華麗なるロシア世界遺産紀行9日間

仕事の関係で旅行の雰囲気がなかったオンドリが急に「行く!」になり、急遽探した国がロシアになった。
一度はエルミタージュ・赤の広場..を見たかったから.....。

ネットでちょうどツーリズムに日程の合うツアーを探してクリック・カード払いで決済した。今は楽になったな〜と話しながら次の日に一応確認のTELを入れた。
ちゃんと予約されていたがパスポートの残存期限などを読んでいて驚いた。残り6カ月が必要なのにTOMのパスポートはJUNとJANを記憶違いしていて期限が
無いことに気づく。(@_@;) ビザ申請に9日?の猶予しか無いとの事。今回はキャンセルかと思ったがすでにキャンセル料が発生しますって...。(;一_一)
ネットでのクリックって怖いな〜〜と、しみじみ思いました。
それからはもう速攻...出勤前にパスポートセンターに行って申請、1週間後に受け取りそのまま郵便局の本局で速達・書留...高い料金にびっくり。(@_@;)
なんとかビザ申請は間に合いホッとした。

さて、今回は珍しく車で成田へ。前泊はネットで見つけた エクセル東急 駐車場無料 朝食付きで一人5000円は超割安。(^^)v
部屋はほどほどだがユニットバスは(;一_一)
台風が本土直撃で飛行機が飛ぶか、また成田でキャンセルか...朝は風が強かったが飛行機の離発着が見られたのでちょっと安心。

2009.10.08(木)11:05成田発 JL441
事前のWebチェックインはしてあるがカウンターでeチケット??をって...そう言えばさっきTCから何か渡されていたな〜。
今回はTC付きのお任せ旅行なので気持ちが緩んでいます。(^_^.)
JALはターミナル2だったので久し振りにヤフーからネットなど..。

成田から飛行機が飛び立ってすぐにロシアの制空権・領土に入ってそこから延々10時間もの間ロシアの国をひたすらモスクワを目指した。
ロシアは世界で一番大きい国。(北方4島なんて小さい島を何故返さないのかな?)

16:15 モスクワ・ドモジェドボ空港着


ロスバゲで有名なモスクワの空港でしたが全員無事にスーツケースが出てきました。
(TOM&☆のスーツケースは一応ガムテープでグルグル巻きにしておきました。)
やっぱりロスバゲを心配してモスクワで長時間荷物を預けておかないように一応荷物をピックアップするってTCが言っていた。
もしもの時のため着替えと防寒着一式を二人分、手荷物にしたからバッグが重かった〜〜〜。(^_^.)

今回はモスクワ乗り継ぎでサンクト・ペテルブルグまで
モスクワの国内線のカードラウンジは空いていて食べ物の種類は少ないがお腹いっぱい食べてしまった



    

20:15発 S70041 シベリア航空
21:40着 サンクト・ペテルブルグ
 

 

2009.10.09(金)
ホテルはトルコとの戦勝記念の凱旋門近く ホリディー・イン かなり清潔でエクセルより上かな。(^^)v



                ホリデー・イン ホテルの隣がスーパーで飲み物もかなり安い。 

 

市内観光の始まりです。
メインの建物は小さい地域に固まっているのでいつも同じ場所をグルグル回ってばかりしていました。
サンクト・ペテルブルグは聖なるペテロ?とピョートル大帝の両方の意味があるとか無いとか..。(^_^.)
大きな川沿いに発達した街、北のベニスと呼ばれ街中を運河が通じているので、夏は運河巡りも面白そう。


                                  フィットネスクラブ?      青銅の騎馬像 でも青銅の騎馬像って他にもたくさん有ったけどな。
                                                    後ろ足だけで立っているから軽やかでって他のブロンズも皆二本足だったよ?



ロストラの灯台。川の合流地点にあり河川の交通の要所、左右一対の灯台が設置されている。
     



孔雀石の柱                                      モザイク・最後の晩餐 

聖イサク教会 共産主義の名残で大多数の教会は博物館として公開され写真もOK、男性は帽子もそのまま。
ロシアの凄さは144トンの花崗岩(ここまでは紀元前のエジプトで驚きはしないけど)でできた柱をいくつも並べたり高価な孔雀石(これは見たことのない貴重な体験)・緑色の巨大な列柱にも感じられる。(後でもっと凄いのも出てきますが..。)



血の上の教会 何とも凄まじい・おどろおどろした名前でしたが、?2世が暗殺されて血が流された所に建てられた教会だそうです。
ネギ坊主頭の教会はここが初めてだったのでとて面白かった。
トルコなどのモスク・イスラム風かなと思っていたが、実はビザンチン様式で特にトルコはビザンチン帝国がイスラムに滅ぼされビザンチン様式のアヤソフィアなどは
壁画などを漆喰で上塗りされそのままモスクとして利用されアザーンのためのミナレットを周りに配置しただけの様です。
当時のロシアは派手好きだった?のでネギ坊主に色付けやシマシマ模様、TDLの様なカラフルな装飾がなされているのですね。(ロシアって本当に派手好きだった。)



                                 日本海海戦にも参加したオーロラ号、ここでは10月革命の最初の号砲を鳴らした記念のプレートがありました。



自由行動でカザン大聖堂。ここは今でも宗教行事に使われてる。市内は古いトロリーバスが走っている。



ロシアンクラシカル バレエ・パレス劇場 昼間、立ち寄ったお土産屋さんの隣、同じ建物内。
隣の入り口にポスターが貼ってあったけどまさね、チケット売り場位に思っていたら、夕方連れてこられたのがここなので驚いた。
入口は狭いが奥は確かに小ぶりで質素だが劇場になっていた。(@_@;)



オプションの「白鳥の湖」
日本で申し込むのですが、「ツアー全員が申し込んでいます。」って言われたけど、10人だけの観劇って何故??
筋はあらかじめ頂いた日本語のパンフで理解しましたが、ネムイ・ネムイ・ネムイ...(-_-)zzz
頬杖を突いて寝ていたが姿勢が固まっていたので寝違いをしてこれから帰りの日まで痛かった〜〜。(;一_一) 

2009.10.10.(土)
エルミタージュ美術館
今回はこの美術館に6時間!これが決め手の一つでした。(昼食はカフェで自腹ですが..。)(^_^.)
エルミタージュ=隠れ家と言う意味らしい。
何年も増築を重ねて今では250万点とも300万点とも言われる膨大なコレクションを有していますが、建物自体が美術品の宮殿なのです。

   

まずは朝食からね....。(^−^)

     

       

       

ラピスラズリーって小指ほどの大きさでも貴重だと思っていたが、ここでは壺・巨大な柱・テーブルになっているって....。(@_@;)                                                        

       

             ダヴィンチ

      寂しい昼食。

                              エル・グレコ           

       

モネ              ルノワール                                                                ゴッホ

       

                 ゴーギャン                        マティス この人は作風が3度変わったと言うが全く違う絵を描くがどれも評価されているけどTOMには??? 

      



こんな甲冑もある。(確かウィーンでも..。)
この宮殿は孔雀石・ラピスラズリーの円柱やテーブルなどが....あまりに普通にあるので写真を撮るのを忘れてる〜〜。(^_^.)
プラド美術館で一番感動したのは非常に精密なモザイク画で本当に絵画かと思ったものですが、ここのモザイク画もかなり感動した。
広い・広い...迷う・迷う...インドの宝石展を見かけたがそこに辿り着けないのには参った。(^_^.)
絵画を無造作に架けてあるが窓から陽光がサンサンと絵画を照らしている。(@_@;)                                                                  
いつもは薄暗い部屋とかが定番なのにね。
いつもの事ながら美術館は6時間でも足を棒にしても回りきれない。(^_^.)
今日は早めにホテルに戻り夕飯はホテル食。

2009.10.11.(日)

 まずはホテルの前にて記念撮影。

エカテリーナ宮殿
正面はずいぶん立派、壁も青と白で素晴らしいコントラストでした。
でも、こんなに奥行きの無い宮殿は見たこと無かったな。
正面から見える前の壁がもう建物の終わりなんだもの〜〜。(@_@;)
ただし内部の装飾は確かに素晴らしい。ヨーロッパは大理石や石膏などに彫刻した装飾ですがロシアは木の彫刻に金箔を張った像や壁飾りが多い。
琥珀の間は思ったよりこじんまりしていたが、良く見ると実に細かい所まで手の込んだ美しい飾りが素晴らしい。
こんなに立派な建物も戦争時は煉瓦だけの廃墟になってしまい、今の姿は基礎以外はすべて新しく造られた物。

     

      


       

       

                          琥珀の間の隣から撮影禁止の部屋を写したオンドリ(-_-)/〜〜〜ピシー!ピシー!

      

晩秋のロシア、快晴、広い空と木々も大きく大陸の雰囲気を堪能しました。気持ちが良かったな〜〜。(^^)v

    
 
                                               宮殿につけたされた学士院、プーシキンもここにいたらしい。

      

市内に戻りレストランで昼食 ロシア風水餃子と言うが狭い席に押し込められて美味とは言えないものを小さな器に盛られて気分が凹んだ〜。     カザン聖堂



曜日?時期?こんなリムジンや結婚式のカップルに良く出会った。

ロシア美術館

   

何が基準になっているのか分からないがここは撮影禁止?         自由時間、ネギ坊主の近くの奥まったカフェ&レストランでコーヒーとケーキを食べた。

2009.10.12(月)
サンクトテテルブルグ発 08:40 FV0117

 

モニターに写真が貼り付けてあるのには笑った...って、古い機体?((+_+)) 

モスクワ着 10:00 
バスにて
世界遺産 セルギエフ・ポサート観光 トロイツェ・セルギエフ大修道院
旅行で初めての大雨・ザーザー降りでした。
青いネギ坊主に金の☆がとても綺麗でしたが、晴れていたらもっと感動したかもしれないな。
ここはロシア正教の総本山、敬虔な信者が聖人の棺に真剣にお祈りをあげていた。

      

      

アンドレイ・リュブリョフ(以下A・R).....。
35年前にエキプド・シネマで見た暗〜い、ひたすら暗〜い印象しか持たなかった映画の主人公だったがこの教会のイコンを描いた有名な修道士&画家だったらしい。
35年前の記憶!今、荒筋を読んでみると所々を覚えている自分がちょっと嬉しいな〜。(^^)v
超有名な画家でこの後も美術館でしばしば登場するのです。
そう言えば知っているのはこの方とリュドミラ・サベーリエワ、エイゼンシュタイン、だけだったな。

バスでウラジーミルへ
ウスペンスキー寺院

    

大雨でしかも薄暗く...歩いている内に真っ暗になった観光と言うのも初めての経験。
この雨・暗さの中で展望台に行きましょうに驚いた。
この教会にもA・Rのイコンがある。

真っ暗になったウラジーミル発

スズダリ着 真っ暗で何も見えないが狭い道をバスは通ります。
スズダリの民家(画家の奥さん&家族がお料理を提供してくれた。)に到着
明るい気持ちよさそうな家に入ると民族衣装の素敵な奥さんと娘さんが迎えてくれました。
家庭によって作り方や材料が違う定番ボルシチを頂く。この家庭の味付けは薄口ですな。

       

奥さん             ご主人の描いた絵が掛っている                               このピクルスは美味しかった。オンドリは5本も食べた。(@_@;)