ポアレ、パスタ、ビシソワーズ。 ![]() 一週間のほとんどの夕食が外食だった頃、お客と食べる食事は和食7割、洋食3割ぐらいの割合だったように思う。 帰宅は毎日深夜で、就寝は12時前が一度もなかった。つい10年前までの私のハードな日課だったが、今にして思 えば遠い過去の思い出である。元来、「片仮名」よりも「漢字」の食材の食事が好みだったが、そんな訳で、聞いたこ とのない洋食も何とかこなして舌になじんだものである。 この日の料理教室は片仮名が羅列した料理で、白身魚のポアレ、アンチョビとクレソンのパスタ、グリーンアスパ ラのビシソワーズという3種類の料理。ポアレとパスタは定番の料理なので特段の解説はいらない。ビシソワーズと いう聞いたことのないスープを紹介しよう。 @薄切りにしたタマネギをバターで炒め、A銀杏切りにして水にさらしたジャガイモ、水、スープの素を加えて7〜8 分煮て粗熱を取り、Bこれに茹でて小口切りにしたアスパラと牛乳を加えてミキサーにかける。C漉して鍋を中火に かけ、塩コショウで味を調えて、D沸騰直前に火を止めて冷やす。E器に注ぎ、生クリームとアスパラの穂先を飾っ て終わり。以上である。さっぱりとした喉ごしの良い冷たいスープで、これから暑くなる季節にはうってつけのスープ だった。「ビシソワーズ」とは何語でどんな意味なのか、先生の話を上の空で聞いていたのでとうとう聞きそびれてし まった。 |
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これがアスパラのビシソワーズです。 そのほかの料理 @白身魚のポアレは、白身魚(鯛、鱸)に塩コショウをして オリーブ油で焼き、輪切りにしてオリーブ油で焼いたナス と、トマトとバジルのソース(1センチ角のトマト、みじん切 りのタマネギ、バルサミコ酢、塩コショウ、オリーブ油)を 添えバジルを飾る。 Aアンチョビとクレソンのパスタは、オリーブ油でにんにく、 赤唐辛子を炒め、アンチョビ加えて細かくつぶし、茹でた スパゲッティを加えて強火にし、ゆで湯を3〜4回に分け て加え、クレソンとブラックオリーブを混ぜて火を止めて 出来上がりである。 |