☆NO52、マリヤの婚礼(一緒に住む)
この絵はマリヤの物語に基づいた絵です。彼女は年老いたラビに井戸の行く途中で会いました。
彼に詰問され、マリヤは両親が家に帰ってくるまで苦しみました。そして、彼女は何度も何度も祈りました。
神は「ヨセフは来る」と彼女に答えました。しかし、神は彼がここに来る理由を教えてくれませんでした。
それで、彼女の両親は、娘マリヤの結婚のため最善の方法を取ることに決めました。
実際、この問題を解決するには他に選択の余地はありませんでした。
マリヤの人生は結婚式の成功か否かにかかっていました。だから、マリヤの母親は彼女に一番美しい服を着せ、良い夕食を準備しました。
そして、彼らはヨセフの来るのをひたすら待ちました。
さて、ヨセフはマリヤの家を訪れるのは簡単ではありませんでした。なぜなら、彼の父親は先月彼女と縁を切ったからです。
しかし、主の天使が夢の中で彼に現れ こう言いました。「ダビデの子ヨセフ」それを聞いたとき、その言葉は彼の心の奥深くまで届き、この呼びかけがどんな意味を持っているのかを考えた。
そしてすぐに、彼の先祖であるダビデ王の罪を思い起こした。彼は主に対して姦淫の罪を犯した。さらに、バテシバの夫であるヘテ人ウリヤを敵の剣で死なせ、その罪を公にしないように隠したのだ。
また、この行いによって、ダビデは主の敵に神を冒涜する大きな機会を与えたので、生まれた子供はすぐに死んだ。
しかし彼はナタンに告げられて罪を悔い改め、「私は主に対して罪を犯しました 」と言った。
ナタンはダビデに言った。「主もあなたの罪を取り除かれた。だから、あなたは死ぬことはない。」しかしヨセフは、ダビデの罪は代々の子孫にも及ぶと考えた。
また、マリヤは姦淫の子を産んだバテシバではないかと考えた。もしそうなら、その子はすぐに死ぬだろう。彼は震え上がって神に祈った。
すると、主の御使いがこう答えた。「恐れることはない、マリヤに宿るのは聖霊によるものだからである。そして、彼女は男の子を産み、あなたはその名をイエスと呼びなさい。」
そこで彼は、マリヤの家があるナザレに行くことを決意し、父ダビデの罪の重荷を背負った。
だから、マリヤの家を訪ねたのは、きっと彼の確信だったのだろう。そして6日間の旅を終えて、彼は戸をたたき、マリヤの家に入った。
しかし、案の定、部屋は重苦しい空気で満たされていました。
彼はすぐにこの緊張をほぐす必要があると感じて、初めの挨拶は冗談を言うことにしました。それは素晴らしいアイデアでした。
しかし、彼は真面目な人間です。彼は普段は決して冗談を言わない人でした。次に何が起こったのか?
申し訳ありませんが、マリヤはそのことについて詳しく語ってはくれませんでした。そこで、私はマリヤの話からこんな寸劇を作ってみました。
ヨセフは彼らに思い切って言いました。「こんばんは、私はヨセフです。私はパンの家の国から来ました。」
(ベツレヘムはヘブライ語でパンの家を意味します。)
ところが、マリヤはこのヨセフの冗談が全く通じませんでした。なぜなら、彼らは当時お互いに異なる言語を使ったからです。
(ガリラヤはアラム語を使用し、ベツレヘムはヘブライ語を使用していました。)
そのため、マリヤは彼の言葉をよく聞き取れなかったし、その場で理解することもできませんでした。
だから彼女は直ぐにこう聞き返しました。「ごめんなさい。今なんとおっしゃったの? あなたはパンクした家から逃げて来たのですか?」
ヨセフは本当に混乱して言い直しました。「いいえ、決してそんなことはありません!一生分のパンをあげようって意味だよ。」
今度はマリヤに意味が伝わりました。だから、彼女は喜びのために飛び跳ね叫びました。
「そうよ!ヨセフ! 世界を打ち破って、一緒に生きましょう!」
ヨセフも思わずマリヤの手を握り締めて、一緒に叫びました。
「そうだ、マリヤ!そうだ!私たちは生きている、共に生きるのです。」
マリヤも興奮して叫びました。「そうよ!ヨセフ。一緒に暮らすの。早く出発しましょう。」
それを聞いて、マリヤの母親は祈り、こう言いました。
「ああ、私の子供たち、神のご加護がありますように。」
そしてヨセフは両親に言いました。
「マリヤの父さん母さん。男はやらなければならないものは、やるものですよ。そうでしょ。」マリヤの父は迅速に答えました。
「良く言った、息子よ。さあ乾杯だ! 君は見る目がある。」
この瞬間、ヨセフは父祖ダビデの罪を赦しました。
何故なら、マリヤは美しかったからです。とっても!
マリヤ 君の瞳に乾杯! アーメン
キャンバス。983ミリ×1240ミリ 2019年9月
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