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久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』335号
2007年 5月21日
『声と眼』
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新市議会がスタート

 

14日に初議会の臨時議会が開かれました。

大地
5名
新政議員団
7名
公明党
3名
共産党
2名
改進
2名
無会派
3名
代 表/猪股和雄
副代表/春山千明
会 計/矢野裕美
石川忠義
川辺美信
代 表/内田 正
副代表/岡崎健夫
会 計/清水 隆
事務長/宮崎利造
新井勝行
荒井良和
園部茂雄
代 表/角田礼子
副代表/戸ヶ崎博
岡崎克己
代表/木村奉献
渡辺昌代
代表/岸 輝美
井上忠昭
松村茂夫
鈴木精一
鈴木松蔵


議長、副議長は投票で選出

議長選挙 新政議員団の新井氏が当選
新井勝行(新政) 12票 新政議員団7票+大地5票
鈴木松蔵(無会派) 8票 公明党3票+改進2票(岸・井上)+無会派3票(松村・鈴木松蔵・鈴木精一)
木村奉献(共産党) 2票 共産党2票


副議長選挙 大地の石川氏が当選
石川忠義(大地) 12票 新政議員団7票+大地5票
戸ヶ崎博(公明党) 6票 公明党3票+岸、松村、鈴木(■?)  
渡辺昌代(共産党) 2票 共産党2票
白票=無効 2票 井上、鈴木(■?)

大地は、これまで議会改革や議員による条例作り、議会活性化の取り組みを新政議員団などとの協力関係を保ちながら進めてきました。今回の正副議長選挙にあたっても、議会活性化へ向けた共同の取り組みを進めるという目的で一致して、議長=新井、副議長=石川に投票しました。

役職分捕りの権力争いに巻き込まれず
 14日の朝、突然に鈴木氏が新政議員団を脱会し、公明党と無会派の後押しで議長候補として登場しました。鈴木派の議員から切り崩しをはかる動きもありましたが、大地は役職欲しさの権力争いに巻き込まれずに議会改革を進めていきます。



本会議場の議席
執行部席   議長席  
市長 演壇
 
松村 鈴木 質問者演壇 木村 渡辺
(無会派) (共産党)
矢野 川辺 荒井 宮崎 清水 園部 井上
(大地) (新政議員団) (改進)
猪股 石川 春山 鈴木 新井 内田 岡崎 角田 戸ヶ崎 岡崎
(大地) (無) (新政議員団) 公明党)
傍聴席

 委員会は従来は、議員はそれぞれ一つの委員会に所属していましたが、今回から、地方自治法の改正によって、2つの委員会を兼務することができるようになりました。
 そこで、久喜市議会では4委員会に7人ずつとし、各会派に人数案分で配分して、6人の議員が重複することになりました。
 各委員会の委員および正副委員長は下記のように決まりました。

 正副委員長は議会の多数派・少数派とか、会派の人数とかに関わりなく、ほぼ各会派、無会派にもまんべんなく割り当てられています。
改進は2人とも役職を獲得、公明党や無会派もそれぞれ3人の内2人が委員長か副委員長につくなど、少数会派の方が役職獲得率は高くなっていて、久喜市議会はむしろ少数会派に配慮した運営になっているといえます。
 なお、共産党が役職を取らないのは、委員長になると発言が制限され、審議に参加しにくくなるためで、“排除”されているわけではありません。

久喜市議会委員会の構成
◎委員長  ●副委員長
大地 新政議員団 公明党 共産党 改進 無会派
議会運営委員会(8人) ●猪股、春山 ◎岡崎、内田、宮崎 岡崎 木村
総務委員会(7人) 川辺 岡崎、園部 岡崎 木村 ◎井上 ●鈴木(精)
市民経済委員会(7人) 石川、矢野 ◎荒井、宮崎、清水 ●戸ヶ崎 松村
建設文教委員会(7人) ◎春山、猪股 内田、清水 戸ヶ崎 木村 ●岸
健康福祉委員会(7人) 矢野 新井、園部 ●角田 渡辺 井上 ◎鈴木(松)


一部事務組合議会議員
大地 新政議員団 公明党 共産党 改進 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員(7人) 猪股、川辺 内田、清水、園部 角田 木村
久喜地区消防組合議会議員(6人) 石川 新井、岡崎 岡崎 渡辺
広域利根斎場組合議会議員(4人) 春山 荒井 戸ヶ崎 井上


★議長選挙で鈴木松が8票だったが、副議長選挙の戸ヶ崎は6票で、白票が2票。白票を投じた内の1人は井上。他に鈴木精か鈴木松のどちらが白票を入れたかは不明。★


市議会議員選挙の収支報告をお知らせします

 市議会議員選挙終了後2週間以内(5月7日まで)に、各候補者は選挙管理委員会に収支報告書を提出しなければなりません。
 提出しない場合は、当選無効になることもあります。

 私が選管に提出した収支報告書の内容をお知らせします。
 (選管に提出したままの書式ではきわめてわかりにくいので、表の形式などを少し変更してあります)。

収入・支出の総括表
 (1) 収入
 寄付 19万3000円
 自己資金 22万0839円
41万3839円
 (2) 支出
 立候補準備期間(告示前)の支出 27万2183円
 選挙運動期間中の支出 29万5656円
56万7839円
 (3) 支出の科目別小計
 1 人件費 6万0000円
 2 家屋費 0円
  (1)選挙事務諸費 0円
  (2)集合会場費 0円
 3 通信費 0円
 4 交通費 0円
 5 印刷費 22万2459円 内、15万4000円は公費負担
猪股は実際には支出していません
 6 広告費 22万7420円
 7 文具費 3224円
 8 食糧費 1万4736円
 9 休泊費 0円
 10 雑費 4万0000円
合計 56万7839円 公費負担分を除いて、実際に支出した金額は、41万3839円

収入の内訳
寄付 4月15日 12万3000円 11人の方からいただきました
寄付 16日  1万円 1人
寄付 17日  1万円 1人
寄付 18日  1万円 1人
寄付 19日  1万円 1人
寄付 21日  3万円 1人
寄付金合計 19万3000円 16人
自己資金 22万0839円
合計 41万3839円


支出の内訳
人件費
4月21日  6万円 事務員報酬 1日10000円×6日
小計  6万円
印刷費
15万4000円 選挙ポスター印刷代 1枚1000円×154枚 全額公費負担
猪股は実際には支出していない
3月1日  2万円 選挙ハガキ版下製作費
3月20日  2万円 広報版下製作費
4月5日 2万8459円 選挙ハガキ印刷代
小計 22万2459円
広告費
3月14日 6500円 候補者タスキ作成費
4月27日 22万0920円 車載用看板製作費 看板デザイン、製作、音響設置
小計 22万7420円
文具費
3月24日 3224円 両面テープ
小計 3224円
食糧費
4月15日 3679円 食料品
4月16日 2138円 食料品
4月17日 1835円 食料品
4月18日 969円 食料品
4月18日 923円 食料品
4月18日 2352円 食料品
4月20日 2962円 食料品
4月20日 878円 食料品
小計 1万4736円
雑費
2月1日  2万円 ポスター写真代
2月16日  2万円 バッテリー 2台
小計  4万円
合計 56万7839円 公費負担分を除いて、実際に支出した金額は、41万3839円


上記の報告書の他にかかった費用(選挙カー)…
選挙カーのガソリン代 3689円
選挙カーのレンタル代 9万4500円 公費負担なので、自己負担はなし
選挙カーの運転手人件費 8万7500円 公費負担なので、自己負担はなし
合計 18万5689円
選挙カーにかかる費用は、請求すれば全額公費で負担してもらえますが、猪股はガソリン代は請求せず、自己負担しています。

 公職選挙法によると、選挙カーにかかる費用は「選挙運動費用収支報告書」には掲載しないことになっています(理由はわかりません。おかしな規定だと思います)。
 しかし本来は選挙費用に含めるべきだと思います。
 したがって、それらの費用も含めて、改めて支出総額、公費負担、自己負担を算定してみると、以下のようになりました。

報告書掲載分の総支出 56万7839円
選挙カーにかかった費用 18万5689円
猪股の選挙費用総額 75万3528円 A+B
その内、公費負担分 33万6000円 選挙ポスター印刷代 15万4000円
選挙カーのレンタル代 9万4500円
選挙カーの運転手人件費 8万7500円
自己負担分 41万7528円 C−D
その内、寄付金でまかなった分 19万3000円
純然たる自己負担 22万4528円 E−F

結局、
今回の市議会議員選挙に関して、猪股が自己負担した支出は 22万4528円でした。
 今回は今までの選挙よりも費用が多くかかりました。
 その理由は、選挙カーの看板を作り替えたためです。
 前回まで使っていた選挙カーの看板は、20年くらい使っていてかなり痛んでいました。
そこで思い切って今回、作り替えました。
広告代理店に依頼してカラフルに作ったため、デザイン料を含めて制作費 22万0920円がかかりましたが、次回以降も使っていきます。

市民のみなさんからのご支援ありがとうございました。
特に、寄付金(カンパ)をお寄せくださり、金銭的にも支えられました。心から感謝申し上げます。



久喜市議会議員 いのまた和雄
市政報告『声と眼』334号
2007年 5月 7日
『声と眼』
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「新病院建設基本構想」を公表

 市とJA埼玉厚生連とで協議していた「久喜新病院建設基本構想」がまとまり、4月23日に市へ提出されました。
 建設地は上早見の消防本部西側地域、敷地面積39012u、地上5階建てで延べ床面積22000uとなっています。スケジュールは、今後、今年度から敷地造成、建築工事と並行して、基本計画、運営システム計画、マニュアル策定、基本設計、実施設計などを進めていって2011(平成23)年度に開院の計画になっています。

救命・救急、がん治療を柱に

 「新病院は、高度な医療機器と入院機能を特徴とし、急病人・重症者を入院で治療する施設」と位置付け、「外来部門は、紹介患者、救急患者への窓口としての機能が主」となるとしています。さらに地域の医療機関が「より質の高い医療を効率的に提供するための病診連携・病病連携を推進し、高度医療機器の共同利用や開放型病床等の確保も行い」、「地域医療支援病院」を目標として取り組むとしています。

 診療機能は、「24時間365日、二次レベル以上の救急に対応できる体制」、「代表的なガンに対する標準的な治療を、地域で受けることができるよう、設備陣容を整え、手術、放射線治療、抗癌剤による化学療法等を適切に組み合わせ、集学的な治療体制を構築」するとしています。一方、「周産期医療に関しては、産科や小児科の医師不足が全国的な問題となっており、また、近接する医療圏のさいたま市に周産期母子医療センターが開設されるなど、情勢の変化があることから、診療体制の方向性については、関係機関等と協議しながら、今後そのあり方を検討」するとしています。
【昨年5月に公表された《新病院建設事業計画書》では、救急・救命、周産期、がん治療を3本柱としていました。特に周産期医療では「難産、未熟児、新生児のセンターを目指す」としていましたが、結局できないことになったようです。またがん治療も専門医による診療体制の確立ができるかどうか、疑問も出ています。】

診療科目は14で確定? もっと減る?

 内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科の14科と、救急診療部を設置するとしています。ただし「今後の地域の医療動向、患者動向を考慮し、診療科目の再編を検討する」とも書かれており、再検討の結果次第ではさらに診療科目を整理してしぼる方向も示されました。
【昨年の《事業計画書》では12診療科でしたが、放射線科と循環器科が増え、逆に小児科がなくなっています。また“産婦人科”となっていたのが“婦人科”に変更されました。】

病床数は192、医師数28

 ベッド数はこれまでは「最低300は必要」「300床を目指す」としてきましたが、今度の《基本構想》では192床となりました。そして「地域住民に求められている医療機能として、救急・救命、がん医療を柱とした、急性期の高度医療を提供するためには、更に多くの病床が必要となります。今後、行政並びに医師会等と協議しながら、必要病床数の整備を行います」としていますが、現実には増床は認められない状況であるため、192床で確定したものと見られます。

要員計画では医師28人、看護職182人など全部で305人となっています。
【《事業計画書》では医師30人、看護職200人など全部で350人となっていましたから、要員計画は大幅に縮小されました。】


久喜市議会議員選挙が終わりました。開票結果です

 22日、市議会議員選挙の投票が行われました。
 投票率は前回よりも、1.8%上がって、54.24%でした。

2007年 2003年 1999年
有権者数 57821人 57121 55375人
投票者数 31362人 29956 31854
投票率 54.24% 52.44% 57.5%
期日前投票 2489人
有効投票 30998票
無効 364票


順位 政党 当選
回数
2007年 2003年 1999年
得票数(率) 増減 順位 得票 増減 順位 得票
1 井上忠昭 37 民主党 A 1958 6.3 + 949 13 1009
2 角田礼子 59 公明党 E 1935 6.2 + 281 4 1654 + 274 4 1380
3 猪股和雄 56 H 1916 6.2 + 212 3 1704 + 182 2 1522
4 石川忠義 37 C 1875 6.0 + 11 2 1864 + 398 3 1466
5 岸 輝美 63 C 1746 5.6 + 201 5 1545 + 234 5 1311
6 宮崎利造 62 1668 5.4
7 戸ヶ崎博 54 公明党 D 1651 5.3 + 314 7 1337 + 132 7 1205
8 鈴木精一 48 A 1380 4.5 ▲75 6 1455
9 渡辺昌代 45 共産党 1365 4.4
10 岡崎克己 47 公明党 B 1335 4.3 + 76 9 1259 + 242 13 1017
11 川辺美信 43 社民党 1241 4.0
12 清水 隆 57 1146 3.7
13 春山千明 44 A 1142 3.7
14 木村奉憲 60 共産党 B 1120 3.6 ▲12 10 1132 + 291 21 841
15 松村茂夫 60 F 1119 3.6 + 37 11 1082 + 45 11 1037
16 矢野裕美 56 1103 3.6
17 新井勝行 63 C 1095 3.5 + 28 12 1067 0 9 1067
18 鈴木松蔵 59 自民党 E 1047 3.4 + 226 21 821 ▲74 19 895
19 岡崎健夫 59 B 1018 3.3 + 12 15 1006 ▲42 10 1048
20 内田 正 63 B 953 3.1 + 55 20 898 ▲46 16 944
21 荒井良和 62 A 865 2.8 ▲119 17 984
22 園部茂雄 46 852 2.7
次点 須藤充夫 63 C 795 2.6 ▲16 22 811 ▲93 18 904
星野良則 55 @ 673 2.2 ▲77 24 750
有効投票数 30998 100% 29584

連呼せず、街頭演説224か所

 私にとって9回目の選挙です。いつもながら、私の選挙運動は運動員がたくさんいて一日中宣伝カーを走らせ、戸別訪問をして…、というものではありません。これまで私が携わってきた障害者運動、さまざまな市民運動や住民運動を通じて知り合った人々が自主的に支えてくれました。

 私自身は、毎日朝6時から8時まで駅頭に立ってあいさつし、9時から夕方の6時まで宣伝カーを走らせました(昼食休憩はしっかり取ります)。私はずっと車に乗り続けました。

 私は前回から、これまで常識とされてきた選挙スタイルを改めました。
▼宣伝カーでの連呼をいっさいしない、低速走行もせず、走行中はアンプのスイッチを切りました。
▼スピーカーでの宣伝活動は街頭演説だけ。1日平均30か所、7日間で224か所で演説しました。
▼演説のために停車したら車のエンジンを切ってアイドリングストップ。環境への取り組みは、身近な所で一人から、できることから実践することが大事なんです。

 たくさんの市民の方から、“連呼をしない、街頭演説だけ”に共感の声が寄せられました。また『猪股の名前が聞こえないが車を回してるのか』と心配してくださる電話もありました。

★街頭演説はずっと一人でやりきりました。1回10分くらい、1日に30回でのべ5時間くらい話したことになります。我ながらよく声が続いたものだと思います。★


政党別得票
2007年 2003年
公明党 4921 (15.9%) 5564 (18.8%)
共産党 2485 ( 8.0%) 2943 (10.0%)
民主党 1958 ( 6.3%) 1009 ( 3.4%)
03年は自由党


久喜市の開票時間
開票開始 21:00
開票確定 23:33 ホームページ掲載は20分遅れ


県内最速は
蓮田市 22:13終了
日高市 22:37
羽生市 22:49
加須市 22:59
久喜市は9番目

★市議会議員選挙後、会派等の新しい議会構成は5月7日に確定します。初議会は14日に開かれ、議長選挙、常任委員会の選任等が行われます。★


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