☆NO50、マリヤの胸の高鳴り(マリヤ溺れる)
マリヤとヨセフはヨルダン川の浅瀬で水遊びに興じていました。ところがヨセフが目をそらした隙に、マリヤは石の上で滑って、川の深みに落ちてしまいました。
そして、彼女は川に流されてしまいました。この出来事はヨセフを動揺させました。
彼は泳ぎができませんでしたが、すぐに彼女を助けようとし、勇敢にも川に飛び込みました。
すぐに大水が彼を四方から飲み込もうとしました。彼は叫びました。私の救いの神よ、私を見捨てないでください。
その瞬間、天使が空から二人の近くに遣わされ、二人を大水から引き挙げました。
ヨセフは天使を見ませんでしたし、自分が泳げないことも忘れていました。それほど、彼はこの出来事に動揺していたからである。
マリヤは、一瞬何が起こったのか理解できませんでした。彼女はいきなり放り出され、そして水に沈みました。その瞬間、からだが軽くなり、快適に感じました。
彼女は正面に光を見て、天国に行くと思いました。彼女を怖がらせるものは何もなかった。彼女は今、彼女の幸せの頂上にいます。そして、彼女は意識を失いました。
天使は二人を浅瀬に連れて行き、そこに置いた。ヨセフは落ち着くと、彼女を川辺に引っ張りモーセのように、できるだけ早く彼女とイエスを水から引き上げました。
そして、彼は大声で彼女の名前を呼び、頬を叩いて、何度も抱きしめました。すぐにマリヤは赤ん坊が彼女のお腹を蹴るので目が覚めました。
そしてヨセフが歓声を上げるのが聞こえました。マリヤは彼に言いました。
「あなたは私たちを助けてくれたのね。」ヨセフは喜んで答えました。「ええ、私はあなたたちを助けました。」そして尋ねました。
「大丈夫ですか?」マリヤは答えました。「私は大丈夫です、あなたは本当に私の愛する人です。」
次の瞬間、彼女は赤ん坊が再び彼女の中から、彼女のお腹を蹴ったと感じました。
彼女は思わず叫びました。「あなた、お腹の赤ん坊もあなたに感謝しているわ。」ヨセフは言いました。
「私もうれしいです。ところで 喉が渇いていたようですが、水は飲みましたか?」マリヤは答えました。「ええ、少し。」
すると、ヨセフは、彼女をからかい尋ねました。 「味は何でしたか?」マリヤは答えました。「ここの水は甘い天国の味だったわ。」
それを聞くと、ヨセフは真剣になって彼女に言いました。
「それは凄いことだ。あなたは天国を見た。だから、私は将来多くの人々が天国に行くためにここに来ると思います。」 彼の予測は確かに正しかった。
約30年後、イエスはここに来て、バプテスマのヨハネに会いました。そして、イエスは彼に尋ねました。「私はあなたと一緒に水に入れるでしょうか?」
しかし、ヨハネはイエスにそうさせまいとして、言いました。「私こそ、あなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたが、私のところにおいでになるのですか。」
ところが、イエスは彼にこう言いました。「今はそうさせてもらいたい。というのも、私がまだ母親の胎内にいたとき、彼女の心臓が高まるのを聞いて喜びのために飛び跳ねたのです。
そして、あなたも母親の胎内にいたとき同じ経験をしています。ですからすべての正しいことをするのは、私たちにふさわしいのです。
そして、それ故に、私はこの思い出の場所から、私の宣教を開始したいのです。」
その言葉を聞いた時、ヨハネは母親の胎内にいたときの彼の古い記憶が蘇り、彼は母親の声を思い出しました。
マリヤがイエスを身ごもって、ヨハネの母親のエリザベツを訪ねた時、彼女は言いました。
「本当に、あなたの挨拶の声が私の耳にはいったとき、私の胎内で子供が喜んで踊りました。」そして、ヨハネはイエスの言った意味を理解しました。
イエスが水から上がってきた時、天は彼に開かれ、神の御霊が鳩のように降りてきて、自分の上に留まるのを見ました。
そして天からこう告げる声が聞こえました。「これは私の愛する子です。 私は喜んでいます。」
これはヨセフとマリヤの物語の絵です。そして「マリヤの胸の高鳴り」は、ヨルダン川で聖ヨハネからバプテスマを受けたイエスの隠された原因を表し、ヨセフとマリヤがイエスの誕生のために母の胎内にいたイエスご自身から洗礼を受けたことを表している。
ここまで、導いて頂いた主に感謝します。アーメン。
キャンバス1167ミリ×910ミリ 2019年5月
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