以前は千葉県夷隅郡大原町大原だったが今は いすみ市大原となった。 確かに夷隅では読むにしろ、書くにしろ、聞くにしてもむつかしい。
2011年10月 24輩のお寺巡りで残った最後の1ケ寺 これで 四国めぐりのお遍路さん風に言うと 『けちがん』 結願成就である。
しかしまだまだ行きたいところ、行かねばならないところいろいろ 終わりは無いし、もう一度、見たい 会いたいもまだまだ である。
|
明治18年(1885年)の小浜大火で全焼、その後再建され昭和61年(1986年)に改修されたのがこの本堂。
17番 念信のお寺は茨城県常陸大宮市鷲子(とりのこ)にも有り、向こうは山の中、 こちらは海岸に近いが小高い丘の上 小山御坊照願寺。 どちらも10段ほどの階段があり 鐘楼の雰囲気も似ているように思えた。
親鸞聖人の出家から入城までの事項が描かれた 国の重要文化財に指定され寺宝 『紙本著色親鸞聖人絵伝』4巻 今 原本は 東京国立博物館に保管され ここには写しが置かれているとか。
地震、津波、火事 いろいろな災害から守られて今日まで残った文化財、美術品 これからも大切に後世に残すためにも 良い事だ。
|
長岡市上岩井の『西照寺
親鸞24輩 7番、西念が開基した信州布野の長命寺から1602年に分寺、ここには唯一国指定の重要文化財の親鸞聖人の木像がある。
|
流れ破風単層の山門 前の緩やかで長い階段 両脇の石垣とあいまって堂々とした構えである。
|
火災に遇い1681年に再建されたという本堂、山門より古い。
庭池に鯉が泳いでいたが 豪雪の長岡 生きるのも簡単ではない
|