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 7日【石鎚山】

 6日(土)、松山におっちゃんの用事が出来た。それじゃ〜、7日(日)は石鎚山に登ろうという事になった。去年は、“精霊の森 剣山「一の森」”写真展を今年中(時期は未定だった)に富士フォトサロン大阪で開催する事が決まっていたので、その為の四季の花の写真(一の森ヒュッテ前の白骨樹・朝景は大体撮れていた)を、なにせどの季節の花も一回で撮らないといけなかったのだ・・・、で一年かけて撮っていたので、一度も石鎚山に登れなかった。

8:5 登山口 新緑のブナ 8:40 いつもの岩で休憩
 土小屋の登山口を8時に出発。あわよくばシャクナゲが咲いているかもと、一応カメラも持ってきた。ブナの大木の新緑が美しい。いつもの岩場で休憩した。

東稜分岐で休憩 久しぶりだな石鎚山 シコクハタザオ
 2000年6月5日に東稜から登りイワカガミを見に来たことがあったので、東稜からにしようか、止めようか・・・、最近リウマチ・体力・冒険心の衰えを感じているので、よっぽどの写欲がないと行けない場所だしと相談していると、見覚えのある方が下りて来られた。当hpでもリンクさせていただいている
“のんびり山歩”さんとご友人だった。シャクナゲの情報と、弥山にミツバツツジが半分咲いている事を教えて貰い、彼らは下りていった。結局、一般コースにした。

ミツバツツジと天狗岳 岩の間に咲く イワカガミ
 のんびり山歩さんの情報どおりにミツバツツジが咲いていたので、撮影。登ってくる途中で、頭にスッポリと網をかぶっている方が何人もいたので、虫がいるのか〜と思っていたのだが、私が写している間におっちゃんが「腕を何ヶ所も刺された〜!」と騒ぐので、北岳、西の冠岳に行く予定はあっさり止めて、頂上小屋でお昼にする事に。1年半ぶりなのに、頂上小屋のお兄さんは私を覚えてくれていたので「あの時の写真を持って来ようと、プリントはしてあるのですけど・・・、来年愛媛に帰るので持ってきます」といつもと同じ事を言う。

ビールを飲んだ、ちょっとふらふらする足取りで西稜に行ってみる。「わいわいさん?」と女性に声をかけられる。最近、声をかけられる事が多くなった。こんなマイナーなサイトでも、見て下さっているんだ〜と感激! おっちゃんは、少し下に下りたりして、イワカガミを写している。

面河道 岩陰にミツバツツジが咲いている 西稜のシャクナゲを見てみる
 二の森への登山道に珍しく登山者の列がと思ったら、みんなお花を見に行っているのね。北岳方面にピンクに見えているのはシャクナゲだろう。面河乗っこし辺りまで行ってみたが、撮影ポイントはなし。下山する事にした。

登山道からミツバツツジ ブナもいい感じ すぐにガスも晴れてきた
 下山していると、あれほど晴れていたのにガスが漂ってきた。「ネットで、下山途中で○○にヤマシャクヤクを見つけたと書いてあったのここだ〜」と、男性。通りすがりの女性3人も喜んで、踏み跡になった場所に見に行っていた。ネットの情報は恐ろしい。

 土小屋が近づく頃には、ガスも晴れてきた。国民宿舎の古岩屋温泉に入湯した、空いていていい温泉だ。私は、翌8日に徳島シビックセンターで開催する “精霊の森 剣山「一の森」”写真展 (10日〜15日) の搬入があるので徳島で泊ってもよかったのだけれど、今回の帰省と、徳島での一週間滞在の荷物とは違うので大阪へ帰った。


 28日【カツラの谷】
 徳島での “精霊の森 剣山「一の森」”写真展もたくさんの方々に来ていただき無事終了し、後始末もなんとか終わった。先週末は同窓会と写真クラブの講評会があったので山には行けず。3週間ぶりの山なので、軽くカツラの谷まで行く事になった。
カツラの谷から蛇谷ヶ峰への入口 通行止の登山道 新しく付けられた道 最近見つかった大桂
 ETCを装着してある車は車検に出して愛媛にある。装着してない方の車なので、6時までに高速に乗ったのに割引はなく正規の高速料金(1300円)で京都東を出る。7時40分に登山口に着いて、デジイチを出したおっちゃん、「あれ〜 メディアが入ってない・・・」、「あら〜 昨夜はコンデジの方を充電しとったのに、デジイチにしたん?」と言う訳で、携帯で写すしかなくなった。帰って画像をパソコンに取り込んで見ると・・・、全部ボケている。あまり携帯で写さないんだけど、なぜか花モードになっていたのよねぇ〜。($・・)/~~~ で、サイズをこんなに小さくしないと見られたものじゃない。

 カツラの谷への入り口にあったロープがなくなっている。復旧したのかと歩を進める。崩れた場所に通行止の看板があり、ロープが張られている。その左手に新しく登山道が作られている。看板には、先で登山道に合流すると書かれてあるので新道を歩く。つづら折れに作られた道を登ると、今度は下るようになる。なんの事はない、崩れた所の直ぐ先に合流するようになっている。いまや、崩れた所も、踏み込まれてそれ程危険はないんだけど・・・。

 カツラの谷へ0.5kmの標識がある手前に、沢方面に下りる道が出来ていたので、最近見つかった大桂の場所へ行くかもしれないと行ってみる。そんなに遠くない所にその木はあった。私はカツラの谷の桂の木が好きだな〜。大桂を見て登山道に戻る途中でおっちゃんが足をあげた靴の所に2匹の山ヒルが立ち上がるのを見た。\(◎o◎)/!

カツラの谷の大桂 山ヒルに吸われて血だらけ ヤマメの塩焼き
 桂の谷の手前のベンチの所で、スニーカーなので登山者って感じでもない男性4人が休んでいた。「晴れて来たのでよかった」と話かけられる。やっぱり、カツラの谷ではこの木が一番だ。もう一つ見ようと思ってきたものは、まだ花芽は出てなかった。しばらく、まったりと過ごす。梅雨だというのに、雨が少なくてカツラの苔も乾いているので桂の写真は撮らなかった。登山道の方の滝を2、3枚写して帰る事にした。

 途中のベンチで、ふと おっちゃんの袖口を見ると、血まみれになっていた。なぜか最近は、虫といい、山ヒルといい、私よりおっちゃんの方が被害が多い。10時40分には車に帰ったので、てんくう温泉でゆっくりする事にした。外でヤマメを焼いていたので買って店の人と渓流釣りの話をしながら食べた。吸われた所の血は止まっていたのに、てんくう温泉に入ると、血が止まらなくなったそうでフロントでバンドエイドを貰って応急処置をした。この時期、関西の山には山ヒルがいるので困ったものだわ〜。(>_<)