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  10月


 6日〜7日【面河道〜石鎚山】
      
 石鎚山の紅葉を見ようと面河道からテント泊で出掛けた。
 泊まるのでゆっくり出掛け、国民宿舎の駐車場を10:00に出発。愛大小屋の手前で、下山途中のおっちゃんの同僚(ももの夫)に会った。コーヒーを沸かし休憩後別れた。周りはだんだん紅葉してきて綺麗だった。

 面河乗越しにテントを張り、弥山に登った頃には天狗岳は霧に隠れたり、晴れたりだった。たくさんのカメラマンがすでにスタンバイしており、その間から写真をとった。薄暗くなり、シャッターを押すと2連写になったので私の腕ではここまでとテントに帰ることにした。ところが、帰ったとたんに西の空がピンク色になり、しかたなく二の森方面を写したのだが惜しい事をした。後で分かった事だが、暗くなったのでシャッターが下りにくくて力を入れすぎて2連写になったのではなく、ドライブレバーが1枚と連続撮影の間になっていただけだった。なにせ、オートしか出来ないので・・・。
 二の鎖のテント場にテントを張っているのが見えた。暗くなったので明朝に期待して早々と寝た。


      
 昨日、写している人に日の出の時間を聞いていたのだが、寝すぎてしまいあわてて弥山へ行った時には、昨日夕方12人位だったカメラマンが24人にもなっていた。それでもなんとか日の出に間に合い、朝陽に映える紅葉を撮る事が出来た。写真の出来は腕がないのでこんなものだろう。
 その後、北壁の見える所まで下り、コーヒーとパンの朝食を食べた。8:10にテントを撤収して下山した。昨日と同じ所の紅葉も陽の当り具合で、昨日とは全然違い綺麗だった。それなりに満足して面河に下りたら、渓流釣り大会をしており、たいへんな人出だった。

【後日談】昨年来の不明の男性はこの日に、一年余振りに発見の報・・・



 14日【高瀑〜二の森】
            
 二の森への縦走路を通るたびに高瀑からここへ来れるはず、いつか来なければと話題になるが、私は登りは大丈夫だが下りが・・・滝の横を登るのだから崖になっているに違いないと拒否していたのだった。なべちゃんが7月に来ていたし、紅葉も丁度よいし、先週の石鎚が綺麗だったのでこちら側はどんなか気になり決行する事にした。
 高瀑休憩舎の横に咲いているアキチョウジを撮影し高瀑に向け出発、1時間20分位で滝に着いた。少し休憩後いよいよ滝の横を登ると、途中にハシゴがあり、グラグラしていた。バランスをとりながら渡った。そのうち、ロープがさがった崖になったが木の根が適度にあり大丈夫だった。滝の上部は踏み跡が交錯していて分かり難い、西の冠岳への偵察も兼ねて沢の方に行ってみたが今回は二の森へ行く予定なので引き返すと、西の冠岳に行くという高知の女性2人、男性3人の中高年パーティが登って来た。

 私達は尾根を笹をつかみながら、ひたすら登った。右手に紅葉と五代の別れピークが見え出した。声がしたので西の冠岳のガレたあたりを見ると、先程の人達が登っているのが見えた。やがて、二の森への登山道に出て25分くらいで頂上に着いた。
 昼食をとっていると名前を呼ぶ人がいる。なんと、おっちゃんの同僚のIさんだった。(2度目の遭遇) 保井野から登って来たとの事、コーヒーを飲みお互いに来た道に別れた。

 下山時、南面の紅葉の帯には感激した。紅葉を撮影しながら下りると、丁度高知のパーティも下りて来て、「見えていましたよ、道は崩れていてどこでも登りました。」と言っていた。女性もたいした方達で、ひょいひょいと難なく降りられた。私はというと、やっぱりへっぴり腰でした・・。
 駐車場へ帰る沢で、石立山で見た白いすじのある葉(何の花か気になっていた)にジンジソウのような花が咲いていたがジンジソウなのかなぁ?


 21日【石ケ山丈〜兜岩】

藪日記
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 27日【大山
           
 雪山教室で大山に行った時、大山のブナは背が高いと話題になり、紅葉はどんなだろうと決めた。
 5:30に家を出発し、9:30に夏道コース大山登山口から登り始めた。さすが大山、登山道は大勢の人で自分のペースで歩けず、階段状でたいへんだった。サワフタギ、ダイセンキャラボクに実がなっており、頂上付近は紅葉は終わっていた。崩壊が進む頂上で昼食をとり、‘梵字が池石室’の方にまわり下山した。6合目を過ぎた所から行者コースの黄葉の中を下りた。元谷では撮影会が催されており、撮影スポットで撮ってみたがきれいに撮れなかった。
 大山寺の境内に下りてくると、きれいに着飾った観光客で一杯だった。境内に入るのに拝観料がいるとかでビックリした。