇ〜』と言うと、「農道を通る分にはえぇ〜」との事で、ここで指す私有地は道路横の果樹園の事で、春先に山菜などを取りに畑に入る輩に言っていると考えられます。10分ほどの立ち話だったが、おっさんと別れて、登山口近くの松山幹線No.48号鉄塔の脇を通り、13時38分に愛車へと辿り着いたのだった。

 さて、次はどの道を辿ろうか?


 1日【淡路ヶ峠】
 1月26日に行った岩伽羅山の事をおっちゃんが“闘病ブログ”に書くと、おいわさんから「淡路ヶ峠もいいですよ」とコメントを下さったので行ってみる事にした。

繁多寺の前の北谷池 14:2 登山口の標識 14:4 14:9
 四国八十八ヶ所、第50番札所『繁多寺』の横の北谷池を14時2分に出発。池を回りこむように進むと、淡路ヶ峠登山口と標識があり分かりやすい。その後も、分岐にはずっと標識があるので迷う事はない。

14:11 展望が良い 14:13 岩の道 14:23
 小屋の手前を右折すると山道になる。下りてきた単独男性とすれ違う。地下足袋をはいた地元の方みたいだったので、「毎日登られるのですか」と聞くと、「今日は2回目よ、3回は登とったが最近は膝が痛くて」と下りて行った。登山口から10分程で市街地が展望出来る所まで高度があがる。20分で傾斜がきつい急坂の登山道になる。

高度が上がってきた 14:26 14:30 五合目 14:32 六合目
 ここらで息が少し上がるが、それも7分程で山頂まで490m、五合目の標識まで来ることができる。ここまでくればそれ程高度差がないので楽に歩く事ができた。

14:35 七合目 14:37 八合目 14:40 九合目 もうすぐ頂上 14:41
 八合目の標識からの尾根に穴が開いている所があるので猪が掘ったのかと思ったが、所々に桜の苗が植わっていて、名前が付いているのもあるので苗を植える為の穴かな〜。

14:42 頂上の祠 ゆったりマドンナコース 青い空坊ちゃんコース、ガンバる赤シャツコース
 14時42分に淡路ヶ峠に着く。ゆったりマドンナコース・ダム奥駐車場へ700m、青い空坊ちゃんコース・桑原中ウラへ1000m、ガンバる赤シャツコース・砂防ダムへ800m、と色分けしたコース案内がある。

松山市方面展望
 木製の立派な展望所があり、松山市が展望できた。おっちゃんが何枚か撮っていたのでパノラマに繋げてみた。

14:53 下山 14:56 八合目 
 さて、下山(14時53分)は「別の道から降りよう」と、おっちゃんが言うので後から付いていく。来た道を少し戻って、登る時「何を運んでいたんかなぁ〜」と話していたモノレールの脇に道があった。

15:1 ドングリの芽 
 少しで、電力鉄塔(15時1分)のところに出た。どうも、鉄塔巡視路のようだった。鉄塔の下に真新しいどんぐりの新芽を発見し、おっちゃんが撮っていた。そこから直ぐ下にも鉄塔があったが、そこから先にはさっきまでの明確な道が見当たらなかった。しかし、獣道みたいに僅かに踏み跡が続いていたので、そのまま下の方へ降りることとした。

15:23  15:40 繁多寺
 結局、正規の道では無いと思ったものの、すぐ下に人家らしきものが垣間見えたので突き進んだ。もちろん、昔は畑だったような雰囲気の荒れた雑木の中だったが、直ぐに畑の一角に降りて来た(15時23分)。振り返ると、≪立入を禁ず≫と看板が立っていた。迷って下りてきたので・・・、ごめんなさいね。道路から降りて来たルートを確認すると、最後の鉄塔まで下らないで途中から北へと鉄塔巡視路が右折(上からは)し、山の向こう側へ降りるようだった。

 上池から、桑原八幡神社を通り、“へんろ道”を辿り、『繁多寺』まで帰ってきたのは、15時40分だった。