☆NO78 ヨハネの黙示録、第一章 (球体の秘密)
ヨハネはこう書いています。私は、主の日に御霊を感じ、私の後ろにラッパのような大きな声を聞いた。
その声はこう言った。「あなたの見ることを巻物にしるして、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモ、サルデス、フィラデルフィア、ラオデキヤに送りなさい。」
そこで私は、私に語り掛ける声を見ようとして振り向いた。振り向くと、七つの金の燭台が見えた。
それらの燭台の真ん中には、足までたれた衣を着て、胸に金の帯を締めた、人の子のような方が見えた。
その頭と髪の毛は、白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は、燃える炎のようであった。
その足は、炉で精錬されて光り輝く真鍮のようであり、その声は大水の音のようであった。
また、右手に七つの星を持ち、口からは鋭い両刃の剣が出ており、顔は強く照り輝く太陽のようであった。
それで私は、この方を見た時、その足元に倒れて死人のようになった。しかし彼は右手を私の上に置いてこう言われた。
「恐れるな。わたしは、最初であり、最後であり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ。いつまでも生きている。
また、死とハデスのかぎを持っている。
そこで、あなたの見たこと、今ある事、その後に起こる事を書き記せ。
わたしの右の手の中に見えた七つの星を、七つの金の燭台について、その秘められた意味を言えば、七つの星は七つの教会のみ使いたち、七つの燭台は七つの教会である。
2023年7月 キャンバス 910ミリ×1167ミリ
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