真鯛・甘鯛釣り。     16,01,30

  
 今年に入って4回目の釣りは、幹事の提案で久し振りに鯛と甘鯛になった。
  1〜2月は海水の温度が低いせいか、釣る魚種が限られて、釣り人泣かせ、船宿
  泣かせの季節である。あれほど魚影の濃かった太刀魚も深場に姿を消してきたし、
  鯛も目立った釣果は上がっていない。せいぜいメバルかイシモチぐらいがこの季節
  の釣りになる。

   甘鯛は一昨年の11月以来、真鯛は去年の9月以来になる。参加者は6人だった
  ので、釣り座はゆとりがあり釣りに集中できた。船長の予告通り、鯛も甘鯛も食い
  が渋く、船中小振りな鯛が1匹だけだった。アジと鯖が数匹だけという貧果で船長
  がいたく恐縮していた。

   釣りとは得てしてこんなもので、釣れる時もあれば釣れない時もある。たまたま
  私にだけ季節外れのイナダが釣れた。最初の引きの強さから鯛と期待して巻き上
  げたが、途中の3段引きが来ないので青物だろうと思ったら、やはり釣り上げたら
  イナダだった。それでも丸々と太った立派なイナダだった。

 
       

   釣果はこのイナダ1匹とアジ、サバを1匹ずつのみ。
  実は今朝、用意しておいた防寒ジャンバーを家に忘れてしまい、家内からの電話
  で気がついたが、時すでに遅しで、どうなる事かと途方に暮れたが、幸い釣り仲間
  の1人が予備の合羽を持っていたので拝借でき、加えて海上は無風で暖かかった
  のが幸いして大事には至らなかった。

   どうもこの頃物忘れが多すぎる。出掛ける時に時計や鍵をよく忘れるし、雨具の
  忘れは昔からである。加齢を言い訳にしておくが、それだけでもなさそうである。

   こんな惨めな釣果ではHPで紹介するのも憚かられるが、この所HP掲載のネタ
  も少々種切れなので貧果の掲載でご勘弁願う。

   最近の報道では、日銀のマイナス金利の導入、高浜原発の再稼働、両陛下の
  フィリピン訪問、甘利経済再生相の突然の辞任、ISのシリア襲撃、ボコ・ハラムの
  ナイジェリア襲撃など相次ぐテロの横行、琴奨菊の優勝、軽井沢のバス事故など
  話題には事欠かないが、今のところ硬い話題をHPに掲載する意欲がわいてこな
  い。

   最近頻繁に集まっている学生時代の友人達との横浜での交流や、家族旅行な
  どの肩の凝らない話題を近々紹介しよう。

   しかしイナダは脂がのっていて刺身は抜群だった。家内は勿論だが、届けた娘
  の家族も喜んで食べてくれたようである。