十朱瞳 approved website




Profile



十朱瞳。出身は宮崎県の南西端に位置する都城市。多感な時期をそこで暮らす。
その後、沖縄に移り住み、沖縄ジャズハウスで働くようになる。その時にジャズを遊び半分で歌ったのをバンドメンバーに気に入られ、客前ステージで歌うようになった。
そして元沖縄ジャズ協会会長でジャズ・ピアニストの故・屋良文雄氏に見出され、本格的にジャズシンガーとしてライブハウスやホテルなどで活動を始める。
しかし、十朱は歌を続けていくうちにただジャズを歌うだけではなく「何か自分らしさを表現したい」と悩むようになる。どうすれば、自分らしく歌えるのか・・・
そして十朱は、自分が自分らしく歌えそうな歌謡曲を選曲し、ジャズのエッセンスを入れ込みアレンジして歌うようになった。
女性が心の中に持っているドキッとするような思いを魅惑的に歌声に乗せて。
ここに十朱瞳の世界が生まれたのである。

その後十朱は上京し、フレンチポップスのディーヴァ、ジェーン・バーキンに影響を受けシャンソンを歌い始める。
だがそこでも「私にとって歌とは・・・ただ歌っているだけではないのだろうか」と壁にあたり悩んだあげく挫折し歌をやめてしまう。
しかし十朱の好きな言葉に「これまでの人生で、テクニックに裏打ちされた自信を持ったことは一度もありません。でも、感性さえ磨いておけば、どんなことでもやってのけられるものです。」がある。
これは、十朱が憧れるオードリーヘップバーンの言葉である。
感性・・・つまり物事を心に深く感じ取りそれを自分らしく表現する。
十朱はそのオードリーヘップバーンの言葉を胸に再び歩みだす。

歌い始めて15年。2014年にオリジナル曲「愛の鎖」でメジャーデビューを果たす。
シャンソンの風に乗って大人の女性の世界を歌う。
そしてカップリング曲の「夕なぎ」はジャズのそよ風にゆれながら甘く切ない魅力で歌いあげる。
現在、十朱はさらに表現の場のジャンルをボサノバまで広げ、歌謡BOSSAとして、重心を置いて歌いつづけている。