真夏の釣り近況。  13,08,15

   暑い!暑い! 猛暑が半端ではない。老若を問わず連日の熱中症患者続出
  で釣りどころではないが、ネットの釣果を見ているとこの所凄いことになっている。

  例年この季節には相模湾は青物で賑わうが、今はカツオとキハダマグロの最盛
  期で連日大物が揚がっている。例えばここ地元葉山の秀吉丸の今日の釣果を
  見ると、ホンガツオの6,4`が8本、キハダマグロの28`が2〜5本という派手な
  釣果で、釣り人の得意げなポーズの写真がHPを飾っている。マグロの28`と
  もなると釣り場はてんやわんやの一大騒動になる。

   かっては私もマグロやカツオ釣りに挑戦して30分も大物とファイとしたものだ
  が、病を得てスタミナに不安を覚え、さらに歳を食ってこの暑さではとても出か
  ける勇気はない。

   とはいうものの真夏が過ぎるまで手を拱いている訳ではない。最近のもっぱら
  の夏の釣り物は年に1度だけ、太刀魚、マルイカ、夜メバルに行くことにしてい
  て、アジはしばらくご無沙汰することにしている。今年は7月27日にスルメイカ、
  8月13日に太刀魚に行ってきた。夜メバルは8月24日を予定している。釣果は
  全く芳しくなく、従ってHPの「釣り悠々」に記録するのを省いてしまった。

   白状すればスルメイカは1ハイのみで、太刀魚は2本だけという貧相な釣果だ
  った。イカ釣りはベテランと初心者でははっきりと釣果が違う。ベテランは小さな
  アタリを見逃さないところがすごい。ウデの差が極端に現れる。ただし釣りが忙
  しすぎて疲れるし、釣りの醍醐味がある訳でもないのでそう何回も行こうとは思
  わない。船団が密集して各船にはイカの「船上干し」がこれ見よがしにぶら下が
  っているのが面白い。

   太刀魚もこまめにシャクッてポイントを探る人には当たりが来るが、横着して
  いると反応はこない。この日は何故か私には当たりが少なく2本だけの釣果と
  情けないことになった。釣り仲間は6本も釣り上げて上機嫌だった。

   スルメイカは刺身に、太刀魚は塩焼きとバタ焼きにしたが、いずれも数が少
  なく希少価値があったせいか格別の美味しさだった。夏の風物詩の最後は夜
  メバル。はたして8月24日はどんな釣果になるのだろう。久し振りに尺メバルを
  釣り上げて美味しい煮付けでも作ったら大々的に写真入りで「釣り悠々」に紹
  介しよう。それでも駄目だったら一大決心してカツオとマグロに挑むことにしよう。