i-miveで日光まで行ってきました。

by Futaro

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最初の充電スポットは道の駅くろほね、やまびこ。
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清滝からいろは坂に入る手前でトイレ休憩。見上げるいろは坂には雲がかかって、肌寒かった。
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中禅寺湖から流れる川べりは新緑が美しい。 ☆☆
明智平の曇り空。ロープウエイのゴンドラを見るのは久しぶり。


 2019年5月17日。天気がいいので、新緑を見に、日光へ行ってきました。
風景写真を撮っていたころは、日光へはこの時期、何度も行っていましたが、絵に転向してからはずいぶんと御無沙汰していました。
高速を使わなければ、我が家からは熊谷経由で50号を使って桐生市から122号で清滝まで行っていました。今回は全てナビ任せにしたら、太田市や桐生市の市街を避けて17号から上武道路を経て大間々に抜けるルートをとったようです。
この道はなかなか快適で、70キロくらいで渋滞なく走ることが出来ました。
目指す急速充電器はどのポイントでもだいたい一個しか置いてないので、いつも先客がいないか心配です。前回、道の駅めぬまでは丁度バラが咲いている時期だったので、すでに駐車場も満杯でリーフ〈旧型)が止まっていました。
この時は、自宅まで十分帰れる距離だったので、パスしましたが、今回はここ以外に充電器がないので、ちょっと心配でしたが平日ということもあり空いていたので大丈夫でした。
 ここで、充電時間を利用してざるそばを食べました。(味は普通。700円)ここを出て、気が付いたのはそのすぐ隣がファミマで、急速充電器が設置してありました。おそらく、日光方面への利用客が多いためかと思われます。
自宅で満充電して、残り4目盛くらいでしたが、毎度のことですが30分充電だと8目盛くらまでしか充電されません。それでも110キロの表示がでたので、まず明智平までは問題ない筈です。
渡良瀬川沿いの122号は適度の勾配があってEVには恰好のドライブコースです。時折大型車が通行するくらいで交通量も少ないです。思いっきり飛ばしていたら清滝に着いた頃には残が40キロになっていました。
所が、いろは坂を上りはじめるとあれよあれよと減り始め、急コーナーでのアクセルベタ踏みが出来なくなりました。
これはちょっと、想定外。普通に明智平まで登ったら、残は9キロになっていました。
予定では竜頭の滝あたりまでと、考えていたのを急遽変更して、そのまま、第二ポイントの日光道の駅にすぐ行くことになりました。
そこまでは25キロあって、平地計算なら途中で電欠は必至ですが、そこがEVの頼もしいところで、この車は自前のバッテリーの他現在自分の居る位置エネルギーを動力として使えるのです。本当に、これは一度経験するとたまらなく魅力的なエネルギーです。
なにしろ、今まで使ってしまったエネルギーを回収して使えるのですから、ガソリン車では考えられない究極のエコといえるでしょう。
 第二いろは坂を下りはじめると回生ブレーキのおかげでどんどん航続距離が伸びて行きます。今市の道の駅まではずっと下りだったので、充電スポットに着いた時には残量は35キロまで回復していました。
日光道の駅の充電器は、ちょっと初めてだとわかりずらくて、メインの駐車場ではなく、その隣の狭い駐車場の一番奥にありました。
私も最初見つからなくて、手前の観光スポットに充電器があったので、そこまでもどったら、そこのはたまにある現金のみの充電器(30分500円)なので、もう少し先の三菱まで行こうと思ってさっきの道の駅を通りすぎてやっと看板に気が付きました。
今市市にはコンビニにも充電器が何個もあるので、このエリアまで辿りつけば、どこかで充電できるますが、日光での充電スポットはここしかありません。
ここですでに午後3時になっていたので、たいして観光もせず、そのままUターンとなりました。時間があれば、この通りはかなりの観光スポットで外人もたくさん見かけました。
 帰りは、下りなので電費もきにせず、ガンガン飛ばしましたが、後輪駆動のi-miveは運転感覚がラルゴに似ていて運転していると軽であることを忘れてしまいます。
もっとも、いろは坂を下って来たときは、さすがにエンジンを車体中央に搭載して前後重量配分が50対50のラルゴが勝っていて、独楽のようにクルクル回る回頭性には 叶いません。
しかし、重いバッテリーを床下に敷いてあるせいで、前輪駆動車のようにカーブで頭が振られることもなく実にどっしりとした重量感はたいしたものでした。
最後にくろほねやまびこで充電して帰路につきました。これもナビ任せにしたところ、行とは違う経路で50号に出て、途中407号にはいり太田市を通って熊谷経由で帰ってきました。
 総走行距離は298キロでした。新型リーフ(40kwh)なら一回充電ですし、Eプラスなら無充電で行ける距離ですが、今回、これだけの距離を一日走って気がついたのは、殆ど疲れなかったということです。
これは、当然、強制的に充電タイムが1時間半あったわけですから、当然といえば、当然ですが、それ以外には、エンジン音がないということも多少影響してるかもしれません。
特に山道でのエンジン音はどうしても車も頑張っているんだ、という風に聞こえてしまって、それが長時間だと精神的疲労に繋がるのかもしれません。
その点、EVはロードノイズ以外は加速時のウイーンという新幹線のようなモーター音と風切り音しか聞こえません。窓を開ければ周囲の鳥の声やせせらぎの音も聞こえます。
そうした自然との一体感が疲労の軽減にも繋がっていたように思えます。
2019年5月17日。 ☆

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