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6月
22日【皿ヶ嶺】
台風は温帯低気圧になったものの一気に水不足を解決する雨が降った。天気予報では今日だけお天気マークがついているだけ、梅雨前線が活発になるみたいで雨マークが続いている。今日はやっぱり皿ヶ嶺に行こう!
水の元から久し振りに天狗の庭経由で登ろうと、10時14分に出発。直ぐ後ろに、上林の登山口から登ってきた男性が来られたので先に行って貰う。植林帯の道端にオカトラノオやヤマアジサイが咲いている。神の庭でカメラを出し、モミジウリノキを写す。雨上がりの澄んだ空気を胸いっぱいに吸う。
11時11分、上林トンネル横の取り付け道に上がる。この前はポトポトとしか垂れてなかった水がたっぷり流れている。階段を上がり上林峠経由で皿ヶ嶺に行くか、取り付け道を真っすぐ行って、上林林道を風穴まで歩き登るかと話す。今の時期、どうしても見たい物もないしねぇと、後者を選ぶ。木が岩や土砂で倒されて取り付け道を塞いでいる所もある。
風穴の森林公園では、ピンクや白のヤマボウシはそろそろ終わりというところか、公園内の遊歩道をあがり、登山道に合流。松山平野に雲海が出来て美しい。
登山道の沢の所で、雨が降って水で埋まった所を整備してくれている方と少し話す。いつも有り難い事だ。12時27分、いつものベンチで昼食とする。白いドウダンツツジをおっちゃんが写している。
愛大小屋の横のベンチで、デザートに持ってきたゼリーを食べる。2、3組の登山者が三々五々ゆったりと時を過ごしている。小さい女の子連れのご家族が登ってきた。6歳だと、はきはき答えているのが可愛い。何度か連れてきて貰ったのだろう、コッヘルの中のストーブなんかも出して手伝っている。途中で捕った虫かごの中の蝶々も逃がしてあげていた。
今回は頂上に行かず来た道を下りる。
風穴の方でたくさんの声がしていたので、ヒマラヤの青いケシを見に来ているのかと思ったら誰もいなかった。18日には見頃の花がたくさん咲いていたが、花は殆どが散る寸前のようだった。おっちゃんが井戸の周りで唯一残っていた花を写している。先程聞こえていた声は、池の周りでバーベキューをしている家族連れの声だったのだろう。
18日【皿ヶ嶺】
今週は、明日から台風の接近で梅雨前線が刺激され、雨模様のようだ。まあまあの天気は今日しかないので皿ヶ嶺に登る事にした。
風穴の近くの駐車スペースは満杯だったので、下の駐車場に車を停める。風穴まで歩いていると、女性が二人何やら摘んでいるので聞くとドクダミとの事。風穴の井戸に植えられているヒマラヤの青いケシは今までになく良く咲いている。周囲の木々の高い所を剪定してくれて日が良く当たるようになったからかな〜。湿度が高いので、通常の登山道の登りでも息があがる。花筏が実になっている。
バイケイソウ、サワルリソウが咲いている。ギンバイソウも、もう直ぐ咲きそうだ。
ヤマアジサイも咲き始めている。去年15日に登った時には、ヤマボウシがあまり見えなかった気がするが、今年はたくさん咲いている。去年は下ばかり見て歩いていたから見えなかったのかな?
いつもの枯木に10時55分に到着し少し休む。今年は、ブナの実がたくさん落ちているとも感じる。
春になっても、笹が枯れてしまったのかと思うほどだった笹原も、新芽が出ていて安心する。竜神平にも緑が帰って来た。
少し、蕨を収穫させて貰う。愛大小屋の横のベンチからいつもお会いする方が来られて、頂上でコナスビの八重咲きを見つけたと、カメラの画像を見せて頂く。11時54分から隣りのベンチのご夫婦と話しをしながら、ゆっくりとお弁当を食べる。頂上へは行かなくてもいいかな〜と思っていたが、八重のコナスビを見る目的も出来たので行く事にする。
竜神平から20分かかり12時37分に頂上到着、オンツツジが綺麗に咲いている。久万方面のブナも随分と大きくなったものだ。コーヒーを飲んでいると、先着の女性二人に畑野川から登って来たと話かけられる。お1人は写真展に来て下さったとか、もう1人は会った事があるな〜と思っていたら、週に一回、一か月位行っていた体操クラブで一緒だった方だった。媛銀重信支店のロビーでK2の写真を展示している(今月の21日までだったが、7月5日までに延びた)と言うと、帰りに見て下さるとの事だった。
八重のコナスビをカメラに収める。株の全部が八重でなく、そのうちの一つの花だけだった。今月の2日に畑野川コースを登った時に、なくなっていた頂上への標識が設置されていたので、頂上にも畑野川への標識が設置されているか確認しようという目的も果たせた。おっちゃんはアザミの周りを舞っている蝶の撮影に余念がない。
そう言えば、風穴からの登山道のアザミが折られたり、抜かれたりしていたが、十字峠までの登山道のアザミも切られているのが目についた。近くを通り触るとチクチクと痛いからなのか、それとも嫌いなのかな〜?
木々に葉が茂ると十字峠は暗くなる。竜神平への登山道にカケス?が何者かに襲われた跡があった。先日は、ここより少し下だったとわいわいさんが言う。この近くに、何か天敵がいるのだな。
竜神平に13時36分に戻り、森のフラダンサーの辺りでおいわさんが登って来るのに会った。12日に白糸の滝尾根に行こうと車を走らせていた時にも上林でお会いした。あの時も、そんなに時間がないと言っていたな〜。 梅雨の最中なのにしっとり感のない皿ヶ嶺だった。風穴には、ヒマラヤの青いケシを見に来た登山グループや家族連れがたくさん来ていた。
16日【伊吹山】
ここ2、3日暑い! 我慢出来ない! という訳で、高所に行けば涼しいかもとドライブがてら、瓶が森に行ってみよう! と出掛けた。
11時26分、瓶が森林道の伊吹山登山口が近づいた、まずは伊吹山でお弁当にしようと車を停める。伊吹山にはこの登山口が最短なのだ。6分で頂上に到着しお弁当を食べる。石鎚山は雲に隠れている。ブナのトンネルの登山道を歩く。
瓶が森のミツバツツジは去年の6月8日に登った時にはまだ蕾だったので良い頃かもと思っていたのだが、どうも期待出来ない雰囲気なので瓶が森に行くのは止めて、山荘シラサでコーヒータイムとした。1500m位の高度でもあまり涼しさを感じなかった。帰路は、畑野川の遅越の滝に寄って、滝の水しぶきで少し涼しさを感じる事が出来た。
12日【白糸の滝尾根】逆コース
奈良の“修羅展”から帰り、通常の生活に戻った。生協の宅配が来た後は、今まではリハビリに行っていたのだが、それも大分良くなったので休もう。先週6日に白糸の滝尾根に行った時に見つけた『キノコ』、大木を写す為のレンズしかなかったので撮れなかったのが気になり、もう一度行く事になった。
白糸の滝の登山口から登るのでは面白くないので、今回は逆コースで上林峠と陣が森の間にある分岐から下りてピストンの予定で出掛ける。登山口を11時16分に出発する。東温アルプスの縦走路にぶつかる場所に細い刈り込みがある。4月13日に巨木のツガの所へ行きたいと尋ねられた時に、「細い刈り込みがありますが、それではなく明瞭な刈りあとの所です」と言ったのだが、細い刈り込みがこんなに近くの事だったとは・・・、記憶はあいまいなものだ。
白糸の滝駐車場へと標識のある分岐に11時26分に到着し弁当を食べる。11時40分過ぎに下り始める。途中でブナの木を一枚写そうとカメラを出すがファインダーを覗いてみただけで撮らなかった。急な尾根道を下っていると、赤テープが植林帯に着いている。前に下りた時もこうだったかな〜?
しばらくで笹に覆われた尾根と合流した。良く整備されているので安心なのだが、砂や小石混じりの道なら歩き易いが、腐葉土だけの道は滑りそうで私は苦手だ。やがて、二年前に辿った善神山方面が見えて来た。
12時6分に先週の巨木の所へ到着した。ツガの大木は帰りに写す事にし、今回の目的は『キノコ』なので、まずその場所に急ぐ。ところが、急ぎ過ぎたのか・・・、尾根道の端の方と思っていたのでずんずんと行ってしまい、とうとう通行禁止(直進すると滝の上)の標識まで下りてしまった。ええ〜! まだ下だったのか・・・と、最初の巨木がある場所まで下りてしまったが、このまま下りると登山口まで下りてしまう、これは違う。(*_*;
なんてことなの〜!! 登り返す事、約20分、やっと目的の場所に戻った。このキノコ、この前は一面に露がついていたのだが・・・、一番下のは、露は無くなっていた。かろうじて写そうと思っていたのは露が残っていた。息が治まるのを待って撮影にかかったが、場所がヤバイ所にあり、おっちゃんの手持ちのコンデジなら楽々撮っているが、私は三脚を立てて撮影するので大変だった。
「ほとほと疲れたし、ここから登り返すのは三脚を持ってくれているおっちゃんも大変、私は三脚を持って下りる、おっちゃんは軽荷で登り返すのはど〜お?」と提案、交渉成立だ。(^^ゞ この前とはカメラが違うので、違う感じに写そうと思っていた巨木は写せないが仕方がない。
13時20分におっちゃんは登って行った。写真の時間をみると13時56分に分岐に着き、14時2分頃に登山口に戻ったみたいだ。
私は、13時32分に下山開始、13時59分に林道に下り立った。白糸の滝の渓流の水で顔を洗ったりして、上林の上林林道へ右折する所まで20分くらい歩く。しばらく待っていると、おっちゃんの車が下りてきて上手く落ちあう事が出来た。
6日【白糸の滝尾根】
4日(火)から奈良で開催されている“修羅展”の当番に明日から出掛ける。おっちゃんが何処へ行くと聞いて来るので、今から行ける所となると・・・、2011年9月10日に【白糸の滝上、林道登山口〜善神山〜1,253mピーク〜陣ヶ森〜白糸の滝上林道】を辿ったのを思い出し、その時に見たツガの大木をもう一度見たいと思い立った。
11時42分に白糸の滝駐車場を出発。2分程林道を歩くと植林帯へ薄い足跡が続いている。そこから3分程の登りで“登山口”の標識がある。登山口には赤テープのみで標識がないのに、ここにあるという事は直進したら危ないのだな。
植林帯の中の道は普通は九十九折れについているものと思っていたが、ここの道は真っ直ぐで急だ。モミジウリノキの木がたくさん生えている。林床にたくさん小苗も生えている。フタリシズカやギンリョウソウの子供? 等を見ながら登る。
登山口から40分程登るとツルアジサイか何かツルがからまる大木が見えてきた。その横を登ると、通行禁止(直進すると滝の上)の標識がある。下山の時はとにかく勢いで直進し、滝の上や、崖の上に出てはいけないのだ。皿ヶ嶺の肩(赤柴峠〜引地山への急坂)が見える。
約1時間で、尾根道に辿り着く。12時40分〜13時53分までお弁当を食べたり、ツガの巨木を写したりして過ごす。植林帯の登りは風もなく暑かったが、尾根道は風が吹きわたり爽やかだ。
登りの時に見つけておいたキノコを帰りに写す。名付けて『枯木の涙』、雨も降ってないのに露がびっしりついている。登りの半分の歩きで14時32分に林道に下り立った。出発の時に白糸の滝駐車場に停まっていた車は帰って、新たに若い男女3人が乗った車が帰って行くところだった。
2日【皿ヶ嶺】
雨の日曜日、カメラにフイルムが残っている。早く写し切らないと現像に出せない・・・。雨でも行けて撮影に良い所と言えば、やっぱり皿ヶ嶺でしょ!
水の元が近づいてきたカーブで下りて来た車とぶつかりそうになった。雨の日の林道だから登山の車が少ないので油断してスピードを出すのは分かるけど、お互いに気をつけよう!!
5月29日に奥善神山に行った時に、上林トンネル南口に手袋を落としたのかもと確認に行ったので(結局、駐車した所には落ちてなくて・・、家に落ちていた (^^ゞ )、畑野川登山口から登る事になった。10時43分に出発する。いつものマムシグサ、今年も元気に生えている。11時4分に頂上への分岐を通る。いつの間にか消えていた標識だったが、新しい標識が出来ている。これで分かり易くなったな。ほんとうに有り難い。頂上はどうなっているか確認したいが、今日は頂上に行かない予定なので、次におあづけ。
5分程で竜神平から頂上への登山道と合流、竜神平方面は靄が出ている。
愛大小屋で昼食とする。広島から来られた二組のご夫婦とご一緒する。一組の方は東温アルプスも3回に分けて歩かれたそうだ。食事が終わった頃に8人のグループが入って来られた。高知から手箱山へ登る予定だったのだがアクシデントでこちらに来たとの事。
森のフラダンサーの辺りで撮影していると、食事を済ませた8人が下山してきたので、アクシデントは何だったのかと聞くと、林道が伐採で通行止めだったとの事。どこの林道とかは詳しく聞けなかった。今日は日曜日なのに、わざわざ雨の日に来る人はいないのか愛媛の人とは会わず、登山を予定をしていて来られた県外の登山者とだけ会った。
上林峠までの尾根道には、ちらほらギンリョウソウが出てきている。雨という事で、ブナの幹を流れる水の跡を撮ろうとするのだがなかなか上手くいかない。
あれこれいい被写体を探しているうちに、階段になり上林峠に下りてしまった。車までコンクリートの林道をとぼとぼ歩く。今の時期、ミズキの白い花がたくさん咲いている。14時7分に畑野川登山口に戻った。