☆NO41、授乳のマリヤ (あなたは誰?)。
私は風景、肖像画、宗教的なテーマを取り入れた絵を描きました。
まず背景には水が岩の間を流れ、空は血のようなワインレッドに見えます。
絵画の真中にマリヤがいます。彼女は象徴であるユリの花と共にこの絵の主人公です。
そして、彼女の息子イエスは主要な宗教的テーマです。
ヨハネはその手紙の中で言いました。「このイエス、キリストは、水と血とによって来られた方です。証するものが天に三つあります。父と言葉と精霊です。」
彼は、言葉はイエス自身を意味すると言っていますから、(ヨハネの福音書第1章14節)これは現在でいう三位一体のことです。
一世紀当時、人々はイエス・キリストは誰であるかと議論をしました。
しかし、パウロはこう言いました。「果てしのない空想話と系図に、心を奪われたりしないように命じてください。
そのようなものは論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。」
確かにパウロはイエスの教義を除いて、彼に興味を持っていませんでした。
しかし、ヨハネはヘブライ人への手紙の中でこう言いました。
「そこで子たちはみな血と肉を持っているので、主もまた同じようにこれらのものをお持ちになりました。」
その上で、私はマリヤを言葉で描いてみました。
彼女はイエスに言いました。「あなたは誰ですか?坊や。大丈夫、私はあなたを知っています。
世界はあなたが人間の子であるのか、神の子であるのか議論しています。しかし、あなたは私の子に違いありません。だから今、私はあなたに私の甘いおっぱいを与えます。」
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(50号キャンバス1167ミリ×910ミリ)2018年3月
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