擬似カブラ針の作り方(試作)

江ノ島の裏磯で、サバやソーダを釣るときに使用するバクダン仕掛けのサビキについて、以前はハゲ皮付きのサビキ針でも充分対応できていましたが、最近、カブラ針を使用する人が増え、通常のサビキ仕掛けでは太刀打ちできなくなってきています。
この場合、カブラ針を使用すれば良いわけですが、カブラ針は単価が高く、サビキ針として使用するにはもったいないし、また、市販のカブラ針をそのまま使うのも面白くない、と言うのは言い過ぎかもしれませんが、同じような機能を発揮するものを安く簡単に自作出来て、カブラ針に劣らない効果が得られればと思い、試作してみました。
右写真のものは、実際に使用したもの。
太陽光線の当る角度で色が変わって見えるが、フラッシャー巻き方によっても異なった色に見える。
左の針は青く、右の針は金色に見える。
2012年11月25日、裏磯でマルソーダが釣れたのは左(青色)の針。
【材料】
■針:丸セイゴ12号、■ハリス:フロロカーボン3号
■ハゲ皮:シラスカット(30o×10o、頭部分に両面テープ付き)、■フラッシャー:オーロラフラッシャー40cm
■糸錘:0.65ミリ
■瞬間接着剤
【針にハリスを結ぶ】
”漁師結び”にて針にハリスを結ぶ。
”漁師結び”は、釣糸メーカー、他のサイトで紹介されていますので調べてみてください。
【糸錘を巻く】
@針のチモトに糸錘を巻く。ハリスの結び目から下側に5回、上側に2回巻く。
A糸錘が解けないように、瞬間接着剤で固定する。
【ハゲ皮装着】
@シラスカットにしたハゲ皮の頭部分に5ミリ程度両面テープを付ける。
A糸錘の上へシラスカットの頭部分を両面テープで固定す(貼り付け)る。
Bシラスカットの頭部分に、40cm程度の長さのフラッシャーを巻きつける。40cmない場合は、2本使う等して、糸錘を出来るだけ見えないようにする。
その際、フラッシャーをシラスカットの内側に数本入れても良い。(右写真のものは3本シラスカットの長さよりも短くして入れてある。
Cフラッシャーの終端部分を瞬間接着剤をほんの僅かに塗り固定する。