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【2月市議会】 小中学校1人1台のタブレット配置へ 今年度の一般会計補正予算で、市内の全小中学校に情報通信ネットワークを整備するために工事費7億9800万円が計上されました。2分の1の3億9930万円が国の補助金で、残りの全額を市債でまかない、これにより校内Wi-Fi環境は大きく改善されます。 久喜市では現在、各校49台の児童生徒用タブレットパソコンを配置していますが、学校現場からは実際に授業で使うには足りないという声が上がっていました。 小中学生全員への1人1台のパソコン(キーボード付きタブレット)配置は、今後5年間で進めていく予定です。 学校ICT環境整備事業で、全国で2318億円の補助金が交付されることになっています。 しかしメンテナンスや更新費用など将来の自治体の財政負担がどうなるのかは不透明です。 |
【2月市議会】 運転免許証返納者にバス回数券を交付 高齢者の運転免許証返納を促進するために、久喜市で4月から返納した人に市内バスの回数券6000円分を交付する制度が始まります。私は2016年3月議会で『免許証返納を促進するために公共交通の無料パスやタクシー券を交付するよう』求め、その後、他の議員からも同様な提案がありました。 4年たってようやく実現することになりました。 他市の免許返納促進政策は、熊谷市では運転経歴証明書を提示すれば市のバスが無料、行田市などではタクシー券を交付しています。 久喜市も1回限りのバス回数券だけでなく、高齢者が免許を返納しても安心して外出できる仕組みを検討すべきです。 国では今年から、高齢運転者のサポカー(自動ブレーキなどの安全運転サポート車)購入に最大10万円の補助制度がスタートします。 これまで独自にサポカー補助を行ってきた自治体もありました。 久喜市も国の補助制度に上乗せするなどで積極的に高齢者の運転事故防止対策を進めるべきです。 |
【2月市議会】 高齢者等のタクシー代補助制度を開始 市内では朝日バスと大和バスの他、公共交通機関としては、久喜地区の市内循環バス、鷲宮・栗橋と菖蒲地区のデマンド交通(くきまる)などを運行しています。新年度から新たに交通弱者へのタクシー代補助制度がスタートすることになりました。 利用登録できるのは75歳以上の高齢者と身体・知的・精神障害者です。 [市内⇔市外]の利用もできます。利用者負担額は、初乗り料金区間、1300円までの区間、2000円までの区間など5段階に分けて、それぞれ600円、700円、1000円などの定額とし、3000円以上の区間は市が1500円を補助して差額は自己負担になります。 市内の全部のタクシー会社が2台ずつを運行し、登録者は予約して利用します。日曜・祝日・年末年始はダメ、利用時間は9時~17時限定です。 現在のデマンド交通よりも利用区域や運行台数、自由度が拡がりますが、運行台数が限られているので、先約があれば利用できません。 実証実験に対しても『何度も電話したが車が空いてなくて使えない』という苦情がありました。 また障害者割引や福祉タクシー券と合わせて使う場合、利用者負担金の計算が複雑でわかりにくいという声も出ています。 |
【2月市議会】 障害者施設《くりの木》を増築へ 現在は約20名が軽作業やデイケアに通っていますが、市内の他の施設と比べて狭く、作業室も一つしかなくて、もっとゆったり過ごせるスペースが欲しいという声が上がっていました。 保護者らが市長に、施設の改善を求める要望書を提出してねばり強く交渉してきて、昨年やっと増築方針が決まりました。 障害者用トイレの増設、部屋の配置や広さなど、保護者会と市との話し合いが続けられています。 工事は2021年度に実施されます。 |
【2月市議会】 2020年度一般会計予算と前年比
★老朽化した公共施設の維持更新や統廃合を進める財源にあてるため、新規に「アセットマネジメント基金」の設置が提案された。 目的を明確にして必要な額を積み立てていくべきだろう。★ |
【2月市議会】 産婦人科誘致、保育園待機児童解消は 梅田市長はまもなく1期目の折り返し点を迎えます。以下は新年度予算で注目される事業ですが、多くの問題や課題も抱えています。 ◆昨年から産婦人科医療機関の開業支援に6000万円の補助金を出す制度を作ったものの、応募はありませんでした。 新年度も同額の補助金を計上しましたが、助成制度を作っただけで誘致の見込みは立っていません。 ◆青葉、栗橋地区等に新規保育園の開設を進めるために、私立保育所施設整備費補助金5億9588万円を計上しました。 昨年は応募がありませんでした。 40年以上前に建設された市立あおば保育園の民間移行をめざしていますが、このままでは老朽化が進むばかりです。 ◆保育士人材確保を進めるために、保育士就労支援の補助金500万円。 1人10万円で50人分を計上していますが、2019年度は30人程度にとどまりました。 保育施設や保育士の大幅な拡充を進めていかなければ、待機児童の解消は見込めません。 |
【2月市議会】 太東中、三箇小のトイレ やっと洋式化 ◆三箇小学校のトイレ改修(9012万円)、太東中学校のトイレ洋式化と校舎大規模改造工事(3億5525万円)を実施します。小中学校6校でトイレ洋式化率が20%以下です。 ◆南中学校の老朽化したプール改修を行わず、プール指導は全面的に民間スイミングスクールに委託します(211万円)。 他の学校のプール指導も民間委託を進めるべきでしょう。 ◆江面1・2小の統廃合を進め、2021年に“江面小学校”が開校します。 現在の江面第1小学校の校舎等の大規模改造工事(7299万円)を行います。 ◆江面小学校の学童保育施設の移転・改修工事に2455万円。来年4月開所の計画です。 ◆新学校給食センター建設工事費25億6404万円。 2019~21年度の3年継続事業でセンター整備費合計は46億6022万円の見込みです。 |
【2月市議会】 久喜駅周辺整備の公約はどうなる ◆梅田市長の公約だった久喜駅西口周辺の再開発やバスターミナル整備などの検討をコンサルタントに委託する費用1150万円を計上。◆東鷲宮駅東西連絡地下通路のバリアフリー化事業、西口にエレベータやエスカレーター設置 6億4152万円。 ◆危険な空き家等の対策計画策定事業 633万円。 ◆久喜駅東口大通りの延伸部分の路盤整備に 1億552万円。 しかし青葉けやき通りに接続して通行できるのはまだまだ先の予定です。 ◆青毛下早見線を北に延伸して東鷲宮方面と接続する計画で、設計委託費1692万円が計上されました。 |
【2月市議会】 地球温暖化対策の予算は減額された ◆再生可能エネルギーや省エネ機器などの新エネルギー導入補助金の新年度予算は1400万円で、昨年より100万円の減額となってしまいました。久喜市が地球温暖化対策に取り組む姿勢が問われています。 |
年1回の休日議会 継続か廃止か 久喜市議会では市民が本会議を傍聴しやすいように、2009年から年1回の“休日議会”を開いてきました。 |
市議会の委員会審議もライブ中継へ 本会議のインターネット中継は2012年からスタートし、パソコンやスマホからでも見ることができます。 |
私たちは政務活動費を何に使ったか 久喜市議会では会派ごとに1人1か月3万円の政務活動費が4半期ごとに交付されています。市民の政治を進める会(猪股・川辺・田中)の第3期=10~12月分の使途報告です。
★市民の政治を進める会の支出の領収書等は猪股のホームページから見ることができます。市議会の全会派の支出明細と領収書等は、昨年9月分までが市議会のホームページに掲載されています。★ |
特別職の期末手当引き上げの根拠は 昨年の11月定例市議会で、市長や議員の期末手当の支給割合が0.05か月分引き上げられて年間4.5か月分に増額となりました。
★表の数字は期末手当の年間支給割合(月数)を示している。 |
埼玉レインボーパレードに参加
1月25日に川越で、LGBTなどの性的マイノリティの権利や、あらゆる差別の解消を訴える「さいたまレインボープライド2020」が開催され、私も参加しました。朝9時過ぎには、会場のウェスタ川越の広場に思い思いの格好をした人々が集まってきて、埼玉で初めてのレインボーパレードに出発しました。手に手に性の多様性を表現した虹色の旗を振り、『自分らしくありのままに生きよう』『ハッピープライド』と呼びかけながら、川越駅西口までを1時間くらいをかけて往復しました。参加者は300人くらいだったでしょうか。埼玉で初めてのパレードで、報道のカメラがずらりと並び、歩道からもたくさんの拍手が寄せられました。 |