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8月の2
27日【皿ヶ嶺】
勝手なもので、雨が降らない降らないと言っていたら、降ったのに、それが2、3日も続くともううんざり! 今日はやっと晴れたのだが、午前中は私の用事がある。やっと、13時前に用事が済んだが、おっちゃんは17時には出掛けないといけない。4時間あれば皿ヶ嶺には行けると決めた。
コンビニで弁当を買って畑野川の登山口へ。車で弁当を食べてから登り始めようと思ったのだが、せっかくなので少し登って沢沿いの涼しい所で食べようと決める。13時45分に出発。たった8分で、休憩するのに丁度良い水たまりがある所に着く。弁当を食べて、さあ行こうと水たまりを見るとアメンボが気持ちよさそうに泳いでいる。
子供の頃はアメンボやゲンゴロウ、メダカなんかがたくさんいた記憶だが、こんなにゆっくり見たのは久し振りだ。昨日までの雨で谷の水もたっぷり流れている。いつものマムシグサを写して、14時25分に頂上への分岐に来た。このまま竜神平では、せっかく来たのに運動が少ないと、迂回路の尾根経由で頂上へ登る事にする。
すぐの沢にはオタカラコウが奥の方まで綺麗に咲いていたのだが、日差しが強すぎて眩しい。14時55分、頂上があけて見えてきた。すぐ頂上に到着、この前つぶれていた机が綺麗に修理されていた。
頂上は遮るものもなくあまりに暑いので、すぐに竜神平に下りることにした。野生の梨も大分色づいてきている。15時17分、竜神平に到着、おやつのゼリーを食べる。先日は小屋の入り口に貼られていた『山は皆の宝憲章』が無い・・・小屋の中を見たり辺りを見渡す。すると、小屋前の案内板の裏に、貼られていた。いつの間にか移動していたのだ。
コオニユリも葉の上の方まで咲いていた。竜神平のススキの穂も出て、すっかり秋の気配だ。おっちゃんが一生懸命にバッタを写している。この前はボツ写真にしたので、今回は入れておこう。
蝉がやかましいくらい鳴いている。7日間しか生きられない蝉の最後の叫びだろうか。15時43分に分岐を上林峠方面に曲がり長い階段を下りる。途中の岩の所から陣が森が良く見える。16時丁度に上林峠を通過、林道までの道に萩の花が咲いて良い香りがしていた。畑野川登山口までの15分の林道歩きは、影に入ると涼しいが、山道を歩くのと違って疲れる。16時21分に車に戻り、我が家に無事17時に間に合うように帰れた。
19日【皿ヶ嶺】
暑い! とかなんだかんだ言っているうちに一週間がたってしまった。所用からおっちゃんも帰って来た事だし、夕方だと涼しいかもと皿ヶ嶺に行く事にした。
さすがにこの時間になると水の元のそうめん流しにも誰もいない。風穴には一家族が池の所で遊んでいるのと、井戸の所で3人がきゃ〜きゃ〜(若い男女だから・・・)言っているのみだ。16時55分に出発する。歩き出すとやっぱり暑い、湿度が高いうえに風がない。ハガクレツリフネ、クサアジサイを写しながら上る。
振り返るとミズナラに傾いてきた日が当たっている。17時32分にいつもの枯木の所のベンチ、少し休む。おっちゃんがこれは笹にしては葉が小さいとか言っている。笹ではない、草っぽいけどね。
分岐を竜神平にとったとたんに涼しい風が吹いてきた。この前も写したヤマジノホトトギスを写す。愛大小屋までの沢沿いにはオタカラコウが咲き始めている。17時47分に愛大小屋の横のベンチでおやつ休憩だ。コオニユリも大分咲いて来ていて彩りを添えている。
逆光に湿原の花が輝いている。カワラナデシコやソバナ、ススキの葉が登山道においかぶさって、そこまで秋が来ている気配を感じる。竜神平から森に入ると、夕日が射しこんできた。
18時29分、上林峠への分岐を風穴方面に曲がる。瀬戸内海に夕日が映り込んでいるのが木の間から見えたので、どこか木が透けた所からなら良く見えるかもと、足早に歩くが良いポイントはなかった。19時1分に薄暗くなった風穴に戻ったが、誰もいないだろうと思っていたのに井戸に2人が涼んでいた。
13日【皿ヶ嶺】
久し振り(一昨年に余野から林道を歩く)に三ヶ森へ行ってみるかと、今回は楠窪から(林道楠窪・余野線)行くこととする。以前走った際には、志河川ダムは未だ工事中だったような記憶だ。ダムには、水が満たされていた。そして、道端のキツネノカミソリを見ながら、楠窪林道への入り口の橋を渡ろうとすると、“通行止”の標識が建っていた。ナーンテコッタイ。朝目覚めてから、山行ルートを決めると、たいがいがこういう結果が待っている。
結局、林道の崩落場所を確認して引き返す事とした。道路脇のこの花は、キツネノカミソリか、オオキツネノカミソリか・・・。オシベもメシベも短く、花びらより飛び出してないのでキツネノカミソリだな。
志河川ダムを少し観光して、今から何処へ行くか相談する。皿ヶ嶺のはキツネノカミソリがオオキツネノカミソリかどうか観察を兼ねて皿ヶ嶺に行く事にする。国道の電光掲示板が松山道で事故があり、川内IC〜小松ICが通行止めになっているのを告知している。川内ICで下りた車が国道に向かっていた。上林林道はこの時間帯だと下りてくる車が少なく、前の車について走ると楽だ。風穴に車を停めておにぎりを食べて12時7分に出発。相変わらず風穴の井戸の周りは観光客でいっぱいだ。
真夏、ピーカンの真昼間に登る登山者はwaiwai隊くらいかと思っていたら、下りてくる何組かとすれ違った。折れたブナで塞がっていた登山道はちゃんと整理されていた。いつものベンチに12時44分到着するも、ベンチに日が当たり暑いので休まず通り過ぎる。今日は竜神平を周回して帰る予定なので、まずは竜神平へ。
これは、雄蕊に紫斑点がない、葉腋から花が出ているのでヤマジノホトトギスだな。今年は真っ白の花をたくさん咲かせていた野生の梨に向かって、笹が刈られていたので行ってみた。13時に愛大小屋に着く。ベンチが開いていたので座る。7人の登山者が休んでいた。
ゆったり過ごす。風が吹くと涼しく気持ちがよい。おっちゃんがコオニユリやヒオウギを写している。 常連さんと湿原の事などを話す。13時50分、いつまでも休んでいたいが、そろそろ下山する。カワラナデシコ、ソバナなどが咲く道を歩く。春には枯れてしまったのかと思った笹だが、新芽が出て美しい。
14時8分、上林峠への分岐を風穴方面に曲がる。ベンチでおやつを食べて木洩れ日の登山道を気持ち良く歩く。何組かの子供づれの家族とすれ違い、今回30人と出会った。
風穴の井戸からひとつ折り返した辺りで、子供が上がってきてどれぐらいで行けるかと聞いてきた。足元を見るとスリッパだ。「ぼく、そのスリッパでは行けないよ、こんどちゃんと靴を履いてね」と言っていると、家族が来て、それでは行けないから帰ろうと言っていた。15時に風穴に着き、少し涼んで車に戻った。
それから皿ヶ嶺のは、キツネノカミソリか、オオキツネノカミソリかと観察した結果は、オシベとメシベが長く、花びらより飛び出しているのでオオキツネノカミソリと判明した。
12日【大川嶺〜天狗高原】ドライブ
2年前の今日、大川嶺のコオニユリが綺麗に咲いていた。今年もそろそろとドライブに出掛けた。
10時45分に到着。シモツケソウはほとんど終わり、ホソバノヤマハハコは良く咲いていた。目的のコオニユリは株も小さくなり、散ってしまっているのもある。このまま帰るのも何なので天狗高原に車を走らせる。五段高原の姫鶴荘まではそれ程車は走ってなかったのに、姫鶴荘の前に来た途端に駐車場が混み合っている。昨日の日曜日ならもっと混み合っていただろう。12時30分に天狗高原に着いてお弁当を食べる。
同じ道を帰るのは今ひとつなので、梼原経由で地芳トンネルを抜けて帰る事にする。途中でキツネノカミソリを見つけたので観察する。というのも最近、キツネノカミソリとオオキツネノカミソリがあると知ったので、どちらなのか気になったのだ。≪キツネノカミソリはオシベもメシベも短い、花を横から見ると、花びらより飛び出さない。オオキツネノカミソリはオシベとメシベが長い、花びらより長く飛び出す。≫という事なので、ここのはオオキツネノカミソリだな。