フラットパッケージアダプタの製作 NO.2
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今までよりさらに小さいフラットパッケージアダプタの製作
秋月でハーフピッチの IC を DIP8 ピンに変換するものと思いこんで調達した基板、実は TSOP(0.65mmピッチ) 8 ピンを DIP8 ピンに変換する基板だった。使い道もなくしばらく放っておいたが、このサイズの DC-DC コンバータ、 FET 等が手元にあるので、これらをはんだ付けすることなく DIP ソケットにセットして実験に使えたら便利だと考え、前回同様 IC チップの足を基板に押さえつけて使う変換アダプタに改造してみた。
10 個ついたこの基板 1 枚 150 円なり。ほかのメーカに似たような基板があったが、 5 個一組で 2500 円と高かった。今回は余白の基板も使う。
これが全部。余白の基板は角穴を開けて押さえ板として使う。変換基板はパターンをよけて 2mm のタップを立てた。 8 ピンの DIP ソケットには適当な長さに切ったピンをそれぞれの穴に挿入してある。
変換基板の表面からピンが飛び出さないように注意してはんだ付けした。これは押さえ板が当たらないようにするため。
早速できあがった変換アダプタに手持ちの MAX1790 を載せてみた。
このようにプラスチックねじで締め付けて 8 ピンのソケットに差し込んで使う。こうすれば実験中ははんだ付けする必要がなく、チップは何度も使えて便利だ。今回はあえてピンを長くしてみた。 8 ピンのソケットに差し込むと 3mm ほど隙間ができる。この隙間にテストクリップを取り付けて入出力の信号を観察したりするのに使える。
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2003/08/20