久喜市議会で通年議会制を導入へ
久喜市議会は昨年10月に通年議会検討委員会(委員長/猪股)を設置し、各会派から8名の委員を選任して「通年議会制度の導入」について検討を進めてきました。 |
生活保護世帯数は高止まり、社協への生活相談も増え続けている 久喜市の生活保護は、昨年後半から増加してきました。今年3月には保護世帯数が過去最多の1336世帯(1765人)に達し、今年に入って相談や申請件数も増えています。4月以降の保護件数はやや落ち着いているものの、高止まりの状態が続いています。
コロナ禍で倒産や失業、休業が増えているため、生活保護も急増していくのではないかと心配されています。昨年来の国民1人10万円の特別給付金やひとり親家庭・子育て世帯への給付金などの支援対策によって、多くの世帯では生活保護の一歩手前で何とか生活を維持しているというのが実情ではないでしょうか。 社協への相談や生活資金貸付けも増えている 社会福祉協議会に委託して実施している「生活困窮者自立支援事業」でも、昨年4月以降、相談者が急増しています。昨年度の1年間で相談に訪れたのは2316件で、生活資金の特例貸付けは1827件、返済の必要がない住居確保給付金は205件に達しました。今年4月以降も新規相談者数は毎月100人を超えていて、生活資金の特例貸し付けは4か月で485件、住居確保給付金も15件にのぼっています。 社会福祉協議会に委託して実施している「生活困窮者自立支援事業」も、昨年4月以降、相談者が急増しています。 2020年度の1年間で、相談に訪れたのは2316件で、生活資金の特例貸し付けは1827件、返済の必要がない住居確保給付金は205件にのぼりました。 今年度に入って、毎月、新規相談者数は100人を超えており、生活資金の特例貸し付けは3か月で713件、住居確保給付金も24件にのぼっています。
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★定例市議会は8月31日に開会し、9月30日が最終日です。 昨年度の一般会計・特別会計の決算やコロナ対策などが審査されます。 一般質問は9月6・7・9・10日の4日間です。★ |
市内でもコロナ感染が急拡大している 新型コロナウイルス感染症の第5波で、久喜市でも感染が急増しています。
学校や保育園、学童保育の関係者の感染が判明したため、施設を一定期間お休みとする措置も取られています。 市内のコロナ感染傾向が把握できない 市のPCR検査陽性者の発表の仕方が変更されています。 |
高齢者の2回目接種完了は82%(8月12日までの集計) 久喜市の65歳以上の高齢者(4万8877人)の内、7月31日までにワクチン接種した件数は、1回目の接種が4万2671人(87.3%)、2回目の接種を完了したのは3万6309人(74.3%)でした。
★久喜市のワクチン接種状況は、市のホームページに掲載され、随時更新されています。【参照⇒ワクチン接種状況へのリンク】 |
★新学校給食センター、スタート第1日目、8月30日の献立は、Aコース 白身魚の中華あんかけと麻婆豆腐、Bコース 鰺のさんが焼きとナス南蛮うどん、Cコース サンマ蒲焼きとアサリ味噌汁。 |
月 | 日 | ||||||||
8 | 17 | 火 | 9:00 | 代表者会議 | 傍聴できます | ||||
24 | 火 | 9:00 | 委員会 | 議会運営委員会 | 傍聴できます | ||||
31 | 火 | 9:00 | 【本会議】 | 開会、議案の上程、提案理由の説明 | 傍聴できます | ||||
9 | 6 | 月 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(1日目)1日目 | 傍聴できます | |||
7 | 火 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(2日目) | 傍聴できます | ||||
9 | 木 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(3日目) | 傍聴できます | ||||
10 | 金 | 9:00 | 【本会議】 | 一般質問(4日目) | 傍聴できます | ||||
14 | 火 | 9:00 | 【本会議】 | 議案質疑 | 傍聴できます | ||||
15 | 水 | 9:00 | 委員会 | 総務財政市民常任委員会 | 傍聴できます | ||||
17 | 金 | 9:00 | 委員会 | 福祉健康常任委員会 | 傍聴できます | ||||
21 | 火 | 9:00 | 委員会 | 建設上下水道常任委員会 | 傍聴できます | ||||
22 | 水 | 9:00 | 委員会 | 教育環境常任委員会 | 傍聴できます | ||||
30 | 木 | 9:00 | 【本会議】 | 先議議案委員会の審査報告、討論、採決 | 傍聴できます |
久喜市のパートナーシップ宣誓制度の概要固まる 7月6日、市の男女共同参画審議会で、『久喜市パートナーシップの宣誓に関する要綱』案が公表されました。同性カップルがお互いをパートナーとする『宣誓書』を市に提出し、市が『パートナーシップ宣誓証明書』を交付する制度で、10月1日に開始する予定です。 久喜市議会でこれまで、LGBTなどの性的マイノリティの人権保障を求めてきました。 2018年9月議会で、市長が『パートナーシップ制度の導入によって性的マイノリティの人々が自分らしく生きられる社会の実現につながる、有用な制度である』と答弁して検討が開始されました。 昨年の市民アンケートでは、パートナーシップ制度の導入について「賛成」「どちらかと言えば賛成」の回答が合わせて77%にのぼりました。 これらを踏まえて、今年6月議会で市長がようやく『10月1日をメドに同性パートナーシップ制度を導入する』考えを表明しました。 この制度は婚姻とは異なり、法的な効力は生じませんが、市が同性カップルを『婚姻に準じる関係』と認証することで、入院の同意書や面会、住まいを借りる際や、子どもの保育園の送迎など、社会生活でのさまざまな障壁を軽減することにつながります。 パートナーシップ制度は、2015年に渋谷区と世田谷区が導入してから、これまでに全国110以上の自治体が制度化しました。 埼玉県内ではさいたま市、川越市、行田市、本庄市、鴻巣市、上尾市、越谷市、桶川市、北本市、坂戸市、東松山市、伊奈町、三芳町で実施しています。 この制度を利用して宣誓した同性カップルはすでに全国で1100組を超えました。 千葉市では異性の事実婚カップルも対象とし、明石市などは同性カップルが育てる子どもも含めて家族と認証する“ファミリーシップ制度”を導入しています。 鴻巣市も今年12月にファミリーシップ制度へと発展させる方針です。 ★市議会で、久喜市がファミリーシップ制度の採用など、先進自治体の進んだ政策を取り入れるように、提言してきた。 何よりも、当事者の皆さんの意見を最大限尊重するように求めたい。★ |
私たちは政務活動費を何に使ったか 久喜市議会では4半期ごとに1人1か月3万円の政務活動費が、各会派に交付されています。 |
64歳以下の接種予約 ようやく再開 久喜市のコロナウイルスワクチン配分は、最初の出遅れが響いて、6月末までに約4万6000人分が届いただけで、65歳以上の高齢者数にも足りませんでした。
エッセンシャルワーカーの優先予約 20日からは、障害者施設、児童福祉施設、高齢者施設、介護サービス事業所の従事者などの“エッセンシャルワーカー”の方々の優先予約受け付けも始まっています。 |
公共施設統廃合と大規模ハコモノ施設 『広報くき』6月号に、「公共施設個別施設計画」の記事が掲載されました。効率的財政運営のために公共施設の適正配置を進めるという計画です。 要するに公共施設の統廃合ですが、各公共施設がどうなるのか、市民生活への影響など、『広報くき』に書かれなかった「個別施設計画」の具体的な内容とは-、 (1)本町集会所、東町集会所、太田集会所、栗原記念会館、はなみずき会館、野久喜集会所、パークタウン集会所などの集会施設は、“地元”に「譲渡」する計画です。 しかし町内会などで維持管理費や将来の建て替え費用を負担するのは不可能ですから、これは事実上、地域の集会所の廃止計画です。 (2)いちょうの木、けやきの木、くりの木、ゆう・あい、あゆみの郷などの障害者施設を、財政削減のために民間に「譲渡」して、重度障害者の生活介護などの障害者福祉サービスを廃止する計画です。 これは地域で生きてきた障害者の切り捨てに他なりません。 (3)中央幼稚園、さくら保育園、すみれ保育園などを廃止、または民間へ「譲渡」としています。 これは待機児童解消に明らかに逆行します。 (4)市役所庁舎だけは例外で、新たに土地を購入して新築移転する計画です。 しかも現在は市内4か所にある保健センターや子育て支援施設などを廃止・統合して市庁舎に併設するとしています。 要するに、新庁舎を中心とした大規模ハコモノ施設を作るという構想ですが、これで市民の理解は得られますか。 ★公共施設縮小削減の例外として、新庁舎併設の大規模ハコモノ施設を、市長は「新総合複合施設」と名付けて、8月に整備検討委員会を設置する。 市長選前に既成事実化を進める考えか。★ |