2020・5・26

前川 陽子 (伴奏ピアニスト)

金井 敬 氏 (音楽監督・常任指揮者・合唱指導)

前川陽子 (ピアニスト)経歴

武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。  ピアノを神野 明、 中根伸也の各氏に、チェンバ

ロを山田 貢氏に師事。 家永ピアノ・オーデションに合格。  1992年より5回にわた

り、横浜大倉山記念館主催の「水曜コンサート」にてリサイタルを行う。

1997年7月より国際フランツ・シューベルト協会のピアニストとして、5回の例会に連続

出演している。 1985年より12回にわたってサイタルを開催。 1998年、1999年にはサ

ントリーホール(小)にて、バッハ「チェンバロ協奏曲」「ブランデンブルグ協奏曲5番」を

演奏。 2005年より、フルート奏者の槇本吉雄氏と「バロックシリーズ」を開催するなど

チェンバリスト、オルガ二ストとしても活躍中。傍ら近年は幼児同伴コンサート「みじか

い・みじかい・コンサート]を開催するなど、音楽を幼児から高齢者まで家族で楽しめる

音楽環境作りなどで、活躍の幅を広げている。

現在 自由音楽学園講師。

金井 敬 (指揮者)経歴

国立音楽大学を卒業後、桐朋学園大学に進み、故齋藤秀雄、秋山和慶、小澤征

爾各氏に指揮法を学ぶ。のちにザルツブルク音楽院に留学し、故ヘルベルト・フォ

ン・カラヤン、カール・メレッシュ各氏に師事した。同音楽院のコンサートオーディシ

ョンに合格し、モーツァルテウムホール(大)での演奏は大好評を博した。帰国後
は、二期会公演、NHK招聘イタリア歌劇団、日生劇場20周年記念モーツアルト四

大オペラ、ステファーノオペラ劇場などの副指揮者、合唱指揮者を務めた。

東京ムジークフェライン管弦楽団の常任指揮者に就任後は、数々の在京オーケ

ストラの指揮台にも上がる。

長門美保歌劇団公演「マダム・バタフライ」の指揮でオペラデビュー以来、バレエ

の分野にもその才覚を現し、ロシア国立ノヴォシビリスク・オペラ・バレエ劇場バレ

エ団の日本公演「白鳥の湖」「眠りの森の美女」を、更にボリショイ劇場芸術監督

ユーリ・グリゴローヴィチ率いるニューロシアバレエ団の日本公演「くるみ割り人形

」を指揮し、いずれも大好評を博す。

数年前からのイタリア公演に続き、2007年にはアムステルダム・コンセルトヘボウ

に於いて、ウクライナ国立交響楽団、日欧合同の合唱団によるヴェルデイ「レクイ

エム」を指揮し絶賛される等、その活動は誠に広くエネルギッシュで、いずれの演

奏会でも大好評を博している。

氏の鋭い感性をバックボーンとした豊かな表現力と卓越した揺るぎない構成力に

は、斯界の定評がある。2009年11月22日、ウイーン楽友協会・黄金のホールで

の氏の指揮によるブラームス「ドイツレクイエム」演奏会に於いては、現地コーディ

ネーター、ホールスタッフ、プレス等より大絶賛された。

2011年11月ミラノオーディトリウムに於いて同劇場付きジュゼッペ・ヴェルディ管弦

楽団と日伊合同合唱団によるヴェルディ「レクイエム」を指揮。2012年3月11日ウイ

ーン楽友協会・黄金の間ホールホールに於いて、東日本震災1年後の3月11日当日

日欧合同合唱団による震災復興チャリティコンサートにてヴェルディ「レクイエム」を

指揮、翌2013年11月にモデナ・バヴァロッティ劇場におけるヴェルディ生誕200年

記念演奏会にてヴェルディ「レクイエム」を指揮。いずれの公演も大成功を納める。

2015年2月2日東京文化会館での「ドイツレクイエム」演奏会に続き、3月8日ウイー

ンで有名なヴァイオリン奏者、ウェルナー・ヒンク(ウイーンフィルコンサートマスター)

率いるクルトゥ―ルフェライン・オーケストラ・ウイーンとウイーン国立歌劇場ソリスト

と日欧合同合唱団との共演でウイーン楽友協会・黄金の間ホールにてブラームス

「ドイルレクイエム」を指揮、大好評を博した。

現在、東京セントラルフィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、JCA合唱団、東京室
 
内器楽アンサンブル及び東京室内声楽アンサンブルの音楽監督並びに常任指揮

者を務める。

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広瀬 奈緒 (ヴォイストレーナー)

広瀬奈緒 (ソプラノ)経歴

宮城学院女子大学(音楽科声楽専攻)を卒業後、2001年英国王立音楽大学古楽科に

入学。在学中、様々な学内コンクールにて受賞。2002年にはディプロマ(国家演奏家資

格)を、2003年に上級ディプロマ(最優秀賞付き)を得て、首席で卒業。

当地でヘンデル「メサイア」「エジプトのイスラエル人」、バッハ「ヨハネ受難曲」、モーツァ

ルト「戴冠ミサ」他、シューベルト、ブリテン、ウォルトン等のミサ曲ソリストとして活躍。

また様々なアンサンブルのメンバーとして英国国内・ヨーロッパにて演奏、CD録音に参

加した。在英中に自ら結成した古楽アンサンブル[ラ・スフェラ・ムジカーレ]として、ヨー

ロッパ・日本各地で演奏し、ブルージュ国際コンクール・アンサンブル部門で名誉奨励賞

得る。また山梨の古楽コンクール・アンサンブル部門で第3位を、ソリスト部門でも奨励

賞を受賞。

帰国後もソリストとして、またヘンデル・フェスティバル・ジャパン付設のキャノンズ・コンサ

ート室内合唱団、モーツァルト・アカデミー・トウキョウ、バッハ・コレギウム・ジャパンなど

のアンサンブルメンバーとして活動。

英語の美しい発音と、深い表現力には定評がある。

[ラ・スフェラ・ムジカーレ]のデビューCD「バロックな対話」を、2008年秋にワオンレコー

ドよりリリース。「清新で躍動感をもった声と歌唱」(美山良夫「レコード芸術」)「安定した

技巧と清楚な歌声で20年前のカークビーを思わせる」(那須田務「音楽現代」)と評され

、古楽のフィールドでの新しい旗手として意欲的な活動を展開している


                              

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