「ずっこけ狂言ばなし」無事公演終了!

9月26日(日)宇部市男女共同参画センター3階にて、民族芸能アンサンブル若駒による「ずっこけ狂言ばなし すってんオヒャヒャーおきゃ~がり」を上演しました。今作は2019年3月25日に上演予定だったものが新型コロナウイルスの影響で中止になり、実に1年半ぶりに公演が実現したものです。

今回の担当は川上ブロックと上宇部ブロック。「和」を意識した飾りつけで会場を華やかにしてくださいました。

 

さていよいよ公演開始。一つ目の演目は「節分」。節分の日に蓬莱島から鬼がやってきます。はるばる蓬莱島からやって来た鬼はお腹がペコペコ。何か食べ物をもらおうと女の子が1人で留守番している家にやってきて・・・

ちょっと間の抜けた鬼と女の子のユーモラスなやりとりに、会場には笑いが巻き起こります。

 

二つ目の演目は「二人大名」。大名に化けた二匹のタヌキが都へ行く道の途中で一人の男と出会い、太刀持ちをしてくれるように頼みます。お付きの者が出来て得意になったタヌキたちは道すがら男をからかいます。

怒った男は持っている刀を抜こうとするけれどその刀は実は偽物。タヌキたちはばれては大変、と刀を抜かせまいとして男の要求に応えてしぶしぶニワトリや犬のまねをするはめに・・・

ニワトリの鳴き声は「こかぁ」、犬の鳴き声は「びょうびょう」。昔と今でこんなに違うんだ!という発見もあったり楽しいお話でした。

 

終演後には狂言の所作を体験するワークショップが行われました。
まず最初は腰を落としてすり足で歩く狂言独特の足運びにチャレンジ。

最初はちょっと難しそうにしていた子ども達も、ワークショップが進むうちに太郎冠者、次郎冠者になった気分で楽しそうにいっぱい体を動かしていました。

 

ワークショップと片付けが終わってみんなで恒例のお疲れ様の記念撮影。

担当ブロックの方、運営スタッフの方、劇団の方、皆さん本当にお疲れ様でした!

 

今回は延期に次ぐ延期の末ようやく実現できた公演だったため、私たちにとっても劇団の方達にとっても感慨深いものとなりました。

公演後のあいさつでは、一年半ぶりの公演に感極まった劇団の方が涙ぐむ場面も。

コロナ禍で公演の機会が激減している苦しい現状と、そんな中でも待ってくれている人たちの所に行くまでは何としても劇団をつぶすわけにはいかないという強い思いも聞かせてくださった時には、わたしたちの方も胸がいっぱいになってしまいました。

まだまだコロナ終息までには時間がかかりそうですが、若駒さんをはじめとする、苦しい中でも踏ん張って活動を続けていらっしゃる全ての劇団の方々のために、そして公演を楽しみにしている子ども達のためにも一日でも早くコロナ禍がおわりますように・・・