2005年         




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 7日【馬ノ鞍峰(台高)】
 この時期、登る山を決めるのにおっちゃんを悩ます関西の山は、@登山口まで遠いA低山で暑いB山ヒルがいるの三重苦。みんなアルプスに行ってるって言うのに、waiwai隊は予定も決められない。おっちゃんも忙しいし、私も調子がいまひとつ(ーー;)

 今週も「どこにする〜?」「さ〜な〜」と決まらないので、先週行った所が妖精が棲んでいそうな滝と森だったのでもう一度撮りたいと思い「先週の所を経由して“馬ノ鞍峰”はどう〜」と提案すると「そうするか〜」と決まった。

クリックすると大きくなります。先週の写真


カクシ平 三之公御所跡 尊義親王御墓画像にマウスポインタを置くと説明がでます。

 3週続けて国道169号線を走り、三之公のカクシ平登山口を8:50に出発。明神滝は見送って直行し休憩、三脚をデポしておいた。9:50に滝を出発しカクシ平に10:30、御所跡で休憩。こんな所に御所があったのか〜。
 遊歩道(?)は自然と尊義親王御墓に行くようになっているので行ったのが間違いの元で・・、御墓の横を上へ上へと行くうちに目印のテープが全然ないのに気がついて引き返した。

参考】哀しくもロマンあふれる南北朝時代 
 【川上村hpへ】

分岐 尾根 馬ノ鞍峰
 そこから尾根までの尾根道は暑さとカメラ機材の重さでへとへとになった。50分弱で尾根に上がって、山と高原地図を見ると頂上まで40分となっている。ザックは重いし、私はあまり無理をしてもと思い、おっちゃんだけ頂上に行く事になった。待っている間、吹き抜ける風が気持ちよかった。

 さて、千代さんを置いて尾根を辿る。大きな木の多い自然林は赤い肌のシャラやブナなどだ。その景色は、四国の山の雰囲気とは違って、下草が生えていない不思議な佇まいだ。やがて尾根も細くなり、シャクナゲが現れるようになった。そういえば、今春、「今年の花は綺麗よ」と、馬ノ鞍峰を推薦してくれた職場の友人の話を思い出した。しかし、尾根筋を進むのだが展望は無い。尾根はS字状に伸びて、少しの急登で頂上の標識に出会った。ここも展望は利かなかった。記念の写真を撮っただけで下山である。往復1時間ほどで、千代さんの待つ場所へ着いた。【waiwai記

 後はさっさと下りて、写真を撮らなくちゃ! と例の場所へ行ったが、晴れが続いて苔むした所も乾いているし・・残念だった。山ヒルの点検がてら裸足になって冷たい渓流に足を浸したらすごく気持ちよかった〜♪
さて、山ヒルの結果は、靴の底に『ヒルノック』を吹き付けて、ワコールCW-X(クールマックス)をズボンの下にはいて進入を防ぎ、時々スパッツの中を点検した結果、おっちゃんが足を上げたとたんにビョヨ〜ンと伸びている山ヒルを10匹は見たのに一匹も入ってなかった。(*^_^*)
登りでは目の前に見える山ヒルも、下りは見えないので、おっちゃんの右足が下ろされた場所に私の足が行かないように気を配って下りたのもよかったのかもね。(^_-)-☆


 15日〜16日【一の森】滞在記

「山に恋する」’05一の森へ