サビキ仕掛けの作り方

カット済みの市販品でもよいが、シート状のハゲ皮からカットする方法を紹介します。
ハゲ皮はウスバハキ等のカワハギ科の魚皮を加工したものですが、質の良し悪しがあるようで、ワタシの場合は水中で薄紫色に光を反射するものが良いと思っています。
以前、大磯でサーフトローリングをしていたときに、サバ等に追われたシラスが大量に浜に打ち上げられたことがあり、近くでよく見ると、水に濡れているシラスは透明な薄紫色に輝いていることを発見しました。
それ以来、青物がシラスを追う時期は、サビキには水中で薄紫色に輝くハゲ皮が有効と思っています。

【ハゲ皮シラスカット】
カッティングマットの上ににハゲ皮を置き、テープで両サイドを止めて固定する。
サイズは、長さ(左図a)30ミリ、幅(左図b)10ミリで、マットの格子線(5ミリ間隔)を目印にカットする。
10ミリの短冊に切ってから、半分に折って切り取る方法もあるが、ロスが多いため左図のように切り取る。


1.ハゲ皮をカッティングマットに固定 2.シラスカット30ミリ×10ミリ 3.折り曲げ  真ん中から半分に折る。

【サビキ針作成】
4.短い方の先端から3ミリ部分に小さく切った両面テープを貼る。 5.フラッシャー
束になったものが市販されている。
6.蛍光玉
7.下の写真はチヌ針1号。ハリスはフロロカーボンの3号を結んでおく。 8.フラッシャー1本を先端から20〜25ミリで折り曲げ、更に20〜25ミリでもう一度折り返し下図のように両面テープに固定する。 9.フラッシャーを折り返して輪になったところを真ん中からカット。ハゲ皮の内側にはフラッシャーが3本出ている。
10.ハゲ皮にハリ(ハリス付き)を挟む。ハゲ皮からハリスに沿うようにフラッシャーが出ている。 11.ハゲ皮から出ているフラッッシャーでチモトを巻き付ける。
最後は瞬間接着剤でフラッシャーを固定。
12.ハリスに蛍光玉を通して、完成

【サビキ完成】フロロカーボン5号を幹糸とし、20〜25p間隔でサビキ針のハリスと幹糸を束ねて8の字結びで固定する。5〜6本針とし、先端と末端の針からそれぞれ20cm程あけてサルカンを付ける。下になる方はスナップ付とする。