これまで、わたしが手帳用に使っていたペンは、いわゆるミリペンと呼ばれる、ペン先が０．１ミリのデザイン用のペンを使っている期間が長かった。

昔から見開きカレンダタイプの手帳を使っていたので、とにかく小さい字で書き込めるのが重宝していた。

このミリペン、書き味がわたしの筆跡に合っていたのか、手紙を書いたりするのにも気に入って使っていた。

 

その後、シグノなのどのゲルインキの細字が登場してからは、手帳用のペンはゲルインキに取ってかわられた。

ゲルインキのペンは、コレまでの油性や水性とは違った筆跡が楽しめたのが新鮮だった。

 

これらのペンは、全て１００円台で、それなりの書き味を楽しませてくれる優れものだと思う。

でも、文房具に興味を持ち始めると、自然な流れで、ペンも周りの人とは少しちがった個性のあるものが欲しくなった。

そんななか、色々なサイトをのぞいているとLamyなるドイツの筆記具はデザイン的にも魅力的で、価格もお手ごろとある。

 

調べれば調べるほど、ポリシーを持ったものづくりをしているメーカーのようだし、わたしの物欲は一気に燃え上がった。

 

このLamy、あるところにはたくさんあるのだが、近所の文具屋のようなところではなかなか入手しがたいのが、また物欲をそそる。

結局、最初の一本から４ヶ月半で５本のサファリを入手することになった。

最初は日記などの自宅デスク用だったが、最近は、仕事の日常的筆記具としてもサファリを使っている。

 

ペン先の固さ、インキの色、ペン自体のデザイン。

どれを取っても今一番のお気に入りのペンである。