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 32   【手帳術】ここで差がつくメモ術・手帳術 大勝 文仁
UPDATE:
2005/07/10 (Sun) 
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こう書房:1,365円(税込)
ISBN: 4769608675   (2005/06)
おすすめランク★★★★★
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先にこのコーナーでも紹介している「差をつけるメモ術・手帳術」の改訂版。
3週間くらい前に、紀伊国屋の新宿南店で購入していたのだが、積読状態だった。
ちょうど車の12カ月点検があり、待ち時間が一時間ということだったので、車屋にこの本を持っていった。
待ち時間にちょうど読むことができたので、そんなに重たい内容ではないと思う。
 
紀伊国屋で見つけたときに、前回とあまり変わっていないような気がしてチョッと迷ったがやっぱり購入。
旧版と比較しながら読んだわけではないが、たぶん、内容に大きな変化はないと思う。
ただ、旧版のいい部分は、多分に本書に引き継がれている。
 
旧版の紹介でも書いたが、手帳の使い方に一工夫したい時、何から手を付けてわからない場合に本書は参考になるのではと思う。
構成上、最初から順を追って読まなくても、ポイントごとに内容が完結しているので、目次で気になるところをピックアップして読むという使い方もある。
 
内容は、本屋さんで手にしていただければと思うが、わたしの使い方と同じ方法がいくつか掲載されていたので、その中の一つを紹介したい。
 
メモの活用の一つなのだが、電話をかける前に、予めこちらが話すことや聞きたい事をメモに整理して、それを読みながら電話をかけるという方法である。
旅行に行く場合だと、ホテルや旅館に値段や料理の内容、温泉の状況など聞きたいことを順番にメモに書いておく。
 
電話をかけるときは、そのメモを見ながら相手の回答を行間に書き込んでいく。
こうすると当然聞きモレが防げるばかりでなく、次回、また同様の電話をかける場合、前回のメモを確認すれば、何をその時に聞いたかは一目瞭然。
聞くべき事を、漏らす確率も大きく減少する。
 
プライベートの例をもって紹介したが、当然、仕事の場合でもこの方法は実践している。
わたしの場合、仕事では照会の電話をかけることが多いが、このメモは仕事用のノートに書くようにしている。
照会後、必要があれば、そのノートのページをコピーしてチーム内で供覧に付したりしている。
 
職人の世界に「準備八割」という言葉があるが、電話をかける場合も、この経験則は当てはまるのではと思う。
この電話の場合の準備ツールがメモである。



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