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ぱる出版:1,470円(税込)
ISBN: 4827201455 (2005/03)
おすすめランク★★★★☆
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先週、広島市内を徘徊中に見つけた一冊。
紀伊国屋広島店のビジネス書のコーナーに平積みになっていた。
この人の名前を本屋で見つけると買わずにはいられない。
気が付いたらレジに並んでいた。
これまでの氏の著作の集大成というか、ピックアップしたものを集めたという表現が良いのかはわからないが、システム手帳の使いこなし方がわかりやすく解説されている一冊だと思った。
大きい括りから、小さい括りへ落としていくスケジュール管理のやり方や、一件一枚のリフィル使用、優先順位付けしたTODO管理や使用済みリフィルの整理方法など、手帳の技術の一連のフローは網羅されていると思う。
今回の本で、目新しく感じられたことは、リフィルは原則市販のリフィル、そして合うものがないときに限り自作リフィルという意見である。
わたしも以前から感じていたのだが、市販のリフィルの薄くてかつ上質の紙質は、自作ではなかなか再現しずらいところがあると思う。
ある程度の書き味や裏移り防止を考えると、どうしても紙が厚くなってしまう。
わたしの場合、いつからか割り切って方眼リフィルを活用するようになり、その使いやすさにはまってしまった。
この自作リフィルは、お菓子作りに似て、その作業工程が楽しいという部分もあるが、わたしは市販リフィル派なので、なるほどと思いながら読んだ。
今流行の夢ノートの部分もきちっと押さえているし、これからの仕事や学校のスタートシーズンにシステム手帳を使ってみようかなと思われている方にはちょうどよい一冊だと思う。
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