ベーグル3種          11.08.05

   ベーグルが日本にお目見えしてからまだ20年は経っていないだろう。確かシカゴのベーグル
  専門店でサーモンをサンドして食べたのが最初で、日本で初めて食べたとき、日本には上陸し
  たばかりだと店のオーナーが話していた記憶がある。それ以来食べていないので、この会でそ
  の懐かしい味に久し振りに出会った。
   先生の話では、ベーグルは17世紀ごろユダヤで食べられたのが初めで、宗教的な意味のあ
  る食べ物らしい。その後アメリカでベーグルサンドが大流行して近年日本でも人気の食べ物に
  なったようだ。作り方の特徴は、@焼く前に茹でる。Aバターなどの油脂を使わない。Bリング
  状にする。C表面が硬く中がもっちり。の4つが通常のパンと違うところだろう。
   粉はフランスパン専用粉(準強力粉)を使い、バターの代わりにぬるま湯を入れてよく捏ね、
  あとは第1発酵後リング状に成形して第2発酵させ、約30秒茹でてから、210度で15分焼けば
  出来上がる。写真の左下はパンを輪切りにして、マヨネーズと粒マスタードを表面に塗り、レタ
  ス、ハム、トマト、タマネギ、カマンベールを乗せたサンドウィッチ。10数年ぶりのベーグルサン
  ドの味だった。写真右下は炒りゴマを振ったセサミとクランベリーと粒チョコを混ぜ込んだ甘い
  ベーグル。出来映えは前評判どおり表面がやや硬く中がもっちりの素晴らしく美味しいベーグ
  ルが出来上がった。