今回はモノでなく雑誌。
写真の雑誌はBegin2001年12月号だ。
この雑誌でわたしはホワイトハウスコックスのことをはじめて知った。
Beginは、たまに買う雑誌の一つである。
「革」とか「手帳」の見出しがあれば確実、それ以外のときは気が向いたらといった感じだ。
この号では
「なぜホワイトハウスコックスなのか?」
という特集があり、エイジングの醍醐味を存分に紹介していた。
これまで、わたしの頭の中で、革のエイジング(この表現もこの号の特集ではじめて目にした)といえば、BREEやヴィトンの持ち手のヌメ革の飴色に変化したもの程度の知識しかなかった。
そんなわたしがはじめて目にしたWHCである。ニュートンのエイジングを見て、「なんじゃこりゃー」の世界に浸ってしまった。
飽きの来ないデザインで、オマケに頑丈とある。決定的だったのは、ユナイテッドアローズの粟野氏が所有する10年選手の眼鏡ケースだった。
ウ〜ン、カッコいい。
実物をはじめて見たのは、銀座の松屋だった。
実際に手にとって見て、イメージ以上の魅力を感じた。
久々に出会った本物である。
じっくりと初ホワイトハウスコックスは何にするか悩み、三つ折ウオレットのニュートンをゲットした。(買ったのは伊勢丹ですが・・・。)
このBeginの特集はいまでもよく読み返している。
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