春告魚(めばる)釣り。  15,03,22

   いよいよ釣りも春本番。会社時代の仲間の釣りクラブも始動を開始し、今年最初の
  釣り物はメバル・アジのリレーと決まった。場所は横須賀鴨居の大室港にある五郎丸。
  竿は硬めのアジ竿、アジもメバルも同じ130号のビシで、仕掛けも同じ。エサも同じで
  イカの切り身を紅しょうがに漬けたいわゆる「赤タン」を使うというので大分面食らった。

   通常メバル釣りは青イソを長いままチョン掛けしてエサにするし、柔らかくて長い竿、
  おもりも10〜15号と軽いのを使う。「五郎丸」の釣り方は初めてなので興味津々だっ
  た。思うに、柔らかいメバル竿で充分に引きを楽しむ釣り方ではないから、多分期待
  薄で興味半減だろうと半ばあきらめて参加した。

   いざ出船して竿をおろし、しばらくして立派なカサゴが釣れ、次に手のひらサイズの
  メバルが釣れ始めた。やはりこんなものかと思っていたら、途端にいい引きが来て
  手ごたえ十分の黒メバルがきた。カサゴもメバルもほぼ25センチの良型だった。

   気が付けば私の釣座の隣にカモメがのんびりと座って小魚をくれるのを待っていた。

      
      

   この日の釣果は大小合わせてメバルが11匹、カサゴが2匹、アジが4匹、型のいい
  トラギス1匹だった。思った以上に型のいい釣果だった。しかしやはり釣り方としては
  130号のおもりを使う釣り方はメバル釣りの王道ではなく引きが楽しめないので物足り
  ない。


     
     
         この中から大物をピックアップすると・・・
     

   昨日までのポカポカ陽気は影をひそめ、曇り空で時々小雨になる肌寒いあいにくの
  天気だったが、同好会初日とあって全員何とか頑張ってそれなりの戦果を挙げていた。
  因みに私の成績は参加8人のうち第3位だった。

   今年もマグロはもう無理でもそこそこに釣りを楽しみたいと思っている。