2006年    




  2006年末


 29日【奥道後の保養所】

 愛媛の我が家は、おっちゃんの大阪への転勤で空き家となって4年以上も経っているので、カビ臭くなっている。7月からリウマチの薬で免疫力を落としているし、肺関係の副作用が多い薬なので、ちゃんと掃除をしてからでないと寝る気持ちにならないので、3ヶ月前から会社の保養所を、2泊申し込んでおいた。
 寒波が来て、大阪から高速に乗る頃には雪が降って来た。昼過ぎに家に着き、車一杯の山道具等を家に入れる前に、まず掃除。カーテンの替えがある筈なので探すも見つからないので、レースのカーテンだけでもと洗濯をする為に風呂場の蛇口をひねるが・・、固くなって全然ひねれない。何でも使わないとダメね〜。台所の流し台でカーテンを洗って干してから、おっちゃんの実家へ寄り、保養所に出掛けた。

 温泉に入り、夕食。上げ膳据え膳でよかったわ〜♪   
今日の温泉 【奥道後温泉】保養所内湯


 
30日【皿ケ嶺】

 昨夜の天気予報で今日は晴れで、明日からは暖かいとなっていた。家から見える皿ケ嶺が白くなっていたので霧氷が出来て居る筈、今日行かないと融けてしまう〜 掃除どころじゃないと皿ケ嶺に撮影に行く事にした。

撮影中 ミズナラの霧氷
 保養所で7時30分の朝食をすませて、家に帰ってから仕度だから遅くなり、風穴が10時になってしまった。皿ケ嶺に来るといつもお会いする単独の女性と、又お会いしたので挨拶をすると、「家から霧氷が出来てるのが見えたのでいてもたってもいられなくて・・、掃除そっちのけで来ました」と私と同じ様な事を言われた。いつも途中までバイクで来て下から登山道を登られるのだが、今日は途中で合った男性と一緒に来られ、尾根道を登って行かれた。

 20分弱登るとミズナラの大木が現れ霧氷が着いていたので写した。

向こうの木に日が射してきた シンボルの枯れ木
 選り取り見取りの大木が次々と現れて、どう撮ったらいいのやら・・嬉しい悲鳴♪ 時間的にこちら側に太陽が当たるグットタイミングで向こうの木に光が当たったり、ベンチの所の枯れ木では、ちょうど太陽が覗いたりでよかった〜。 (*^_^*) 私が写している間、丁度登ってきた“風の会”の方が、去年祀った竜神平の祠を祀りに来たとおっちゃんと話している。


サンピラー? くねくねのブナ
 沢を渡ったあたりで雲から太陽が出ると温度が上がり、風が吹くと霧氷が落ちてきてキラキラと輝き綺麗なので、「シャッタースピードを早くしないと写らないよね〜」等と言いながら20分程待ったりして写したけど・・、失敗だった。^_^;  おいわさん命名の“森のフラダンサー”を過ぎると竜神平、写真を撮りながらなので息も上がってなく、休まず頂上へ向かう。


石鎚山方面 皿ケ嶺頂上
 林間から石鎚方面が良く見えた。頂上には男女2人が休んでおられたので、シャッターを押して貰った。帰りは、竜神平を横切り上林峠への登山道へ出て、霧氷を写しながら歩いたが、朝のようにはいい被写体がなかった。

家から見えた夕照の石鎚
 家に帰り、石鎚方面が夕陽に照らされて浮き上がっているのを見つけたおっちゃんが、写すと言うので、私の望遠レンズを一眼デジカメに装着したらと出して、写したのがこの一枚です。

 後は、保養所に行って上げ膳据え膳のいい思い。フロントの方が「どちらへ行かれました?」と言うので「皿ケ嶺」と答えるとビックリしていた。観光で来てると思っているから仕方ないわね。(^_-)-☆
   今日の温泉 【奥道後温泉】保養所内湯


 31日【自宅】

 さあ〜、遊んでばかりでは・・今晩からカビだらけの自宅で泊まらないといけないと、自宅に帰り大掃除。と言ってもリウマチの手ではままならないけど、庭の草抜きから、部屋の掃除、布団干し。おっちゃんは網戸の修理、レモンもぎ(今年は不作だった)等。なんとかかたをつけて、美味しいコーヒーが飲みたくなり、近所のライン館へ。お正月もずっとやっていますとの事で、元日から朝はモーニングに来る事にして、おっちゃんの実家へ。飲む時は電車で行きます。妹は年末年始は旅行で不在だったが、弟も帰省していて、両親も元気、楽しい時を過ごす事が出来た。


  2007年始


 1日【実家】

 ゆっくり起きて、予定通り近所のライン館へモーニングを食べに行く。お正月メニューでブルーマウンテンbPが半額の850円だと言うので奮発、モーニングのホットサンドとサラダで1000円もかからない。
 昼前に実家に行って、お雑煮とおせちを頂いて、初詣に伊予稲荷に出掛けた。近所の温泉で満腹のお腹を空かせて 夜もご馳走になり帰った。
   今日の温泉 【東道後温泉 久米之癒】 400円


 2日【ドライブ】

 昨日は、あんなに温泉にも入って気持ちよかったのに、朝起きたとたんに痛くない方の左手が腫れて痛い。(>_<) どうしたんだろう〜、冷たい水でカーテンを洗ったり、右手をかばって左手で草を抜いたり、ドアノブを回したり(家のドアはノブを回すものが多い、冬だからあちこち閉めているし・・)したからか・・。
 外は昨夜から雨でますますうっとうしい。おっちゃんが「昼から回復傾向だし、ターナー島の夕景がいいかも知れないよ」と言うのでドライブに行く事にした。ターナー島の枯れた松も、松を植えて世話をしている方の努力で大分復活して来ている。写す気持ちにはならなかったので、伊予市の方から中山の方へドライブ、途中で靄が出たりしたので少し写した。


 3日【U氏宅訪問】

 U氏の奥さんのモモがイトオテルミー療法を習い、この前の帰省の時に少し治療して貰い気持ちよかったので、テルミー冷温器を取り寄せて貰うように頼んでいたので、使用法を習いがてら、いつものように訪問した。温泉に行こうと誘うと二つ返事で、東道後温泉に行った。
 今日もまだ痛いのでロキソニン(鎮痛剤)を飲んで、温泉に入り、U氏宅で奥さんにテルミーをやって貰ったら嘘のように腫れも引いて痛くなくなった。何が効いたのだろう。(^o^)丿 いろいろな療法をやってもらうには最低でも1回3000円はいるので、テルミーは自分で出来るのがいい。

 天気予報では、明日は午後からいい天気のようだ。今回の帰省は暖冬の影響か、白猪の滝も凍ってないし、冬景色は期待出来ないのでガッカリしていたが、石鎚山はかえって雪がなければ行けるかも・・と登る事にした。   
今日の温泉 【東道後温泉 久米の癒】 400円


 4日【石鎚山】

 夜食べた時に、カビかな〜と思っていた。朝、よ〜く見るとやっぱりカビだった。

 私は以前から、少し神経質な所があって(以外? 笑 )、食べる前に大丈夫かな〜と思うと、必ずと言っていいほどお腹が痛くなり2時間後に下痢をしていた。最近は仕事も止めて好きな事だけしているのでストレスがあまりなくて、こんな事もなくなっていたのだけど・・。朝一番にカビを確認したのがいけなかった。(>_<) おトイレに何度行っても、あまり出なくて(失礼)立ち上がるとお腹が痛い。こんな事をしていては、出発が遅れてしまう・・。

 途中の石鎚山ハイウェイオアシスまで我慢すればいいかと車に乗り込んだ。ところが、高速利用では出口が登山口に行くのに中途半端なので、おっちゃんは地道で行くと言う。しかたなく、我慢していたのだけれど、やっと着いた桜三里を出た所のローソンに着いたのはいいが、外にあるベンチまでも行けるかどうかの状態になってしまった。でも、行かなくちゃ〜、で、掴まる所を決めて車を降りて歩き出すとへなへな〜となってしまい、やっとの思いでベンチに掴まって倒れてしまった。ビックリしたのはおっちゃん、顔面蒼白の私を見てなすすべもなく・・。あと少しでローソンの入り口でトイレまでは大丈夫と言う状態になったので駆け込んだ。そしてスンナリと事がすんで回復したのだった。

 出て来た私におっちゃんは「成就社まで行ってブラブラしよう」と言ったが、私はこんな事は以前よくあったので「大丈夫よ」と答えた。


 西の川への分岐 成就社から石鎚山

 9時発の石鎚山ロープウェイに乗り込んだ。ほとんど、スキー客だった。成就社までの道には雪はなく、西之川への分岐にも全然雪はないので、「最終のロープウェイに乗り遅れても下りれるね」と話しながら淡々と歩く。白石旅館に着いて登山届けに記入、今日は2人組が登っているみたいだ。
 石鎚神社成就社に参拝して9時55分に出発した。


 登山道 雪道になってきた
 八丁坂までドンドン下りて、上りに差し掛かるあたりから雪道になって来た。試し鎖の所で標識が判り辛くてウロウロしていると、9時20分のロープウェイで来た若い男女2人が上って来たので先行して貰った。約1時間で前社森の休憩所に着いた。先の2人も休んでいて聞くと、年末始に横浜から四国をまわっているそうで、剣山にも登って来たとの事だ。


瓶ガ森が見えてきた 夜明かし峠
 瓶ガ森方面も綺麗に見え出して来た。避難小屋で泊まっていたと言う若者が降りて来たので霧氷はあるかと聞いてみたら夜明かし峠付近にはあるとの事だったので楽しみに登ったのに・・、少ししかついてなかった。


石鎚山 石鎚北壁
 ニノ鎖元で休憩。アイゼンを装着し、おっちゃんのザックをデポして、私のカメラザックを担いでもらった。冬だと言うのに鎖を登っている男性がいた。途中の東壁が見える所でカメラを出して写していると、単独、2人連れ等降りて来た。キャップをしたまま写していたりして、たいした写真は撮れなかったんだけどね・・。^_^;


 雲海が流れて 巻き道の鉄製階段 撮影中
 新しく取り付けられた階段になってからは、初めて冬に登ったけど、前に比べて安心だわ〜♪ 網の部分がアイゼンが引っ掛かりそうで怖いけど・・。頂上直下からアイゼンなしで降りていった男性もいる位だった。


 流れる雲海 窓枠みたいに写った
 13時に着いた頂上には、横浜の2人と単独の男性が2人で、今日出会ったのは12人だった。横浜の男性だけ天狗岳に行って万歳をしていた。さ〜撮影、薄〜く先の方に霧氷が着いているだけで・・、作品にはならないけど3枚撮った。ところが出来上がってみると、フィルターの前に着けたフードでケラれて窓から写したみたいになっていた。ちゃんと聞いて広角用のを買って着けたのだけど・・。今日はリハーサルで本番でなくてよかったと思う事にしよう。(@_@;)


 二の森方面 法螺吹き集団
 頂上に45分程いて下山。途中で雲が流れて写真にいい所があったが、今回は広角レンズ1本しか持って来てないので、おっちゃんが写しただけだったけど、霧が濃すぎた。成就社が近づくと法螺貝の音が聞こえて来た。15時30分に成就社に着くと、若者のグループが法螺貝を吹いていて、私達を見て「頂上まで登ったんですか〜」とえらく感心された。登山届(冬山なのに届を書いてない人が多い)に下山を記入し、白石旅館でぜんざいを食べて、16時20分のロープウェーで下りた。

 おっちゃんは、朝の私の様子から頂上まで行けると思ってなかったようで、よかったよかったと喜んでいた。温泉に入湯後、桜三里のうどん屋で故郷の味を噛みしめた。   
今日の温泉 【道前渓温泉】 330円 (最安値) シャンプー・リンス30円 石鹸30円


 5日【徳島姉宅】

 石鎚山にも登れたと言う事で、おっちゃんは冬季の一の森にも行く決心がついたみたいで、急遽姉宅に泊めて貰い朝出発する事にした。実家に挨拶後、たくさんの山道具や着替え等を、小さい冬用の車にやっとの事で詰め込んで我が家を後にした。


 6日〜7日【一の森】
厳冬 一の森ヒュッテ山に恋する 
’07一の森へ

 
今日の温泉【剣山木綿麻(ゆうま)温泉】 400円 シャンプー・リンス50円