べサル― |
オロトからバスでカダケスに向かう途中(約20q) 「べサル―」 に立ち寄りました。 べサル―は フルビア川と カベリャダス川 に囲まれ、ピレネー山脈が近いので、谷が多く渓谷に建てられた(11世紀) ロマネスク様式の「要塞橋」 しっとりと落ち着いた風情と昔日の面影を伝えて居るところです。 防備施設のあるこの橋は川にあった大きな岩を足場として建てられたそうです。現在のは1965年に修復されたものです。 橋の上からの景色は素晴らしいです。 |
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要塞橋 | 町の観光車 | |||
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べサル―の町 |
白壁の家並みの町 カダケス |
地中海に面した漁村で、北カタルーニャの海岸にあります。フランス国境の少し南で、山に囲まれて居るので、 昔の雰囲気がそのまま残りました。カダケス湾に面している家々は白い壁です。 サルバトール・ダリやピカソ 等の多くのアーチストが集まり制作活動の拠点となったコスタ・プラハ(荒々しい海岸の意) を愛したと云われます。 |
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海岸通り | カダケス湾 | レストランの窓からカダケスの町 |
カダケスは日中は暑く夏の様で、海岸で泳いでいる人も居ましたが、夕方、日が暮れると気温が下がり、涼しくなります。 9時半頃まで明るいので、さすがに西の国に来たと実感しました。 思っていたより治安もよい様で夕食は8時すぎ頃から始まり、遅くまでレストランやバル(喫茶店の様なもの)は賑わっていました。 魚港だけあって魚は新鮮で美味しく、この地方の料理を堪能しました。何より量が多いのです。 心地よい風に吹かれながら海岸通りを歩くのも楽しいものでした。通りのあちこちに ダリ のレプリカの絵が貼られて居ます。 |
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コリウール |
コリウールは地中海に臨む芸術の町 カダケスからバスで葡萄街道を通り(約90q)フランスとの国境を普通に通過して、「コリウール」 に来ました。 フランスの南の端 スペイン国境から20数qの小さな町ですが、観光地としても有名です。海岸は古い城壁に囲まれて 居ます。光と色彩にあふれた港町。 コリウールは「マチスやドラン」を始め多くの芸術家を魅了したところです。 海岸近くでは今も外国からもスケッチを楽しむ人が大勢来て居ました。 ピーチでは日光浴やヨットに興ずる人達で賑わって居り、また小さな可愛い観光車があり、山上の古城まで美しい緑の 葡萄畑や真っ黄色の えにしだの花が咲く細い道を登り案内してくれます。眼下に広がる景観は本当に素晴らしいもの でした。 |
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古城 | 教会の見える海岸 |
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山の上のお城 | 山上からの景色 | 観光車のチケット売り場 | ||
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砂浜で日光浴をする人達 | 海岸に繋がれたボート | マチスの絵のレプリカが立ててある |
晴天に恵まれ真夏の様で、やっぱり地中海だと思わせられる強い日差しが眩しい。
玩具の様な観光車に乗り、でこぼこ山道をのぼりお城のある展望台まで行きました。
途中は葡萄畑が続き 色の濃い「えにしだ」がいっぱい咲いて居て綺麗でした。
心弾むスケッチ日和りでした。
黄色のえにしだ 緑の葡萄畑 真っ赤な花
卵の家(ダリの住宅) |
カダケスからオリーブの木を見ながら、歩いて20分位で (卵の家)があります。 |
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卵の家に行く坂道 | 住宅前のオり−ブの木 | オリーブの木の下の造形 | ||
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屋根の上の狩人の像 | 卵の家 | 眼下に広がる海 |
爽やかな良い季節の5月、カタルーニャ地方の世界遺産 サグラダ・フヮミリア聖堂やピレネー山脈近くの小さな村や地中海に面した 町をまわって来ました。 小さい村や町でもその年代を偲ばす教会や建物等、長い歴史を見せてくれました。どの国でも特徴ある良さがありました。 本当に行って歩いて見て、肌で感じた楽しい旅でした。 同好の友人達元気で、フランクフルト経由で成田に戻って来ました。 |
出発の早朝 カダケスの朝焼けと月