ブリオッシュ・アマンド&抹茶ツイスト。 11,03,03

   孫達が昨日我が家に飛び込んできて1日早いひな祭を愉しんだ。1昨夜から椎茸、干瓢、人参やらの散ら
  し寿司の材料を煮込んだりして準備しておいたので、早速孫も一緒に台所を手伝い美味しい散らし寿司が
  できた。孫達の食欲の旺盛なことには驚かされる。一人前をぺロッと食べて尚大声で「おかわり!」と叫ん
  で催促されるとついつい目を細める我が家のジジとバアバでありました。
   そして今日はひな祭の当日、私は横浜の料理教室で3月のパン作りに出かけた。1ヶ月ぶりの都会の匂
  いだった。今日の品目はブリオッシュ・アマンドと抹茶ツイストの2種類。講師の先生によればパンにはリッ
  チなパンとリーンなパンがあるのだそうだ。リッチなパンとは「濃厚な、豊かな」と言う意味で、砂糖、バター、
  卵、乳製品などの材料が多く配合された風味豊かなパン。これに対してリーンなパンとは「やせた、貧弱な」
  の意味で、小麦粉、水、イースト、塩が主材料のシンプルなパンを云います。今日の2品はリッチなパンで
  甘みが多くおやつかケーキのような感じで子供には喜ばれようが、私には糖分が多すぎる不向きなパンだ
  った。先月までのシンプルなパンが私にはお似合いと受け止めた。

   ブリオッシュ・アマンドは成形したパンにマカロン生地を載せてオーブンで焼いたパン。抹茶ツイストは白
  あんと抹茶を混ぜた抹茶あんを生地にくるんでから、捻って渦を巻いたように形を作って焼いたパンのこと
  をいいます。マカロンとは卵白と砂糖、アーモンドの粉、薄力粉を混ぜてトロトロにしたものです。少しずつ
  複雑で高度な技巧が必要になり悪戦苦闘し始めました。指先の動作が細かく器用でないと対応が難しい
  様に思われます。指先の器用さには比較的自信があった筈なのになかなかうまくいかないのは老人病の
  なれの果てなのかもしれません。まあ何とか若い人たちについて行こうと腹をくくった今日の一日でした。

 手前が抹茶ツイスト、
 奥がブリオッシュ・アマンドです。

 両方ともパン生地には、砂糖、卵黄、
 牛乳、多めのバターが入っているの
 で生地が黄色で甘いのが特徴。渦
 を巻いたようにひねって形を作る抹
 茶ツイストはなかなか難しいが、これ
 からこの方法を応用したパンを沢山
 作るのでマスターしていく必要がある。