久し振りの鯛釣り。 09,05,12 このところあまり体調に自信がなくて、ゴルフも釣りも断ってばかりいる。仕方がないのでネットで釣りの釣果を 見ているが、鯛が「のっこみ」のシーズンとあってやたら大物が上がっている。3,4キロから6キロを越える鯛の 写真がよく載っている。産卵のために群れで浅場に回遊してくることを「のっこみ」というが、産卵期の3〜6月が この「のっこみ」のシーズンで、この時期は鯛が抱卵していて大型の鯛が釣れるし、しかも大釣りしやすいのが のっこみ期の特徴。つまり今が鯛釣りのベストシーズンという訳だ。 というわけで野望を胸にのこのこと久里浜に出かけ平作丸(初めて)に乗船した。平作丸は先週テレビの釣り 番組で大鯛を沢山上げていたので、あやかりたい一心から特に選んだ船宿。平日なのに釣り客が多く朝から 活気を呈している。私のこの日の釣果は、1キロ弱の鯛1匹と大アジ10匹、大鯖3匹(中物はリリース)。船中で は4キロ強の鯛が数匹上がった。私にも大鯛とおぼしき強烈な当たりがあって海面近くまできたが残念ながら バラしてしまった。逃がした魚は大きいの喩えどおりのお話で周囲の釣り人から慰められたが、結果がすべての 釣りの世界。慰められても一文にもならない。 ところで、アジもサバも大きさが半端でない。みんな30センチを超える大物ばかりで、さすがのアジ釣りベテラ ンの私でさえ驚くような大きさだった。翌日、例によって娘と孫たちが我が家に押しかけ、鯛、アジ、しめ鯖の刺 身をたらふく食べて帰った。鯛の腹身とアラを使って潮汁を丁寧に作ったが、味、見てくれ共にさながら料亭の 潮汁のような会心の出来映えになった。去年10月の料理教室で潮汁を作ったが、その時の写真どおりの出来 映えなのでそちらも参考に見てください。 |
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料理直前の真鯛です。 30センチ強ですがのっこみ期にしては 大きさが物足りない。 真鯛は尻尾の先端の縁が黒く色づいて いるので簡単にハナダイと区別できます。 |