基本構想 地元への愛着と誇り ・里山(雑木林)を再生・保全・維持管理し、環境保全や自然保護への興味や理解を深めてもらう場をみんなで作る。
地域への貢献 ・保全する雑木林を、身近な自然に親しんでもらう場や環境教育の場として提供する。
次世代の子供たちへ ・季節の移ろいの感じることのできる、人・鳥・虫・植物が集まる雑木林を。
 →忘れかけている何かを思い出そう!!
目指す姿! @地域に根ざしたボランティア活動 ・・・特定の団体に限定せず、地域の大人、子供、さまざまな団体に気軽に参加してもらう。
A協力者との関係を大切に ・・・ご協力を頂いている地権者の方、行政(秦野市)との間に信頼関係を築く。
B息の長い活動を ・・・およそ1回/月の定期的な活動を長く継続する。
何をやるか?
(活動の3本柱)
@雑木林の手入れ/清掃 ・・・身近な自然を愛そう!
A自然観察会 ・・・身近な動植物を知ろう!
Bふれあい活動 ・・・自然を通じて、家族や仲間とのふれあいの輪を広げよう!
雑木林の保全方針 ゾーンの区分け 植生調査結果に基づき、活動対象の雑木林をA,B,Cのゾーンに区分けする。
各ゾーンの保全方針 ・Aゾーン:市民のふれあい広場として整備する。
 30年ほど前まで畑として利用されていたため、とくに貴重な植生は見当たらない。遊歩道からも近いので、「ふれあい広場」として整備する。・・・成長した(周囲30cm以上の)樹木を除き、すべて伐採の対象とする。
・Bゾーン:典型的な雑木林管理を行う。
 70年ほど前までは、コナラ・クヌギなどの関東の典型的な雑木林として活用されていた区域。 That's Kirin Saver では、毎年計画的に200〜300uづつ皆伐を行ない、およそ20年周期でBゾーン雑木林の更新を図る。(今年度の伐採計画は250u) 間伐でなく皆伐とすることで林床(地表付近の種子や土壌生物など)に光/熱ショックを加え、かつての雑木林植生を蘇らせる。 伐採した樹木は、きのこホダ木、薪、炭など、バイオマス資源として循環させる。
・Cゾーン:貴重な植生エリアとして保護する。
 ヤマユリなど、関東の雑木林特有の豊かな植生が残っているため、当面の間基本的に手を加えず、照葉樹林への遷移を防ぐための最低限の手入れのみ行う(照葉樹の伐採など)。

  お便り

 "That's Kirin Saver"へ戻