JR北海道
平成11年8月23日〜12月25日までの情報


旭川駅
特大入場券発売

(11.12.25)
たて51cm×よこ36cmの特大入場券が、平成11年12月31日に旭川駅で発売
される。SL「すずらん(正月特別塗装)」などがデザインされている。
2000枚限定で、2枚の入場券が付いており、値段は320円。

SL冬の湿原号
客車にダルマストーブ

(11.12.16)
平成12年1月8日から釧網本線でC11171牽引による「SL冬の湿原号」が
運転されるが、「すずらん号」で運転されていた客車がリニューアルされて使用
される。
客車全車にダルマストーブを設置したり(車内販売しているスルメをストーブで
あぶって食べることが出来る)、「スハシ44 1」を除きリクライニングシートを
クロスシートに交換、肘掛けを木製に交換するなどの改造が施された。
平成12年1月8日〜同年3月20日間の内、51日間運転。

走行列車の窓ガラス破損
初めて怪我人が発生

(11.12.16)
12月15日午前7時半頃、旭川発札幌行き特急「スーパーホワイトアロー2号」が、
旭川〜深川間走行中に4号車(6両編成)の左側窓ガラスが割れ、乗客の男性が
耳の下に軽傷を負った。JR北海道発足以来、窓ガラス破損による怪我人は始めて。

JR北海道管内では、走行中の列車の窓ガラスが破損する事故が年間数十件
発生(去年度は77件)しているが、これは列車がトンネルに入る時の風圧で巻き
上がった小石や、車体に付着した氷等が風圧で落下し、線路に敷き詰められて
いるバラストに当たり、そのバラストが跳ね上がり窓ガラスを破損するというもの。
そのため、トンネル入り口付近の線路脇にバラストを入れた麻袋を敷き詰め、
バラストの飛散を防ぐための対策作業をしていた。その最中の事故だった
JR北海道では札幌〜函館・釧路・旭川方面の列車トンネル走行速度を当面80km
にする。

C11171が旭川駅で
除夜の汽笛

(11.12.14)
12月31日夜から旭川駅1番ホーム(駅舎側のホーム)で留萌本線で「すずらん号」として
運転していた「C11 171」を展示する。同車は翌2〜3日に留萌本線で運転されるため、
特別塗装され、客車4両を連結している(当日車内で飲み物等の販売あり)。
また、当日抽選で選ばれた108人にC11機関車の汽笛を1回ずつ鳴らしてもらう
「除夜の汽笛」も実施する。当選者には「汽笛吹鳴許可書」が渡される。

新春フリーきっぷ発売

(11.12.9)
平成12年の元旦のみ、道内のJR北海道線(JRバスを除く)が乗り放題になる
「新春フリーきっぷ」が発売される。
特急の自由席が利用でき、大人8800円で元旦のみ有効。

オホーツク帰省得割きっぷ
発売

(11.12.9)
石北本線の北見・網走方面の割引切符として「オホーツク帰省得割きっぷ」が発売される。
年末年始の早朝・夕方・夜行のオホーツク号に乗車するのが条件だが、札幌〜北見が
10000円、札幌〜網走が12500円と約36〜44%引きになっている。
利用期間は平成11年12月29日〜平成12年1月9日で6日間有効

礼文浜トンネル開通
平常運転へ

(11.12.4)
11月28日に発生したコンクリート落下事故で、不通となっていた室蘭本線(長万部〜洞爺間)
が、12月4日22時頃全線開通する見通しとなった。運転予定は下記の通り。
特急券等の発売は12月4日の9時から。
列車名 12月4日(土)発(始発駅基準) 12月5日(日)発(始発駅基準)
特急 北斗・スーパー北斗 バス代行 平常運転
寝台特急 北斗星1号 平常運転 平常運転
寝台特急 北斗星2号 函館本線へ迂回運転 平常運転
寝台特急 北斗星3号 平常運転 平常運転
寝台特急 北斗星4号 始発駅が函館に変更 平常運転
寝台特急トワイライトEXP
(上り大阪行)
始発駅が函館に変更 平常運転
寝台特急トワイライトEXP
(下り札幌行)
平常運転 −−−−−
寝台特急カシオペア
(上り上野行)
函館本線へ迂回運転 −−−−−
寝台特急カシオペア
(下り札幌行)
−−−−− 平常運転
急行 はまなす
(上り青森行)
札幌〜洞爺間183系で運転
洞爺〜長万部間バス代行
長万部〜青森間14系で運転
平常運転
急行 はまなす
(下り札幌行)
平常運転 平常運転
快速 ミッドナイト
(上下 札幌〜函館間)
平常運転 平常運転
普通列車 12月4日室蘭(21:38)発長万部(23:23)着
488Dより運転(4日の下り普通列車は無し)
12月5日0時以降平常運転

礼文浜トンネル事故による
運休等の運転状況

(11.12.3現在)
28日発生したトンネル内コンクリート落下事故にともない、長万部〜洞爺間が現在も運休
している。一部列車は函館本線(山線)に迂回しているが、ほとんどの列車は運休区間を
バス代行運転している。復旧には予定より時間がかかる見通し。

運転状況は下記の通り。
寝台特急
「北斗星1号」
(上野発札幌行)
上野−−(列車)−−長万部−−(列車)函館本線倶知安・小樽経由
−−札幌
注:東室蘭・苫小牧方面へはバス代行輸送
寝台特急
「北斗星2号」
(札幌発上野行)
札幌−−(列車)函館本線小樽・倶知安経由−−長万部−−
(列車)−−上野
注:苫小牧・東室蘭方面から乗車する場合、スーパー北斗18号で
洞爺まで行き、代行バスで長万部へ。長万部で北斗星2号に乗車
となる。
寝台特急
「北斗星3号」
(上野発札幌行)
上野−−(列車)−−函館==(代行バス)==札幌
寝台特急
「北斗星4号」
(札幌発上野行)
札幌−−(列車・スーパー北斗22号)−−洞爺==(代行バス)
==長万部−−(列車・スーパー北斗22号)−−函館−−
(列車・北斗星4号)−−上野
寝台特急
「トワイライト   
   エクスプレス」
(大阪発札幌行)
大阪−−(列車)−−函館==(代行バス)==札幌
寝台特急
「トワイライト   
   エクスプレス」
(札幌発大阪行)
札幌−−(列車・スーパー北斗16号)−−洞爺==(代行バス)
==長万部−−(列車・スーパー北斗16号)−−函館−−
(列車・トワイライトエクスプレス)−−大阪
急行「はまなす」
(青森発札幌行)
青森−−(列車)−−長万部==(代行バス)==洞爺
−−(列車・183系特急車両使用)−−札幌
急行「はまなす」
(札幌発青森行)
札幌−−(列車・183系特急車両使用)−−洞爺
==(代行バス)==長万部−−(列車)−−青森
札幌〜函館間
特急列車
「スーパー北斗」
「北斗」
札幌−−(列車)−−洞爺==(代行バス)==長万部
−−(列車)−−函館
注1:11往復ある特急のうち、8往復分をバス代行している
注2:グリーン車以外全車自由席として運転
注3:通常のダイヤより約1時間、遅れての到着となる
注4:通常ダイヤとは異なる車両形式(183系・281系等)に
なることがある。

ふらの・びえい雪原ノロッコ号
ラッセルヘッドを付け運転

(11.12.3)
12月23日と1月15日〜2月27日の土休に運転予定の「ふらの・びえい雪原ノロッコ号」
(旭川〜富良野間運転)だが、展望車を牽引しているDE15ディーゼル機関車の先頭に
ラッセルヘッドを付け運転されることになった。

室蘭本線礼文浜トンネル壁崩落
機関車脱線

(11.11.28)
28日午前2:35分頃、室蘭本線礼文浜トンネル壁面のコンクリートが約2トンはがれ落ち、
名古屋発札幌貨物ターミナル行貨物列車の機関車が接触、機関車先頭台車が脱線
した。現在、長万部〜洞爺間でバス代行輸送を行っているが、完全復旧は数日かかる予定。

「札幌・函館得割きっぷ」
さらに発売期間延長

(11.11.26)
平成11年7月1日から夏休み期間限定で発売された「札幌・函館得割きっぷ」。
12月まで発売延長され現在発売中だが、好評により平成12年春までさらに延長発売
されることになった。
この切符は、乗車列車指定だが、札幌〜函館間 通常往復17180円(通常期)が
10000円というもの。(もちろん普通車指定席)
乗車指定列車は下記の通り
札幌発 7:00 スーパー北斗2号 函館発 7:11 スーパー北斗1号
7:35 北斗4号 17:14 北斗17号
18:11 北斗20号 18:25 北斗19号
19:16 スーパー北斗22号 19:23 スーパー北斗21号

守り本尊オレンジカード発売

(11.11.26)
2000年記念として、干支の守護神「守り本尊」が描かれたオレンジカードを12月1日から
発売する。原版は北海道出身の墨彩画家 本庄基晃氏作
8種類発売されるが販売は単品発売で、台紙付1枚1000円。各6000枚の限定発売。
道内主要駅(札幌・函館・釧路地区)・JR北海道プラザ東京で発売し、郵送でも受け付ける。
問い合わせ先・・・札幌駅011−222−6131

JR北海道オリジナルカレンダー

(11.11.17)
JR北海道オリジナルカレンダー「光と風の物語」が11月25日に発売される。
同社のホームページから申し込みが出来るほか、一部の書店でも購入出来る。
B213枚で1500円(税込み・送料別)。詳しくはこちらへ

初日の出ツアー募集

(11.11.12)
JR北海道の「大麻・帯広・根室」駅でお座敷列車で行く初日の出ツアー、「釧路」駅では
ノロッコ号で行く初日の出ツアーをそれぞれ募集している。

【お座敷列車で行くツアー】
平成11年12月31日 札幌発(21:31)→帯広(翌1:20)→釧路(3:00)→根室着(5:30)
→バスに乗り換え日本最東端納沙布岬へ(初日の出を見ることが出来る)
札幌発25000円、帯広発11500円、釧路発8000円(いずれも大人)
(札幌発の参加者は、年越しそば・おせち料理が用意されている。
また、帰りにバスで霧多布などの観光地を回る予定)
問い合わせ・・・大麻・帯広・根室各駅へ
【ノロッコ号で行くツアー】
平成12年1月1日 釧路発(4:00)→落石付近で初日の出を見ることが出来る(もちろん
徐行運転)→根室着(7:15)→市内旅館にておせち料理→釧路
釧路発7700円(大人)
問い合わせ・・・釧路駅へ

「C11 171」正月運転

(11.11.12)
平成12年も運転が予定されているSL「C11 171」だが、平成12年1月2・3日に留萌線で
運転されることが予定されている。1日1往復だが、機関車のサイドにラインを入れたり、特別
装飾をする。
ちなみに平成12年上半期の運転予定は
1月8日〜3月20日間のうち56日、釧網本線 釧路〜標茶間 「SL冬の湿原号」
4月29日〜8月27日間のうち64日、留萌本線 深川〜留萌間 「SLすずらん号」

宗谷北線運輸営業所
イメージソング発売

(11.11.8)
宗谷本線の名寄〜稚内を管轄する「JR北海道宗谷北線運輸営業所」が、イメージソング
を作成、販売されている。タイトルは「宗谷北線」、同営業所や名寄〜稚内間の有人駅で
1枚1000円で販売している(限定1000枚)。
また、同営業所の駅に列車が到着するとイメージソングが流れる。

自動車部門分割

(11.10.29)
JR北海道が管理・運行している自動車部門(バス路線)が、平成12年4月1日から同社
新子会社「ジェイ・アール北海道バス株式会社(平成11年11月1日設立)」に引き継がれる
ことになった。本島3社(JR東日本・東海・西日本)の自動車部門は分割民営化の際、分社化
されたが、3島会社(JR北海道・四国・九州)は鉄道・自動車一体で経営されていた。
この分社化による路線の廃止等は現在の所無い予定

宗谷北線運輸営業所
シンボルマーク登場

(11.10.29)
宗谷本線の北側(名寄〜稚内間)を管轄する宗谷北線運輸営業所では、営業所の
シンボルマークを作成し、11月中旬頃に同営業所の車両(キハ54)に描かれること
になった。

「SL冬の湿原号運転」

(11.10.15)
「すずらん号」として深川〜留萌間で運転されていた「C11 171」が、同機関車の保存地
だった標茶で「SL冬の湿原号」として運転されることになった。運転予定は下記の通り。

運転区間・・・釧路〜標茶間(釧網本線)
時刻・・・・・・釧路発(10:54)→標茶着(12:19)
        標茶発(13:42)→釧路着(15:07)
運転日・・・・平成12年1月8〜10・15・16・22・23・29・30日
              2月1〜29日
              3月1〜6・9〜20日

JR北海道ホームページ一新

(11.10.10)
今月よりJR北海道のホームページが新しくなり、アドレスが変更になった。
ホームページを一新するのに800万円の経費がかかったらしいが、以前より
かなり見やすくなっている。
JR北海道ホームページアドレス・・・http://www.jrhokkaido.co.jp
JR北海道メールアドレス・・・jrhokkaido@jrhokkaido.co.jp

平成11年11月11日
「すずらん」「ぽっぽや」運転

(11.10.4)
11月3日で運転終了予定のSL「すずらん号」と、11月末まで土日祝日運転の「ぽっぽや号」が
平成11年11月11日に1並び記念として特別運転される。両者の出発時間も11時11分!

「すずらん号」は深川〜留萌間の運転で、ドラマの撮影地「恵比島駅」ではドラマ「すずらん」
主役の遠野凪子さんを迎えたり、停車各駅でもイベントを予定している。(全席指定)
また、「C11 171」のナンバープレートを「C11 111」に変更し運転される。

一方、「ぽっぽや号」は滝川〜新得間の運転で、映画の撮影地「幾寅駅」では高倉健さんに
ふんした駅員が列車を出迎える。(全席自由)

また1並びを記念して、「すずらん・ぽっぽや号」のオレンジカード(2枚1組2000円)を
限定1万セット。「すずらん・ぽっぽや号」に関係する駅硬券入場券(7枚1組1100円)を
1500セット限定。それぞれ「留萌・富良野・深川・旭川・札幌駅」で発売される。

手稲駅仮駅舎開業

(11.10.1)
手稲駅では2002年の完成を目指し、橋上駅舎化の工事を進めているが、10月1日仮駅舎が
開業した。今までは同一方向の列車(快速から普通など)に乗り換える場合跨線橋を使用
しなければならなかったが、仮駅舎開業により同一ホームでの乗り換えが可能になった。

札幌駅南口広場地下街
「アピア」オープン

(11.10.1)
増改修が進められていた札幌駅南口地下街が完成し、10月1日に札幌駅南口広場地下街
「アピア」がオープンした。札幌駅地下街は新地下街をあわせて2万9810平方メートルの
面積となり、12店舗増えた115店舗が並んでいる。

宗谷本線新特急の愛称決定

(11.9.29)
平成12年春、札幌〜稚内間に新しい特急が登場するが愛称が決定された

新製261系を使用した特急・・・「スーパー宗谷」
183系使用の昼行特急・・・・・・・・・・・「サロベツ」
夜行特急・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「利尻」

現在急行として運転されている「宗谷・サロベツ・利尻・礼文」のうち「礼文」の名称のみ
消えることになった。

「チケット駅伝・北海道」
第2弾

(11.9.24)
平成10年10月10日から3年間をかけて発売される、「チケット駅伝・北海道」だが、
第2弾が平成11年11月11日に発売される。
詳しい内容・申し込みは、こちらをご覧下さい

特急「オホーツク」
くつろぎサロンカー連結

(11.9.24)
特急「オホーツク」(札幌〜網走)2・7号に、「くつろぎサロンカー」を連結することになった。
運転日
2号(網走6:23発−札幌11:42着)  9月2日〜11月1日、11月4日〜30日
7号(札幌17:15発−網走22:37着) 9月1日〜10月31日、11月3日〜29日

JR北海道 2000年対策

(11.9.24)
JR北海道は、2000年問題で1999年12月31日の下り急行「はまなす」を蟹田駅で停車させ、
1999年から2000年に日付が変わってからトンネルに入ることを予定している。
(この列車はダイヤ通りだとトンネル内で日付が変わるため)

日本最東端の駅
東根室駅に標柱

(11.9.22)
2000年の初日の出を見ようという人たちから注目を集めている、日本最東端の駅
根室本線「東根室」駅で、このほどイチイの木を使用した”標柱”が建てられた。
高さ3.5m・直径0.6mで表に「日本最東端の駅ひがしねむろ」、裏に「日本最東端
東根室」と書かれている。
根室駅では7月に「日本最東端の駅」オレンジカードを限定1000枚販売したところ、
1ヶ月で完売するほどの人気となった。同駅では人気に応え、さらに1000枚増刷
し、10月1日から発売する。台紙付きで1枚1000円。問い合わせは根室駅へ・・・

日高本線
お座敷列車運転

(11.9.15)
11月13日に、日高本線イメージソングを作詞作曲した元「ふきのとう」メンバー
山木康世氏によるコンサート列車が運転される。
苫小牧10:35を出発し、様似で1時間停車後17:53に苫小牧に戻る予定。
2両編成で定員56名だが、すでに山木氏のファンらで満席となっている。

9月1日より
「とかちキャンペーン」を実施

(11.9.3)
今年で4回目となる、「とかちキャンペーン」。十勝地方への観光客誘致のため、
十勝圏観光客誘致促進協議会・JR北海道とが3ヶ月わたってキャンペーンを展開する。

今回のキャンペーンでは、映画「鉄道員(ぽっぽや)」で使用された車両を利用して
運行されている、快速「ぽっぽや」号が10・11月は区間延長運転(現在 富良野〜落合間)
され、滝川〜新得間で土・日、祝日に運転される。
また、十勝の観光地を巡るバス「秋とかち大満足周遊バス」も2往復運転される。
運賃は1000円。ただし、10月24日まで・・・

帯広駅前でも十勝の味覚を楽しめるイベントが行われる。

721系客室仕切ドアの改良

(11.9.3)
721系は昭和63年から製造された車両。この車両は3扉車で、防寒対策として
客室が前後に分かれており、扉で仕切られている。問題は、この客室を仕切るドアで、
通勤車両として利用するので、幅広両開きのドアが使用され、閉める際に大きな音が
でてしまう。このため、利用者からの苦情が寄せられていた。
平成2年から、扉と扉が当たる部分にスポンジを付けたりして対策をしていたが、
さらなる研究の上、新しい装置(取り付け・取り扱いが簡単、バネで自動的に閉まり
閉まる速度の調節も可)を開発した。
8月26日から1両(8つの扉)を改造し、この装置を取り付けデータ収集している。
ドアの開閉音はなくなったが、1扉あたり10万の改造費がかかり、1両で80万
というコストが今後の課題だという。

「札幌・函館得割きっぷ」
発売期間延長

(11.9.1)
7月1日から夏休み期間のみ発売の「札幌・函館得割きっぷ」だが、好評により
12月20日まで発売期間延長になる。
この切符は、乗車列車指定だが、札幌〜函館間 通常往復17180円(通常期)が
10000円というもの。(もちろん普通車指定席)
乗車指定列車は下記の通り
札幌発 7:00 スーパー北斗2号 函館発 7:11 スーパー北斗1号
7:35 北斗4号 17:14 北斗17号
18:11 北斗20号 18:25 北斗19号
19:16 スーパー北斗22号 19:23 スーパー北斗21号

JR北海道内のトクトクきっぷ
変更可能に

(11.8.26)
10月1日より、都市間割引切符「Sきっぷ(自由席)」や「Rきっぷ(指定席)」で、追加料金
を払えば、指定席・グリーン席・寝台への変更を可能にする。
追加料金は、自由席→指定席は510円(通常期)、グリーン席は100kmまでだと1240円、
寝台が6300円。設備の違いによる差額を支払うことによって、変更が可能になる。

なお、道内6区間に設定されている「特定特急料金」(札幌〜旭川間など)は、廃止される。

新設・値下げ・廃止の各種割引きっぷはこちら

JR北海道特急料金値下げ

(11.8.26)
10月1日より、道内150km以下の特急料金を値下げする。
25km以下の指定席特急券が1240円(通常期)が、820円(通常期)になるなど、
30円〜420円の値下げとなる。
ただし、他のJR線にまたがっての乗車、151km以上の特急料金は従来通り。
25キロまで 50キロまで 100キロまで 150キロまで
自由席特急券 310円 600円 1100円 1750円
指定席特急券 820円 1100円 1610円 2260円
指定席特急料金は通常期のもの

「日高ポニー」号期間延長運転

(11.8.23)
7月24日から8月14日まで毎週土曜日に運転されていた「日高ポニー」号だが、
好評のため9月5・12・15日にも運転されることが決まった。
「日高ポニー」号は、苫小牧〜静内間の運転で、見どころでは20〜30kmに速度を
落としくれるので、太平洋や牧場をゆっくり望むことが出来る。

北海道電化30周年ツアー

(11.8.20)
小樽〜旭川間が全線電化されてから、10月で30周年を迎える。
これを記念してJR北海道は、10月1日東京出発の記念ツアー参加者の募集をしている。
このツアーの内容は、711系試作車(N901編成)、ED76-551(旧514号機)牽引の
客車列車、SLすずらんの試乗の他、札幌運転所での撮影会・部品即売会を
予定している。 2泊3日(うち車中1泊)の行程で、大人42800円

詳しくは下記のホームページへ
北海道電化30周年記念スペシャルツアー

平成12年3月ダイヤ改正による
宗谷本線関連

(11.8.17)
現在、キハ400系で運行されている札幌〜稚内間、急行「宗谷・サロベツ・利尻」と、
キハ54型で運行している旭川〜稚内間の急行「礼文」だが、平成12年3月のダイヤ
改正より、新型キハ261系(4両編成)と183系により特急運転されることになった。
列車名称は決まっていないが、ダイヤは下記の通りである。
札幌発  8:30 261系で運転
12:20 183系で運転
17:20 261系で運転
22:30 183系で運転
稚内発  7:40 261系で運転
13:45 183系で運転
16:50 261系で運転
22:00 183系で運転
これによって、すべての列車が札幌〜稚内間の運転となり、最速の列車では
4時間58分で札幌〜稚内を結ぶ予定。
また、道内の定期急行列車は夜行急行「はまなす」(青森〜札幌)のみとなる。
活躍するキハ400系の姿を見るなら早いほうがよいだろう・・・

復活 急行「天北」?

(11.8.17)
復活といっても、リバイバルトレインとしての臨時列車で、8月29〜30日に運転される。
編成は、DE10に14系客車となる予定。

急行「天北」・・・札幌〜稚内を天北線(音威子府〜南稚内)経由で結んでいた客車急行列車。
平成元年4月30日、天北線の廃線とともに急行「天北」は廃止された。

札沼線一部高架化

(11.8.17)
8月22日から札沼線(学園都市線)の新川〜新琴似間が高架化される。
ただし、単線による暫定運用。

日高本線イメージソング

(11.8.23)
8月11日に日高本線のイメージソングが完成した。同線の有人駅や、
臨時列車「日高ポニー」号で流されている。

このイメージソングはタイトルが「ようこそ春の日日高路」。
「白い冬」などのヒット曲で知られている、札幌出身の元「ふきのとう」のメンバー
山木康世氏が作詞作曲した。

レール散水車

(11.8.23)
ニュースでも報じられているが、今年の北海道の気象は異状で、あまりの暑さにレールの
歪みが懸念されている。これを防止するため保線員がバケツでレールに水をかけていたが、
徒歩での作業のため、8月4日に50本、8日には81本が運休することになってしまった。
作業効率改善のため考えられたのが、201系を使用した散水車。この車両の登場によって
運休する列車が減ったという。

この散水車は、800リットルの水入り燃料タンクからホースでレールに水をまく方法で、
車内には、ドラム缶26本(200リットル/本)と、ポリタン120個(20リットル/個)
の計7600リットルが補給水として用意されている。
ちなみに、JR北海道のレールは、厳寒期を基準にレールの隙間を設定しているため、
本州などレールの隙間に比べ5ミリほど狭くなっている。
(JR北海道のレール温度設定は、氷点下30度から+52度に設定している
猛暑の時にはレール温度が55〜60度にもなったという)

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