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住宅地の中のマルエツ開店と住民の生活環境問題のページ

マルエツ問題は、これまで地域の生活環境のページに載せていましたが、マルエツ関係の記事がほとんどで、写真などを使っていて、ボリュームも増えてきたため、独立させました。


◇住民の「要求書」に、マルエツから「回答」ならぬ「通知」が来ました 2004/1/16
マルエツに文書で「要求書」を提出しました 2003/12/21
◇相変わらず、デタラメな作業実態…マルエツは改善しようという気持ちがない? 2003/12/21
『マルエツ』の約束と事実経過=大迷惑の数々。
 大迷惑スーパー『マルエツ』の非常識!? 住民の常識! 深夜の非常ベル、“防犯訓練?”ー 説明も謝罪もなし 
2003/12/4
マルエツの荷さばき所、荷物搬入の状況、やり方は、いよいよ大混乱、末期症状か 2003/11/24
傍若無人なマルエツのやり方、追加 2003/11/23
◇住民との約束も無視したまま、マルエツ青毛店がオープンセールを開始周辺住民に迷惑かけて「すみません」の一言もなし。  2003/11/21
『マルエツ出店に関わる要望署名』1,038名分を、埼玉県知事、久喜市長に提出 2003/7/14
『株式会社・マルエツ』の企業姿勢を問う 2003/7/14
マルエツ出店に関わる久喜市の意見書を埼玉県へ提出しました 2003/6/27
周辺住民への説明なし、住民無視の工事は許せません 2003/6/27
地域の生活環境を守る、署名運動。県知事、市長、久喜警察などに提出  『声と眼』250号 2003/6/9
市内に続々と大型店進出ー青毛の住宅地にもスーパーが…“生活環境悪化は困る”…住民の意見の反映は? 『声と眼』245号 2003/3/11







住民の「要求書」に、マルエツから「回答」ならぬ「通知」が来ました
2004/1/16

 昨年12月21日にマルエツや埼玉県、久喜市などに送付した「マルエツ久喜(青毛)店に関わる要求書」についての返事が届きました。
 前日に、「明日(15日)に持っていきたい。午後4時頃に改めて電話する」という予告がありました。
 そして、15日、午後3時半頃に電話があったので、店舗のすぐそばのN氏の家で午後4時に会うことにしました。
 ところが、直後に(3時45分頃)また電話があって、私(猪股)の家へ来ると言うのです。
 私たちはこれまでも、「マルエツ出店を考える会」として対応してきましたし、猪股個人ではありません。
 この日も、住民2〜3人が「回答」の受け取りに立ち会うことにしていました。これまでも、口頭でのやりとりで、「言った」「言わない」「そんなことは約束していない」「そういう意味ではない」などと行き違いのモトになっていましたし、「回答」の受け取りにしても、その場でのやりとりを、私一人でよりも、複数の人間で見ていた方がいいからです。
 それに、私の家はこの日、片づけの最中で、人をあげられる状態ではなく、「玄関先での立ち話になってしまっては失礼だから」と言っても、「それでいい」と言うのです。
 マルエツ側は、どうしても、私の家へ来ると強硬です。どうしても私の家へ来て猪股に話をしたいという態度です。…なぜでしょうか。【疑問@】

 結局、私の家へ、マルエツ側は、4時少し前、店長と、マルエツ開発の担当者氏の2人がやってきました。
 (私たちも仕方なく、急遽、電話して、住民2人に来てもらい、玄関先での立ち話のやりとりを、そばで聞いていてもらいました。)
 担当者氏が持ってきたものは、標題は「マルエツ久喜(青毛)店に関わる要求書について」となっていました。
さらに『標記の件について、立地法の届出内容、趣旨に基づき、店舗運営方法などについて別紙の通り、ご通知させていただきます』とあります。
 つまり、私たちが送付した「要求書」に対するに、「回答」ではなく、「通知」だというのです。…「回答」という言葉を使わない意味は何でしょうか?【疑問A】

 担当者氏はその場で内容について説明し始めようとしましたが、私は「立ち話で、内容について、話をするのはやめましょう。住民でこの文書を検討して、それから、後で話し合いの日を決めて、落ちついた場所で話し合いましょう」と言って話を打ち切ろうとしたのですが、それをもさえぎって、担当者氏が話し続けたことの断片的なコトバの切れ切れ…。
「この回答書を政治的に利用したり、…チラシで撒いたり、…ホームページに載せたり、…誹謗中傷したりされないように」。「今までのホームページにそういう表現がある」。「イレギュラーな状態なのに、ずっとそういう状態であるかのように書いてある」。「顧問弁護士とも相談している」とも言っていました。

 私は「もしそういう表現があるとしたら、立ち話で口頭で言うのでなく、具体的に指摘してきたいただきたい」と答えました。
「誹謗中傷」だとか、「顧問弁護士」などという言葉まで持ち出したのは、どういう意味に解すべきでしょうか。…【疑問B】

 私たち住民の願いは、マルエツとのケンカではありません。いたずらな対立でもなく、静穏な生活を少しでも取り戻したい、それだけです。
 この「回答」、いや「通知」については、これから住民でよく検討して、マルエツ久喜店の住民への迷惑の数々を、少しでも改善してもらう、そのためにどうしたらいいのか、話し合いをしていきたいと思います。

【もしかしたら、この記事についても、「政治利用だ」と誤解して、「なぜ書いたのか」と言ってくるかな(私の考えすぎ?)。でも、「要求書を出した」という下の記事に対して、返事が来たという事実を書かないのも失礼ですしね。】


マルエツに文書で「要求書」を提出しました
2003/12/21

 12月21日、「青毛地区・マルエツ出店を考える会」は、11月のオープン以降の地域環境悪化に関わるたくさんの問題を整理して、マルエツに「要求書」を出しました。
 大項目11、小項目46の事項について、改善と文書による回答を求めています。
 私たち住民側としては、回答期限を一応、来年の1月15日とし、期限までに回答不可能な場合は、いつまでに回答できるか、返答を求めています。

株式会社マルエツ
代表取締役社長 太田清徳様

2003年12月21日

マルエツ久喜(青毛)店に関わる要求書

青毛地区マルエツ出店を考える会
荻 原 晴 夫
猪 股 和 雄

 2003年11月20日のマルエツ久喜(青毛)店出店以降、私たち周辺住民にとって、これまでの静かな住宅地における生活環境が一変してしまいました。
 特に、配送トラックやごみ収集車による騒音、交通事故の危険さえ感じさせるスピードでの生活道路の走行、保育園の真ん前の、狭隘な荷さばき所に大型トラックを入れるためのバックや切り返しによる危険、振動と騒音、荷さばき作業の騒音、警備員(駐車場誘導員)による大声騒音、24時間営業による周辺への光害、これらが一日中、早朝から夜中まで続いているため、付近の住民は大変迷惑を被っています。また、深夜の非常ベル、深夜に来店する車のクラクションやエンジン音に睡眠を妨げられています。
 しかも店長等に、何度も苦情を申し入れても改善されないことも多く、精神的不安定な状態に追い込まれている住民も出ています。
 これらの生活環境の悪化と生活不安を少しでも軽減、解消するために、以下についての対策を要求いたします。
 各要求事項について、至急、検討の上、文書でご回答願います。回答前においても改善できるものについては直ちに改善してください。
 直ちには改善できない事項については、変更できない理由を明らかにしてください。その場合でも、引き続き検討していただくよう要求いたします。
 特に、【2〜8】については、これまでに再三にわたって申し入れ、話し合いを重ねてきた懸案事項でもあります。“確認、約束”したにもかかわらず守られない、あるいは徹底できていない事項も多く含まれていますので、誠意をもって回答されるよう要求します。

 細かい要求事項については、ここでは省略します。


マルエツに、文書で要求書を提出します
2003/12/12

マルエツ出店を考える会は、これまでの多くの問題点、周辺住民への迷惑について、マルエツに文書で申し入れを行うことになりました。
来週中(19日くらいまで)に「要求書」を作成し、マルエツに送付する予定です。

 これまで何度も、(開店前から)マルエツ開発という出店の担当部署の責任者や、開店後には店長を何度も呼びだして、特に交通問題や荷さばき所の混乱を解消するよう、求めてきました。何度も何度も(こちらも疲れるくらい)申し入れて、やっと住宅地の中の生活道路を配送車がスピードを出して走行することは少なくなりました。
 しかし、配送トラックの車体前部を道路にはみ出させたままで荷下ろし作業をしていたり、第2駐車場で順番待ちのトラックがバックの警報音を響かせながら切り返しをして駐車していたり、待機していることもあります。
 今日、午後1時少し前にも、たまたま通りかかったら、「大○○輸送」のトラックが前部を道路に出して荷下ろしして、出ていったところに出くわしました。→こちらと同じ状態
 女性の警備員(誘導員)がいたので、「トラックの頭が出ていましたね」と確認すると、返事しません。
 店長が不在で、副店長を呼びだして、「すべて荷さばき所の敷地内にトラックを入れて作業するよう」求めました。…もう何度目(十数回目?)の申し入れになるでしょうか。
 誘導員は「(トラックが長いので)全部入れると後の扉が開かないので、頭が出てしまう」と言います。
 そんなことは見ればわかります。大型免許を持っている運転手なら、入らないことはわかるはずです。
だったら、荷さばき所の敷地の中に横付けするべきなのに、それをしないで、平気で頭を道路にはみ出させて作業しているのです。

 副店長はこう言いました。
「トラックの後部から荷さばき所に入れるよう聞いている」と。…だから、車体の前部がはみ出すのは「あたりまえ」で、「仕方がない」と言いたいのでしょうか。
 このマルエツの店長も副店長も、警備員(誘導員)も、「作業は敷地内でやる」という大前提を忘れているようです。
 「トラックが大きいから道路にはみ出しても仕方がない」などという理屈が通るはずはありません。
(誘導員は「少し出ていた」と強調しましたが、「少し」がどんどん拡大していく例はたくさんあります。ここのマルエツでも、開店当初、「少しはみ出していた」のが、いつの間にか、堂々と、道路上で荷下ろしを始めてしまったのでした。「少しだからいい」ということにはなりません。)

 最近、何回か、マルエツ開発の出店責任部署の担当者(いちばん偉い人?)から、何回か、私に電話が入っています。
そろそろ諸問題について、話し合いを持ちましょうという趣旨らしいのですが、これまで何度も話し合って、どうも、口頭での話し合いでの確認が間違いのもとのようです。
 そこで、マルエツ出店を考える会」は、この稿の最初に書いたように、文書で申し入れることにした次第。

 開店前の話し合いで、出店の責任者は何度もこう言っていました。
 「オープン後しばらくは『イレギュラーな状態』なので、理解してほしい。…つまり、開店セールなどで、通常の状態とは違うので、その点を勘案して判断してほしいということのようです。
 まもなく歳末セールが始まりますから、それでは、セールとセールの間の今の時期が、数少ない『レギュラーな状態』ということになります。
 しかし、今、「計画配送」はまったくできていなくて、配送車が第2駐車場で待機している始末です。
 しかも、荷さばき所が、事実上は荷物置き場と化していて、配送トラックが荷さばき所に満足に入れない状態も続いています。だから、配送車を横付けすると半分くらいは道路にはみ出し、タテに入れると、車体前部がはみ出す…。こんな状態が『レギュラー』な状態ではたまったものではありません。


青毛地区・マルエツ出店を考える会 F
2003/12

『マルエツ』の約束と事実経過=大迷惑の数々
2003/12/4

 マルエツ出店計画が明らかになってから約9か月間、私たちは少しでも近隣への迷惑=被害を少なくしてほしいと、住民署名、久喜市や埼玉県の『意見』や指導も求め、話し合いを重ねました。しかしマルエツは、保育園の真ん前に荷さばき所を作るなど、住民から見れば欠陥ともいえる店舗設計を見直すこともなく、建築を強行してしまいました。

 マルエツは11月20日に開店して、周辺住民にとっては大迷惑の日々が続きました。
◆住宅地の生活道路にクルマが入り込んで、歩行者用道路の出口でもスピードを落とさずに通り過ぎたり、コイデカメラの横の変則交差点付近でもヒヤッとしたり。
◆駐車場誘導員が、店の駐車場から、生活道路にクルマを誘導していた。
◆駐車場がいっぱいで、買い物客が他人の家の前に路上駐車しても、誘導員は黙認。
◆幸手県道はセール期間中と土日などは“マルエツ渋滞”で混乱、…などなど。

 しかしこれら以上に地元住民にとってガマンできないのは、
◆配送トラックが住宅地内をかなりのスピードで走行してきて、子どもたちも危険。
◆荷物の搬入は「計画配送だから、車が重なることはない。重複したら、待たせずに素通りさせる」「配送車は荷さばき所にまっすぐはいってまっすぐ出ていく(切り返しやバックはしない)」と約束していたにもかかわらず、これが全くのデタラメ。−
▼路上駐車でエンジンかけっぱなしで順番待ち…。
▼荷さばき所が荷物の倉庫替わりになっていて、トラックが入れずに、何回も切り返し(ピーピーピーピー、バック音のうるさいこと!)、
▼はては路上で荷下ろしを始めた!
▼第2駐車場で荷下ろしして、台車でガラガラと騒音を立てながら荷物を運び込んだり、住民との約束はことごとく無視され続けました。

 そこで、私たちは、何度も店長を呼びだし、駐車場誘導員にも申し入れて、次の3項目を、『当面とりあえずの措置』として約束させました。
★買い物客のクルマは基本的に、第1駐車場を通って県道から出入りするよう誘導する。
★荷物の配送車はすべて、第1駐車場を通り抜けて荷さばき所へ行かせる。帰りも駐車場を通って県道へ出させる(マルエツ店舗以外の生活道路を通さない)。
★ごみ収集車は、車の後方部を荷さばき所の奥へ入れて作業させる。
  【それでもエンジン音や、ウイーンウイーン、ガチャンガチャンと騒音は激しい。】
 これでやっと、荷物の搬入車が住宅地内をスピード出して走行することは少なくなりましたが、いまでに完全には徹底できていません。


大迷惑スーパー『マルエツ』の非常識!? 住民の常識!
深夜の非常ベル、“防犯訓練?”ー 説明も謝罪もなし

▼11月23日(日)、朝5時半頃、マルエツ店舗前の警報機が点滅し、非常ベルが鳴り響きました。誤作動だったそうです。
▼次は26日(水)夜9時過ぎにまたまた非常ベル。今度は驚いたことに、“夜間防犯訓練”を決行したのだそうです。
▼そして12月3日(水)の深夜の11時30分、またまた非常ベルが鳴りました。これは機械の誤作動でもなく、従業員の操作の間違いだったそうです。
 周辺住民は2週間の間に3回も夜中、あるいは明け方の非常ベルで起こされたことになります。

 問題は、その後でどのように処理したかです。ここに、会社の誠意があらわれてきます。3回とも、住民への説明も謝罪も何もありませんでした。深夜の非常ベルに起こされて、不安の思いで窓からマルエツ店舗の方を伺って、「何事もないようだ。間違いだったのか」とベッドに入った人もいましたが、そうした周辺住民に対して、何らの説明も謝罪もなされていません。ましてや、2回目の非常ベルは“訓練だった”というのです。それなら、事前に住民に予告しておくべきだったはずです。もしも抜き打ち訓練だったなら、事後にでも『ご心配おかけしましたが、訓練です。心配ありません』と知らせて歩くのがあたりまえでしょう。しかも何度も繰り返し、迷惑をかけているのです。
 店長と、マルエツの青毛店出店責任者にも電話しましたが、何の対応もしていません。謝罪する気も、説明すらする気持ちも全くないようです。
 なぜでしょうか。まわりに迷惑をかけたら、…特に今回のような、深夜に非常ベルを鳴らすというような…、とりあえず近所くらいにはすぐに説明に回る、間違いであれば謝るべきです。チラシを入れるなど、方法はいくらでもあるはずです。
 そんな最低限の礼儀さえ果たそうとしない、『マルエツ』という会社。

 まさに、住民の常識、『マルエツ』の非常識。
 ーそれとも、『マルエツ』の常識が市民の非常識なのでしょうか。

 

改めて、マルエツに対して、この間のたくさんの問題、住民への迷惑を、今後、どう軽減・解消していってくれるのか、説明を求めていきましょう。

◆迷惑を感じている住民で話し合いましょう◆
まずは、住民どうしで話し合います。
関心のある住民のみなさん、ご参集ください。
★12月7日(日)午後6時半〜 ふれあいセンター久喜 3階会議室

傍若無人なマルエツのやり方、追加
2003/11/23

◆県道の出入り口に警備員=交通整理員がいる。
 彼らは、マルエツの駐車場に出入りする車を優先して、歩道を歩いている人をストップさせる。マルエツの常識は歩行者優先ではないのだろうか。
◆22日の夕方5時頃には、県道のマルエツ渋滞で、幸手方面へ向かおうとする救急車が立ち往生してしまったという。
 こういうときこそ、警備員はすぐさま県道に飛び出して、救急車を通させるような対応が必要なのに、彼らの仕事はお客さまの誘導だけなのか。
 マルエツの存在は、どうやら、人命に関わってくるおそれも出てきた。
◆22日の夜9時頃、たまたまマルエツの裏側の道路を通ったら、大型車が入ってきて、ピーピーピーピーとバックの音を出しながら、何度も切り返しをして、ようやくトラックを荷さばき所に入れ、今度は、ガチャンガチャンと大きな音を立てながら、荷物の積み下ろしをしていた。
 とにかく、夜の住宅街ではたいへんよく響く。こんなことを1年中続けられてはたまったものではない。
 なぜ、トラックが何度も切り返しをしなければ荷さばき所に入れないか。約束では「まっすぐ入ってまっすぐ出ていく」切り返しはしないということだったので、おかしいと思って、荷さばき所を覗いてみたら、何ということか。
 荷さばき所の中は荷物置き場になっていて、トラックが入るスペースもない状態だった。このマルエツのお店は、欠陥店舗だ。
◆23日の朝5時半頃、店舗で非常ベルが鳴り出したという。近所の人が何人も、マルエツに電話したが、ルス電になっていて、応答はなし。
 結局、間違いだったらしい
 しかし、日曜日の朝5時半に近所中の人の睡眠を妨害しておきながら、近所に対するお詫びも何もない。


住民との約束も無視したまま、マルエツ青毛店がオープンセールを開始
周辺住民に迷惑かけて「すみません」の一言もなし。
2003/11/21

青毛地区に11月20日、マルエツがオープンしましたが、マルエツへの商品の搬入、買い物客の車が殺到するなどして周辺環境はメチャクチャの状態に陥っています。
▼大型車が1日に数10台も商品を搬入していますが、地元保育園の出入り口の
目の前に搬入口が設置され、大型車が切り返しや バックを繰り返し、あげくの果ては大型車を敷地内に入れないで保育園前の道路上に駐車させたまま荷物を積みおろししていました。
▼買い物客の駐車場は幸手県道と裏の生活道路の両方に出入り口がありますが、警備員が買い物客を生活道路の方に誘導していたため、住宅地内は大混乱。
▼しかも駐車場がすぐに満車になってしまって、路上駐車していても警備員は“黙認”していました。
怒った周辺住民が何度も苦情を言ってその場だけは注意するものの、苦情を言う住民がいなくなるとまた元の状態に戻ってしまいます。

荷物の搬入は荷さばき所にまっすぐ入ってまっすぐ出ていく。路上作業はしない。車の切り返しはしない。買い物客の車はできるだけ住宅地の中に入れない。県道側から出入りする。

 これらは、事前にマルエツと周辺住民とで話し合って、生活環境を悪化させないための最低限の約束のはずでしたが、まったく約束を反故にするようなマルエツのやり方……。店長は話し合いの席で『今後、皆さまとご近所付き合いをさせていただき…』などと言っていましたが、口先だけだった? “約束ごとを守る”というのは企業の信用に関わる最低のモラルです。ましてや食品を扱う企業なら“信用”はいちばん大切なことのはず。そんなことも守らない、マルエツの企業姿勢は信用できません。
……休み時間に、従業員が周辺にたむろし、煙草の吸い殻を捨てたり、よその敷地に入り込んだり…。店長に苦情を言うと、『出入り業者の従業員もいるし、そんな細かいことまで見ていられない』という驚くべき返事が返ってきました。約束は無視、『申し訳ない』の言葉もなく、周辺の住民に迷惑をかけっぱなしで、地域で商売をやっていけると思っているのでしょうか。

★【写真@】11月19日。開店前日。右側がマルエツ店舗。道路上に車を停めて、荷物をおろそうとした。この後、抗議して、いったん出て行かせたのだが…。左側は保育園。
★【写真A】同日。保育園前の市道でバックや切り返しで、トラックの尻を荷さばき所につっこんだものの、頭は道路上に出たままで作業を始めたので、中止させた。
 運転手曰く「車体が長いんで入らないんですよ」…あたりまえだ。そんなこともわからずに、荷さばき所にバックで入れたのはなぜ?
★【写真B】手前の荷さばき所で荷下ろし中。次のトラックが来て、向こうの方で道路上に駐車して待っている。
 「荷さばき所に入らなかったら、道路上では待ちません。トラックはいったん通り過ぎていって、後でまた回ってきます」という、事前の約束を守らない。
★【写真C】11月21日、開店翌日。荷さばき所に軽トラックが尻をつっこんだまま止まっている。頭が道路上に出ている。その向こうでは、道路上に車体の半分を出して作業をしている。これも約束違反。「少しくらいいいだろう」というマルエツの姿勢が、結局は「少しくらい」どころか、めちゃくちゃな迷惑につながっていく。


『マルエツ出店に関わる要望署名』
1,038名分を、埼玉県知事、久喜市長に提出

2003/7/14

 6月中に、当初の予想を超える1038名!! の署名が集まりました。
みなさん、ご協力本当にありがとうございました。
署名簿は6月30日までに、埼玉県知事(窓口は労働商工部地域産業課)、田中暄二久喜市長に提出しました。

久喜市大規模小売店舗立地協議会も、意見書を提出

 6月20日には「久喜市大規模小売店舗立地協議会」が開かれました。これは、市の関係部課や、久喜警察署、地域商工者、住民代表で構成し、市長が会長です。周辺地域への影響などについて検討し、埼玉県に提出する意見書を決定しました。
 この意見書は6月25日に埼玉県へ提出されました。【右が全文です。】
 今後、埼玉県が「立地審議会」を開き、マルエツへの意見書を出すことになります。

問われているのは『株式会社・マルエツの誠意』です

 市の「意見書」には、私たち周辺住民が最も強く求めていた、
◆住宅地への買い物客の車の誘導はしない。駐車場には県道から出入りさせる。
◆隔地駐車場(住宅地の中)への出入りも正面駐車場を通す。
◆保育園の真ん前・住宅市側に計画されている、荷さばき所やごみ集積所の位置の再検討を求める、
ことなどが入っていて、『株式会社・マルエツ』がこれらを守ってくれれば、生活の安全面ではほぼ安心できる内容になっています。

残された問題は…

 しかし、『マルエツ』は、荷さばき所の位置などの設計計画を変更せず、近隣住民への説明もしないまま、すでに工事に着工してしまいました。こうした『マルエツ』のやり方を見ていると、住民無視の姿勢が目につきます。企業のモラル、誠意こそが問われています。
 私たち住民は、『マルエツ』が周辺住民の生活環境、特に子どもたちの安全に配慮し、誠意を持って対応するよう、引き続き話し合いを求めていきます。
 そしてさらに、建物の設置者であり、県への届出の責任者でもある地元のT氏。
 私たちは、これからも地元にすんでいく住民同士として、設置者であるT氏に対しても、周辺住民に対してきちんと説明するよう求めていきます。

 県や市の担当課では、「通常、こうした大規模小売店は地元住民との協調を大切にするから、地域住民や地元の市町から出された要望事項については、できるだけ配慮するのが普通で、これまで県の意見書を拒否したりした例は聞いたことがない」と言うのですが……。


『株式会社・マルエツ』の企業姿勢を問う
2003/7/14

@私たち周辺地域住民の、安全な生活環境を求める“声”と、久喜市行政からの「意見書」。
 にもかかわらず、埼玉県地域産業課に対して、マルエツの出店担当者は「荷さばき所の位置の変更は考えていない」と強弁しているそうです。しかし、保育園の真ん前に荷さばき所を持ってくるという“非常識”…。地域住民との協調をどう考えているのでしょうか。
A6月に入って、いきなり旧ガソリンスタンドの解体工事が始まって、隣接住宅に被害が出ました。事前の説明も家屋調査もありませんでした。しかも“角大”は、ガソリンタンクの位置も調べずに、いきなり掘り出そうとしたのです。……これはすぐに工事をストップさせ、工事業者である市内の“角大”の責任で被害調査を行わせました。
B1月の段階で、県や市から『マルエツ』に対して、「工事の着工にあたっては、工事の内容、期間、工事車両の経路など、地元の方や関係者へ十分な説明を行うこと」と求めていたことが後でわかりました。ところが“角大”はこの行政からの指導について、『マルエツ』からまったく聞いていなかったというのです。
『マルエツという会社』の企業姿勢はどうなっている???????

『マルエツ』は最低限の“約束”は守ってほしい

C建物の設置者である地元のT氏は近所の人に対して個人的に、荷さばき所の位置について、「あそこではやらない」と発言したそうです。6月3日、マルエツ担当者は「T氏とも話し合って説明する」と約束したのに、いまだに連絡さえもありません。約束不履行です。
建物設置者の責任はどうなっている?
D建物の名称は“塚田S.Cビル”で、設置者=届出の申請者は、地元のT氏です。ところが、不思議なことに、これまで建設責任者であるはずのT氏はまったく表に姿を見せていません。
 しかもこれまでの説明会等で実際に説明していたのは、マルエツグループの不動産部門を担当する『マルエツ開発』という会社の担当者で、『マルエツ』本体の人ではなかったらしいのです。−住民への説明の責任は、いったいどこの誰が負ってくれるのでしょうか。

★『マルエツ』がいっこうに約束を果たそうとしないので、私たち周辺住民一同は、そもそもの建物設置者である、“塚田S.Cビル”のT氏と、話し合いを行います。
日時 7月27日(日)午後6時〜 
場所 ふれあいセンター久喜・会議室1(3階)



マルエツ出店に関わる久喜市の意見書を埼玉県へ提出しました
2003/6/27

6月20日に「久喜市大規模小売店舗立地協議会」が開かれ、埼玉県に提出する意見書を決定しました。
下記のように、住民の要望事項がほぼ取り入れられています。今後、埼玉県では「立地審議会」を開き、マルエツへの意見書を出すことになります。
マルエツが周辺住民と協調して商売をやっていこうとするか、それとも、商売のためには住民に迷惑をかけても構わないという立場なのか、どちらの立場をとるか、見守っていきましょう。普通、常識的に考えれば当然、前者の立場になるはずですが、どうもこの間のマルエツ側の発言を聞いていると、理解しにくい面があるのです。

久商第328号
平成15年6月25日

埼玉県知事 土 屋 義 彦 様

久喜市長 田 中 喧 二

  

「マルエツ久喜青毛店」に係る大規模小売店舗立地法第8条第1項の規定による意見について

 平成15年2月28日付け地産第2420号で通知のあった、大規模小売店舗「マルエツ久喜青毛店」についての当市の意見は、下記のとおりです。                     

 1 駐車場への来店者の入退場については、市道7381号線の車両進入を極力少なくするような方法で行うこと。
 2 隔地駐車場への入退場については、県道幸手久喜線から、平面駐車場を通過するような方法で誘導すること。
 3 荷捌き施設及び廃棄物集積所の位置について再検討すること。また、路上での作業は行わないよう努めること。
 4 搬入・搬送については、通学時間帯及び保育所の送迎時間帯に配慮した計画的な搬入・搬送を行うこと。
 5 住宅地寄りの駐車場の利用時間については、周辺住民の生活に配慮し、必要最小限の時間帯とすること。
 6 駐車場及び店舗の周囲には、緑地帯及び目隠し等を設けること。
 7 駐車場出入口をはじめとする危険箇所には、交通整理員を配置するなど安全対策に万全を期すこと。
 8 暴走族等のたまり場にならないように配慮すること。
 9 駐車場にアイドリングストップ啓発のための看板等を設置すること。
10 ダンボールや発泡スチロール等だけでなく、生ゴミ等も含めた全ての廃棄物について、リサイクルに努めること。

周辺住民への説明なし、住民無視の工事は許せません
2003/6/27

6月に入っていきなり、旧ガソリンスタンドの解体工事が始まりました。
事前に、工事内容や手順、方法、近隣への影響などについて、周辺住民への説明も何もなく、ホントにいきなり始まったのでした。
ものすごい騒音と振動。特に分厚いガソリンスタンドのコンクリートの壁や土台を、大きな重機が入ってその場でたたき壊しているのですから、あたりまえです。
お隣の1年前に新築したばかりの家のコンクリートの基礎に亀裂が入り、目の前の保育園では子供達がびっくりして泣いていたといいます。
6月3日の「マルエツ」の2回目の説明会で、すぐに工事ストップを申し入れ、翌日から、工事は止まりましたが、がれきの山が残っています。
工事請負業者である地元業者の「角大」との交渉は、やっと14日に開催されました。
 角大は謝りはしたものの、工期の関係があるので1日も早く再開したいと言いますが、住民としてはそうはいきません。
 すでに被害を受けた住宅があります。本来なら、事前に周辺の家屋調査をして、事後の被害と突き合わせるべきだったのですが、角大は、事前調査もしていないという決定的なミスを犯しているのです。
 しかも驚くべきことには、これから、地下に埋まっているガソリンタンクを掘り出すわけですが、そのタンクの位置も大きさも形状も把握していなかったのです。
 14日に、角大の工事現場責任者は、大きさは、「2×3×2メートル」、「地下2〜5メーターのところに埋まっている」、「消防署で図面や書類を探したが見つからなかった」、「上のコンクリートをはいでいって、端が見えたらそこにパイルを打って土留め工事をする」と説明したのですが、月曜日には、それらがすべてでたらめのオオウソであったことがわかりました。
 月曜日に、私が久喜消防本部へ行ったところ、その書類や図面はすぐに見つかっていて、私も直接見てきたのですが、
タンクの大きさは、直径1.4m×6mの円筒形、これが4本埋まっていること、深さ、60cmくらいのところに埋まっていることがわかりました。
 22日に再度の交渉を持って、角大側から提出されたのが、下の謝罪文です。
 住民無視、ウソやでたらめで住民をだまして、工事をやってしまえばいいという姿勢は許せません。
 それでもとにかく角大は、角大の負担で家屋の被害調査を行い、被害と思われるものは角大が補償する、あらためて周辺の家屋調査を行う、工事の行程表などもきちんと説明する、などの約束をしました。
 これを受けて、住民も、7月から、解体工事の再開を認めることになりました。

平成15年6月22日

近隣の皆様方へ

株式会社 角大建築設計研究所
代表取締役 蓮実久司

解体工事の不手際に関するお詫び

拝啓 梅雨の候となりましたが、近隣の皆様方には毎々格別のご配慮にあずかり、深く感謝申し上げます。
 さて、この度はマルエツ久喜店新築工事に関する建物解体工事時の際の不手際に関し、弁解の言葉もなく、ひたすらお詫び申し上げる次第です。
 地元企業でありながら、近隣の皆様方への事前連絡やご説明の不備、特に特殊なな解体工事(旧ガソリンスタンド)にもかかわらず、タンクの位置・深さ等を未確認で工事を先行し近隣の皆様方の不安を募らせてしまったこと、又工事の際の防護ネットの不備により、隣接地の方へご迷惑をお掛けしてしまったこと並びに一時的なこととは言え騒音や振動等に関しての配慮が欠けて、一部の方々の家屋等に被嘗を及ぼした可能性があることは否めません。重ね重ねご迷惑をお掛けしたことをお詫び申しあげます。
 又、その被害状況につきましては調査させていただき、損害部分については誠意を以て対応させていただきたいと存じます。尚、今後は前述した不手際の部分と併せ解体工事の詳細等を近隣の皆様方に説明致びご報告をさせていただき、ご理解をいただいた上で解体工事を行う所存でございますので、何卒ご理解ご協力のはど、宜しくお願い申し上げます。

敬具


地域の生活環境を守る、署名運動
県知事、市長、久喜警察などに提出

『声と眼』250号 2003/6/9

 スーパーのマルエツが青毛地区に出店手続きを進めています(11月開店予定)。“便利”にはなるでしょうが、24時間営業で、住宅地の真ん中に駐車場を作り、来店客の車を(県道からでなく)住宅地内の生活道路に誘導する計画で、地域住民の不安の声が高まっています。
 5月には住民が『住民の生活を最優先に考えて安全を確保するよう求める』署名を集め(約600人)、埼玉県知事、久喜市長、久喜警察署長などに提出。その後も署名運動が広がっています。
 マルエツ側は出店計画についての「地元説明会」を3回開いたものの、『これ以上やる考えはない』と−。すでに敷地内の元ガソリンスタンドの解体工事に強行着手しましたが、隣近所への説明もなく、住民は騒音や振動に悲鳴を上げています。今後の建築工事についても『隣接住民に説明はするが、了解までは…(いらない)』と−。きわめて不可解な担当者の態度です。

マルエツ出店に関わる要望署名の全文

私たちの居住する青毛地区のちょうど中央部附近(青毛1丁目・2丁目の境界付近)に、大規模スーパー・マルエツが出店を計画し、11月開店に向けて、現在「大規模小売店舗立地法」に基づく諸手続が進められています。
 私たち近隣地域住民は、何よりも安全で静穏な生活環境を実現し、それを私たちの子どもたちにも残していきたいと願う立場から、以下について要望いたします。
 貴職におかれましては、マルエツの対応の改善を求めていくよう、強くお願いいたします。

1.車による来店者の駐車場への入退場は、基本的に、県道幸手久喜線から行うこととし、住宅地内の生活道路への車の誘導は行わないよう求めます。
 説明会などで、出店者であるマルエツの説明によると、車による来店客は、県道幸手久喜線の幸手方面・けやき通り方面からの右折入場はしなとしており、このため、車による来店客の60%以上は住宅地内の生活道路を通過することになります。
 しかしこれらの生活道路は幅員6mで、子どもたちの通学路にもなっています。しかも、店舗と駐車場は、地域の乳幼児が利用する「ゆり保育所」の隣接地にあたり、地域住民や子どもたちにとっては最も危険な場所に駐車場が設置されることになります。その上、当該道路(市道7381号線)の複数の交差点で、見通しが悪く、しばしば車同士または自転車などとの衝突事故や衝突寸前の事態も発生しています。
 こうした生活道路に、この上、地理不案内な外部の車を誘導するとすれば、交通事故の危険を飛躍的に増すことになり、絶対に認められません。
なお、マルエツ側の説明では、住宅地内生活道路への車の誘導は、久喜警察署の指導によるものと言われていましたが、住民の安全を第一義的に考慮すべき警察署がそのような指導を行うことはとうてい信じられません。
2.店舗と市道を挟んだ北側の「隔地駐車場」への入退場は、基本的に、道路を挟んだ店舗に隣接した「平面駐車場」を通過するよう誘導し、生活道路である市道7381号線への誘導は行わないよう求めます。
3.当初設計によると、店舗の荷捌き所および廃棄物集積所を、生活道路である市道7381号線側の民間住宅のすぐ脇で、しかも「ゆり保育所」の真ん前に配置し、早朝6時台から夜中の10時まで2〜4トン車約20台が作業を行うとしています。
 保育所という、子どもたちの健全育成の環境を何よりも優先すべき場所の真ん前に作業場所を配置することは、とうてい容認できません。
 荷捌き所および廃棄物集積所の位置を変更し、作業車の出入りは店舗正面側から行うよう強く求めます。
4.荷捌き所および廃棄物処理の作業を、午後8時から午前9時の間は行わないよう求めます。特に、子どもたちの通学時間帯である午前8時以前、および夕方の下校時間帯には行わないよう求めます。
5.平面駐車場の北側部分は夜間(午後10時〜午前6時)閉鎖するとしていますが、午後8時〜午前9時まで閉鎖するよう求めます。
6.店舗および平面駐車場、隔地駐車場の周囲(隣地・道路との境界)の全面にわたり目隠し用フェンスと緑地帯を設け、植樹を行うよう求めます。
7.店舗東側の住宅と店舗建物の間に、10m程度の緑地帯を設けるよう求めます。
8.11月の開店後、駐車場内および駐車場出入り口付近はもちろん、買い物客の車が流れ込むと思われる住宅地内の生活道路、すべての危険が予想される交差点に、必要十分な人数の自動車誘導員を配置するよう求めます。
 誘導員の配置場所と人数、配置時間と期間は、生活道路における車の増減の実態を考慮しつつ、近隣住民と協議するよう求めます。

★マルエツという会社は、近隣住民の了解はいらないと考えている?? 地元と協調=共存していく姿勢がないのでしょうか。★


市内に続々と大型店進出ー青毛の住宅地にもスーパーが
“生活環境悪化は困る”…住民の意見の反映は?

『声と眼』245号 2003/3/11

 最近、久喜市内に大型店の進出が相次いでいますが、今度は青毛2丁目の県道沿い、けやき通りの交差点付近に“マルエツ”が出店する計画。『大規模小売店舗立地法』という法律に基づいて、2月末に埼玉県に正式な届け出が出されました。
 今年11月開店。店舗面積約1500u、駐車場76台、24時間営業のたいへん大きなスーパーです。
 地元近隣に住む私たちにとっては、“便利”になる反面、心配なこともたくさん出てきます。

いちばん心配なのは交通事故

◆24時間営業で近所に騒音やごみをまき散らすのでは?
◆駐車場の排気ガス対策は?
◆夜中の“たまり場”になるのでは? などの心配があります。
◆いちばん問題になってくるのは、車の出入りによる交通事故です。大売出しなどの繁忙期だけは交通誘導員を置くというのですが、それでだいじょうぶとはとても思えません。県道幸手久喜線の混雑を避けて、たくさんの車が裏側の住宅地側を抜けるようになるでしょう(ここは通学路なのに!!)。 【★1】の交差点では今でも交通事故が多発しています。
◆また、大売出しの時期や休日などには、住宅地の中の道路に路上駐車がずらっと並ぶことになるのではないでしょうか。
【★2】は荷物やごみの搬出入の作業場所とされていて、1日20台以上のトラックが出入りする計画です。でもここは保育園の目の前…。建物の設計にあたってまったく配慮しないのでしょうか。
◆ごみの搬出作業は夜間に行うそうです。騒音も心配です。

●昨年、青葉5丁目に酒の量販店ヤマヤが出店したときには、付近住民との話し合いで住宅地側の車の出入りはしないことになりました。
●青葉4丁目のマルヤ(現在はコスモ)のときにも話し合いで、住宅地側に出入り口を作らず、駐車場の目隠しや植栽などをさせました。

@出店計画は埼玉県のホームページに公表されています。【私のホームページからも見られます】
A4月頃に、マルエツが「地元説明会」を開きます。説明会は周辺500m以内の住民に周知することが義務付けられています。
B6月までに住民は埼玉県に対して、「生活環境の保持のため配慮すべき事項について」意見を出すことができます。
C久喜市も住民の意見を聞いて意見書を出します。久喜市は市役所内に「庁内連絡会議」と、地域住民代表も含めた「立地協議会」を設置して協議します。
Dこれらの手続きを経て、埼玉県の「意見」「勧告」、出店者との協議が行われます。
 地域住民が意見を出す方法は、▲市や県に直接、申し立てをする、▲「立地協議会」に代表を出して意見を反映させる、▲地元説明会で意見を言う、などの方法があります。まずは近隣住民の間できちんと話し合いをして、住民の生活環境を悪化させないために、まとまって意見を言っていく必要があります。

★マルエツ出店を考える会で、久喜市商工課長から、今後の手続き等の説明をしてもらいます。問い合わせは猪股へ。★